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23.2.8. 例外処理の設定
Hibernate Search では、インデックス化プロセス中に例外の処理方法を設定できます。設定が指定されていない場合、デフォルトでは例外がログ出力に記録されます。以下のように例外ロギングメカニズムを明示的に宣言できます。
hibernate.search.error_handler = log
デフォルトの例外処理は、同期インデックスと非同期インデックスの両方で行われます。Hibernate Search では、デフォルトのエラー処理の実装を上書きする簡単なメカニズムを利用できます。
独自の実装を提供するには、
handle(ErrorContext context)
メソッドを提供する ErrorHandler
インターフェースを実装する必要があります。ErrorContext
プライマリー LuceneWork
インスタンス、基礎となる例外、およびプライマリー例外により処理できなかった後続の LuceneWork
インスタンスへの参照を提供します。
public interface ErrorContext { List<LuceneWork> getFailingOperations(); LuceneWork getOperationAtFault(); Throwable getThrowable(); boolean hasErrors(); }
このエラーハンドラーを Hibernate Search に登録するには、設定プロパティーで
ErrorHandler
実装の完全修飾クラス名を宣言する必要があります。
hibernate.search.error_handler = CustomerErrorHandler