Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat JBoss Enterprise Application Platform

10.8. デプロイされたコンテンツ用のカスタムディレクトリーの定義

JBoss EAP には、サーバーがデプロイされたコンテンツを格納するために使用する場所を定義するオプションがあります。

スタンドアロンモードでコンテンツをデプロイするカスタムディレクトリーの定義

デフォルトでは、スタンドアロンモードにデプロイされているコンテンツは EAP_HOME/standalone/data/content ディレクトリーに保存されます。

  • この場所を変更するには、サーバーの起動時に -Djboss.server.deploy.dir 引数を渡します。
    ./standalone.sh -Djboss.server.deploy.dir=/path/to/new_deployed_content
  • 選択する場所は JBoss EAP インスタンスすべてで一意になる必要があります。

注記
jboss.server.deploy.dir 管理コンソールまたは管理 CLI を使用してデプロイされたコンテンツの格納に使用されるディレクトリーを指定します。デプロイメントスキャナーによって監視されるカスタムデプロイメントディレクトリーを定義する場合は、「カスタムデプロイメントスキャナーの定義」 を参照してください。

ドメインモードでコンテンツをデプロイするカスタムディレクトリーの定義

デフォルトでは、ドメインモードにデプロイされたコンテンツは EAP_HOME/domain/data/content ディレクトリーに保存されます。

  • この場所を変更するには、ドメインの起動時に -Djboss.domain.deployment.dir 引数を渡します。
    ./domain.sh -Djboss.domain.deployment.dir=/path/to/new_deployed_content
  • 選択する場所は JBoss EAP インスタンスすべてで一意になる必要があります。