Red Hat Training
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第11章 サブシステムの設定
11.1. サブシステム設定の概要
はじめに
JBoss EAP 6 は簡単な設定を使用し、ドメインごとまたはスタンドアロンサーバーごとに 1 つの設定ファイルを使用します。ドメインモードでは、各ホストコントローラーにも個別のファイルが存在します。設定の変更は自動的に保持されるため、XML 設定ファイルは手動で編集しないでください。設定はスキャンされ、管理 API によって自動的に上書きされます。コマンドラインベースの管理 CLI および Web ベースの管理コンソールを使用すると、JBoss EAP 6 の各側面を設定できます。
JBoss EAP 6 は、モジュラークラスローディングの概念に基づいて構築されます。Platform が提供する各 API またはサービスはモジュールとして実装され、必要に応じてロードおよびアンロードされます。ほとんどのモジュールには、サブシステムと呼ばれる設定可能な要素が含まれています。サブシステム設定情報は、管理対象ドメインの場合は
EAP_HOME/domain/configuration/domain.xml
、スタンドアロンサーバーの場合は EAP_HOME/standalone/configuration/standalone.xml
に保存されます。サブシステムの多くには、以前のバージョンの JBoss EAP でデプロイメント記述子を介して設定された設定の詳細が含まれます。
サブシステム設定スキーマ
各サブシステムの設定は XML スキーマで定義されます。設定スキーマは、インストールの EAP_HOME/docs/schema/
ディレクトリーにあります。