スタートガイド
Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 6 向け
概要
第1章 はじめに
1.1. Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 6
1.2. Red Hat カスタマーポータルについて
- Red Hat エンタイトルメントやサポート契約の管理および維持。
- 正式サポートされたソフトウェアのダウンロード。
- 製品ドキュメントや Red Hat ナレッジベースの利用。
- グローバルサポートサービスへの連絡。
- Red Hat 製品のバグの登録。
1.3. Red Hat JBoss Developer Program について
1.4. Full Red Hat JBoss Commercial Program について
1.5. 詳細情報の見つけ方
第2章 前提条件
2.1. JBoss EAP 6 インストールの要件
JBoss EAP は、Red Hat JBoss Developer Program または Full Red Hat JBoss Commercial Program で取得できます。Red Hat JBoss Developer Program の詳細については、「Red Hat JBoss Developer Program について」を参照してください。Full Red Hat JBoss Commercial Program の詳細については、「Full Red Hat JBoss Commercial Program について」を参照してください。以下の手順は、両方の Program の前提条件を示しています。
一般的な要件
- サポート対象の設定を確認し、ご使用のシステムがサポートされるようにしてください (https://access.redhat.com/site/articles/111663を参照)。
- Red Hat カスタマーポータルでアカウントをセットアップし、Full Red Hat JBoss Commercial Program に参加している場合は、システムが Red Hat 発行のアップデートとエラータで更新されていることを確認してください。
ZIP またはインストーラーの要件
- インストールディレクトリーに管理権限を付与する必要があります。
- 選択した JDK が展開 (またはインストール) されていることを確認してください。展開およびインストール方法については、JDK のドキュメントを参照してください。
- Microsoft Windows Server では、JAVA_HOME および PATH 環境変数が設定されていることを確認します。設定されていないと、ショートカットが動作しません。
- Hewlett-Packard HP-UX では、
unzip
ユーティリティーがインストールされていることを確認します。
第3章 製品のダウンロードおよびインストール
3.1. JBoss EAP インストールの概要
- グラフィカルインストールプログラムを使用して JBoss EAP をインストールします。
- ZIP ファイルを使用して JBoss EAP をインストールします。
3.2. グラフィカルインストールプログラムを使用した JBoss EAP のダウンロードおよびインストール
3.2.1. JBoss EAP 6 Installation Program のダウンロード
JBoss EAP は、Red Hat JBoss Developer Program または Full Red Hat JBoss Commercial Program で取得できます。Program に応じて以下の手順を選択し、実行してください。
手順3.1 Full Red Hat JBoss Commercial Program でのカスタマーポータルからの JBoss EAP インストールプログラムのダウンロード
- ブラウザーを開き、カスタマーポータル (https://access.redhat.com) にログインします。
- Product Downloads リストで Red Hat JBoss Enterprise Application Platform をクリックします。
- Version ドロップダウンメニューから正しい JBoss EAP のバージョンを選択します。
- リストで Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 6.x.x Installer を見つけ、 オプションをクリックします。
- ディレクトリーに JAR ファイルを保存するよう促されます。ディレクトリーを選択し、ファイルを保存します。
手順3.2 Red Hat JBoss Developer Program での jboss.org からの JBoss EAP インストールプログラムのダウンロード
- ブラウザーを開き、URL http://www.jboss.org/products/eap にアクセスします。
- 現在の GA 出荷バージョンの製品向けインストールプログラムをダウンロードするには、ページの右側にあるボタンをクリックします。
- 次の手順に従って別のバージョン (最新のアルファまたはベータリリースおよび以前のバージョンの製品を含む) を選択します。
- ページの左側にある Download JBoss EAP リンクをクリックします。
- 適切な製品バージョンの Download 列以下の Installer リンクをクリックします。
- ディレクトリーに JAR ファイルを保存するよう促されます。ディレクトリーを選択し、ファイルを保存します。
JBoss EAP 6 インストールプログラム JAR ファイルが、ターゲットマシンに正しくダウンロードされます。
3.2.2. JBoss EAP インストールプログラムの実行
手順3.3 JBoss EAP インストールプログラムの実行
- ターミナルを開き、ダウンロードされたインストールプログラム JAR を含むディレクトリーに移動します。
- 以下のコマンドを入力します。
java -jar jboss-eap-6.x.x-installer.jar
- 以下の表の手順を実行します。
表3.1 JBoss EAP インストールプログラムの画面
画面の名前
|
表示されるタイミング
|
説明
|
---|---|---|
常時
|
インストールプログラムの言語を選択し、
をクリックします。
| |
常時
|
RED HAT JBOSS MIDDLEWARE の EULA。
「I accept the terms of this license agreement (ライセンス契約の内容に同意します)」を選択し、
をクリックします。
| |
常時
|
JBoss EAP のインストールパスを選択し、
をクリックします。新しいディレクトリーを作成するか、指定されたディレクトリーを置き換える (ディレクトリーが存在する場合) よう求められます。
| |
常時
|
インストールするパックを選択します。必須パックは選択解除できません。
| |
常時
|
管理ユーザーを作成し、パスワードを割り当てます。次に、
をクリックします。
| |
常時
|
クイックスタートサンプルをインストールします。
を選択し、インストールパスを選択します。次に、 をクリックします。
| |
クイックスタートサンプルのインストールを選択したとき
|
デフォルトの選択を維持して、デフォルトの Maven 設定を自動的に指定し、パブリックにホストされた Maven リポジトリーを使用します。次に、
をクリックします。
| |
常時
|
デフォルトのポートバインディングを保持し、
をクリックします。
| |
常時
|
インストールプロセスの完了時に任意の起動オプションを選択します。次に、
をクリックします。
| |
常時
| | |
常時
| | |
常時
|
選択を確認し、
をクリックします。
| |
常時
|
インストールが完了すると、
をクリックします。
| |
常時
|
処理が完了したら、
をクリックします。
| |
常時
|
デフォルト値を受け入れ、
をクリックします。
| |
常時
|
インストールが完了します。
|
インストールが完了し、ターゲットマシンに JBoss EAP 6 がインストールされます。
3.3. ZIP を使用した JBoss EAP のダウンロードおよびインストール
3.3.1. JBoss EAP 6 (ZIP インストール) のダウンロード
JBoss EAP は、Red Hat JBoss Developer Program または Full Red Hat JBoss Commercial Program で取得できます。Program に応じて以下の手順を選択し、実行してください。
手順3.4 Full Red Hat JBoss Commercial Program でのカスタマーポータルからの ZIP ファイルのダウンロード
- ブラウザーを開き、Red Hat カスタマーポータル (https://access.redhat.com) にログインします。
- Product Downloads リストで Red Hat JBoss Enterprise Application Platform をクリックします。
- Version ドロップダウンメニューから正しい JBoss EAP のバージョンを選択します。
- リストで Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 6.x.x を見つけ、 オプションをクリックします。
- ディレクトリーに ZIP ファイルを保存するよう促されます。ディレクトリーを選択し、ファイルを保存します。
手順3.5 Red Hat JBoss Developer Program での jboss.org からの ZIP ファイルのダウンロード
- Web ブラウザーを開き、URL http://www.jboss.org/products/eap/ にアクセスします。
- ページの左側にある Download JBoss EAP リンクをクリックします。
- 適切な製品バージョンの Download 列以下の ZIP リンクをクリックします。
- ディレクトリーに ZIP ファイルを保存するよう促されます。ディレクトリーを選択し、ファイルを保存します。
JBoss EAP 6 ZIP ファイルが、ターゲットマシンに正しくダウンロードされます。
3.3.2. JBoss EAP 6 のインストール (ZIP インストール)
ここでは、ダウンロードした ZIP ファイルを使用して JBoss EAP 6 をインストールする手順を説明します。
手順3.6 ZIP ファイルのインストール
ZIP アーカイブを希望の場所に移動します。
ZIP ファイルを、JBoss EAP 6 をインストールするサーバーとディレクトリーに移動します。サーバーを起動および停止するユーザーは、このディレクトリーへの読み書きアクセス許可を持っている必要があります。適切なアプリケーションを使用して ZIP アーカイブを希望の場所に展開します。
Red Hat Enterprise 環境では、unzip
ユーティリティーを使用して ZIP アーカイブの内容を抽出します。Microsoft Windows の環境では、ファイルを右クリックし、Extract All (すべて展開) を選択します。Hewlett-Packard HP-UX 環境では、unzip
ユーティリティーを使用して ZIP アーカイブの内容を展開します。
JBoss EAP 6 が正常にインストールされます。ZIP アーカイブを展開して作成されたディレクトリーは、サーバーの最上位ディレクトリーとなります。このディレクトリーの名前は、EAP_HOME/
となります。
3.4. クイックスタートコードサンプルのダウンロード
3.4.1. クイックスタートのダウンロード
JBoss EAP 6 には、ユーザーが Java EE 6 の技術を使用したアプリケーションの作成を簡単に開始できる包括的なクイックスタートコードのサンプルが含まれています。
手順3.7 Full Red Hat JBoss Commercial Program でのクイックスタートのダウンロード
- ブラウザーを開き、Red Hat カスタマーポータル (https://access.redhat.com) にログインします。
- Product Downloads リストで Red Hat JBoss Enterprise Application Platform をクリックします。
- Version ドロップダウンメニューから正しい JBoss EAP のバージョンを選択します。
- リストで Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 6.x.x Quickstarts を見つけ、 オプションをクリックします。
- ディレクトリーに ZIP ファイルを保存するよう促されます。ディレクトリーを選択し、ファイルを保存します。
- ディレクトリーにアーカイブを展開します。
手順3.8 Red Hat JBoss Developer Program でのクイックスタートのダウンロード
- Web ブラウザーを開き、URL http://www.jboss.org/products/eap/ にアクセスします。
- ページの左側のリンクをクリックして、製品ダウンロード情報を表示します。
- Download JBoss EAP 以下で、 リンクをクリックしてサンプルを含む Zip アーカイブをダウンロードします。
- ディレクトリーに ZIP ファイルを保存するよう促されます。ディレクトリーを選択し、ファイルを保存します。
- ディレクトリーにアーカイブを展開します。
第4章 インストール後の手順
4.1. 開発環境の設定
4.1.1. Red Hat JBoss Developer Studio のインストールの概要
4.1.2. Red Hat JBoss Developer Studio のダウンロード
4.1.3. Red Hat JBoss Developer Studio のインストール
- ターミナルを開き、ダウンロードされた
.jar
ファイルを含むディレクトリーに移動します。 - 次のコマンドを実行して GUI インストールプログラムを起動します。
java -jar jbdevstudio-build_version.jar
注記
または、.jar
ファイルをダブルクリックしてインストールプログラムを起動することもできます。 - I accept the terms of this license agreement を選択し、 をクリックします。
- インストールパスを調整し、をクリックします。
注記
インストールパスのフォルダーが存在しない場合はメッセージが表示されます。をクリックしてフォルダーを作成します。 - デフォルトの JVM が選択されます。他の JVM を選択するか、そのままをクリックします。
- Red Hat JBoss Developer Studio には、Red Hat JBoss Enterprise Application Platform が含まれます。以前にインストールされた場合は、を選択します。それ以外の場合は、 を選択してインストールし、Red Hat JBoss Developer Studio での使用のために設定します。
- インストールの詳細を確認し、をクリックします。
- インストールが完了したらをクリックします。
- Red Hat JBoss Developer Studio のデスクトップショートカットを設定し、をクリックします。
4.1.4. Red Hat JBoss Developer Studio の起動
手順4.1 Red Hat JBoss Developer Studio を起動するコマンド
- ターミナルを開き、Red Hat JBoss Developer Studio インストールディレクトリーに移動します。
- 次のコマンドを実行して Red Hat JBoss Developer Studio を起動します。Linux の場合:
[localhost]$ ./jbdevstudio
Microsoft Windows の場合:C:\JBDS_INSTALL_DIRECTORY > jbdevstudio.bat
4.1.5. Define New Server を使用した JBoss EAP Server の追加
手順4.2 サーバーの追加
- Servers タブを開きます。Servers タブがない場合は次のようにパネルへ追加します。
- Servers フォルダーより Server を選択し、 をクリックします。
- No servers are available. Click this link to create a new server... をクリックするか、空白の Server パネル内で右クリックし、 → を選択します。
図4.1 新しいサーバーの追加 - 使用できるサーバーがない場合
- JBoss Enterprise Middleware を展開し、 を選択します。"JBoss Enterprise Application Platform 6.4" などのサーバー名を入力し、 をクリックして JBoss ランタイムを作成し、サーバーを定義します。次回に新しいサーバーを定義するときに、このダイアログには、新しいランタイム定義とともに Server runtime environment が表示されます。
図4.2 新しいサーバーの定義
- サーバーアダプターを作成して、サーバーの起動と停止を管理します。デフォルト値を保持し、をクリックします。
図4.3 新しいサーバーアダプターの作成
- 名前 ("JBoss EAP 6.4 Runtime" など) を入力します。Home Directory 以下で、 をクリックし、JBoss EAP インストールの場所に移動します。次に、 をクリックします。
図4.4 新しいサーバーランタイム環境の追加
注記
一部のクイックスタートでは、異なるプロファイルまたは追加の引数を使用してサーバーを起動する必要があります。full
プロファイルが必要なクイックスタートをデプロイするには、新しいサーバーを定義し、Configuration file としてstandalone-full.xml
を指定する Server Runtime Environment を追加する必要があります。 - 新しいサーバーの既存のプロジェクトを設定します。この時点でプロジェクトは存在しないため、をクリックします。
図4.5 新しい JBoss サーバーのリソースの変更
JBoss EAP Runtime Server が Servers タブにリストされます。

図4.6 サーバーがサーバーリストに表示される
4.2. Maven の設定
4.2.1. Maven について
4.2.2. Maven の設定
4.2.3. Red Hat JBoss Developer Studio 向け Maven の設定
4.2.3.1. Red Hat JBoss Developer Studio 向け Maven の設定
手順4.3 Red Hat JBoss Developer Studio での Maven の設定
- JBoss Tools を展開して、JBoss Maven Integration を選択します。→ をクリックし、
図4.7 Preferences ウィンドウの JBoss Maven 統合ペイン
Add Maven Repository
ダイアログで以下の手順を実行します。- Profile ID、Repository ID、および Repository Name の値を
jboss-ga-repository
に設定します。 - Repository URL 値を
http://maven.repository.redhat.com/techpreview/all
に設定します。
図4.8 Add Maven Repository - JBoss 技術プレビュー
Add Maven Repository
ダイアログで以下の手順を実行します。- Profile ID、Repository ID、および Repository Name の値を
jboss-earlyaccess-repository
に設定します。 - Repository URL 値を
http://maven.repository.redhat.com/earlyaccess/all/
に設定します。
図4.9 Maven リポジトリーの追加 - JBoss Early Access
- リポジトリーを確認し、をクリックします。
図4.10 Maven リポジトリーの確認
- "Are you sure you want to update the file 'MAVEN_HOME/settings.xml'?" というメッセージが表示されます。をクリックして設定を更新します。 をクリックしてダイアログを閉じます。JBoss EAP Maven リポジトリーが Red Hat JBoss Developer Studio での使用向けに設定されます。
4.2.4. コマンドライン向け Maven の設定
4.2.4.1. Maven のダウンロードとインストール
- Apache Maven Project - Download Maven へアクセスし、ご使用のオペレーティングシステムに対応する最新のディストリビューションをダウンロードします。
- ご使用のオペレーシングシステムに Apache Maven をダウンロードおよびインストールする方法については、Maven のドキュメントを参照してください。
4.2.4.2. コマンドラインでの使用向け Maven 設定
- クイックスタートに同梱された事前定義済み
settings.xml
ファイルをコピーします。 - Maven
settings.xml
ファイルを手動で編集します。
設定を開始する前に、Maven をインストールする必要があります。詳細については、 「Maven のダウンロードとインストール」を参照してください。
手順4.4 クイックスタートサンプルの設定を使用した Maven の設定
settings.xml
ファイルが同梱されています。クイックスタートをダウンロードした場合は、この設定方法が最も簡単です。
- この手順では、既存の Maven 設定ファイルが上書きされるため、既存の Maven
settings.xml
ファイルをバックアップする必要があります。- Maven インストールディレクトリーの場所を確認します。通常、
USER_HOME/.m2/
ディレクトリーにインストールされています。- オペレーティングシステムが Linux または Mac の場合は、
~/.m2/
になります。 - Windows の場合は、
\Documents and Settings\USER_NAME\.m2\
または\Users\USER_NAME\.m2\
になります。
- 既存の
USER_HOME/.m2/settings.xml
ファイルがある場合、名前を変更してバックアップコピーを作成し、後で復元できるようにします。
- クイックスタートをまだダウンロードしていない場合は、 「クイックスタートのダウンロード」に記載された手順に従ってください。
QUICKSTART_HOME/settings.xml
ファイルをUSER_HOME/.m2/
ディレクトリーへコピーします。- Red Hat JBoss Developer Studio の実行中に
settings.xml
ファイルを変更する場合は、『Refresh the Red Hat JBoss Developer Studio User Settings』というトピックの最後に記載された手順に従ってください。
手順4.5 オンラインの JBoss EAP Maven リポジトリーを使用するよう手作業で Maven 設定を編集および設定する
- Maven インストールディレクトリーの場所を確認します。通常、
USER_HOME/.m2/
ディレクトリーにインストールされています。- オペレーティングシステムが Linux または Mac の場合は、
~/.m2/
になります。 - Windows の場合は、
\Documents and Settings\USER_NAME\.m2\
または\Users\USER_NAME\.m2\
になります。
settings.xml
ファイルが見つからない場合は、USER_HOME/.m2/conf/
ディレクトリーのsettings.xml
ファイルをUSER_HOME/.m2/
ディレクトリーへコピーします。- 次の XML をファイルの
<profiles>
要素へコピーします。<!-- Configure the JBoss GA Maven repository --> <profile> <id>jboss-ga-repository</id> <repositories> <repository> <id>jboss-ga-repository</id> <url>http://maven.repository.redhat.com/techpreview/all</url> <releases> <enabled>true</enabled> </releases> <snapshots> <enabled>false</enabled> </snapshots> </repository> </repositories> <pluginRepositories> <pluginRepository> <id>jboss-ga-plugin-repository</id> <url>http://maven.repository.redhat.com/techpreview/all</url> <releases> <enabled>true</enabled> </releases> <snapshots> <enabled>false</enabled> </snapshots> </pluginRepository> </pluginRepositories> </profile> <!-- Configure the JBoss Early Access Maven repository --> <profile> <id>jboss-earlyaccess-repository</id> <repositories> <repository> <id>jboss-earlyaccess-repository</id> <url>http://maven.repository.redhat.com/earlyaccess/all/</url> <releases> <enabled>true</enabled> </releases> <snapshots> <enabled>false</enabled> </snapshots> </repository> </repositories> <pluginRepositories> <pluginRepository> <id>jboss-earlyaccess-plugin-repository</id> <url>http://maven.repository.redhat.com/earlyaccess/all/</url> <releases> <enabled>true</enabled> </releases> <snapshots> <enabled>false</enabled> </snapshots> </pluginRepository> </pluginRepositories> </profile>
次の XML をsettings.xml
ファイルの<activeProfiles>
要素へコピーします。<activeProfile>jboss-ga-repository</activeProfile> <activeProfile>jboss-earlyaccess-repository</activeProfile>
- Red Hat JBoss Developer Studio の実行中に
settings.xml
ファイルを変更する場合は、『Refresh the Red Hat JBoss Developer Studio User Settings』というトピックの最後に記載された手順に従ってください。
手順4.6 Red Hat JBoss Developer Studio ユーザー設定の更新
settings.xml
ファイルを変更する場合は、ユーザー設定を更新する必要があります。
- メニューより、→ を選択します。
- Preferences ウインドウで Maven を展開し、User Settings を選択します。
図4.11 Maven ユーザー設定の更新
重要
- Missing artifact ARTIFACT_NAME
- [ERROR] Failed to execute goal on project PROJECT_NAME; Could not resolve dependencies for PROJECT_NAME
~/.m2/repository/
サブディレクトリー (Linux の場合) または %SystemDrive%\Users\USERNAME\.m2\repository\
サブディレクトリー (Windows の場合) に存在します。
第5章 実践
5.1. クイックスタートの実行
5.1.1. Red Hat JBoss Developer Studio でのクイックスタートの実行
手順5.1 Red Hat JBoss Developer Studio へのクイックスタートのインポート
重要
- 「コマンドラインでの使用向け Maven 設定」に記載された手順に従ってください (まだこれらの手順を実行していない場合)。
- Red Hat JBoss Developer Studio を起動します。
- メニューより→ と選択します。
- 選択リストより→ と選択し、 をクリックします。
図5.1 既存の Maven プロジェクトのインポート
- テストするクイックスタートのディレクトリー (
helloworld
クイックスタートなど) を参照し、 をクリックします。Projects リストボックスに、選択したクイックスタートプロジェクトのpom.xml
ファイルが示されます。図5.2 Maven プロジェクトの選択
手順5.2 helloworld
クイックスタートのビルドとデプロイ
helloworld
クイックスタートは最も単純なクイックスタートの 1 つです。このクイックスタートを使用すると、JBoss サーバーが適切に設定および実行されていることを検証することができます。
- Servers タブが表示されない場合やサーバーがまだ定義されていない場合は、「Define New Server を使用した JBoss EAP Server の追加」に記載された手順に従ってください。
full
プロファイルまたは追加の起動引数が必要なクイックスタートをデプロイする場合は、クイックスタートの手順に記載されたようにサーバーランタイム環境を作成してください。 - Project Explorer タブで
jboss-helloworld
プロジェクトを右クリックし、 を選択します。このときに、選択肢のリストが提供されます。次に、 を選択します。図5.3 Run As - Run on Server
- サーバーリストから JBoss EAP 6.1+ Runtime Server を選択し、 をクリックします。
図5.4 サーバー上での実行
- 次の画面にサーバーで設定されたリソースが表示されます。ユーザーに対して
jboss-helloworld
クイックスタートが設定されています。 をクリックしてクイックスタートをデプロイします。図5.5 サーバーで設定されたリソースの変更
- 結果を確認します。
Server
タブで、JBoss EAP 6.x Runtime Server ステータスが[Started, Republish]
に変わります。- サーバーの Console タブに、JBoss EAP 6.x サーバーの起動と helloworld クイックスタートのデプロイに関するメッセージが表示されます。
- helloworld タブに、URL http://localhost:8080/jboss-helloworld/HelloWorld と "Hello World!" というテキストが表示されます。
- Console の以下のメッセージにより、
jboss-helloworld.war
ファイルのデプロイメントが確認されます。JBAS018210: Register web context: /jboss-helloworld JBAS018559: Deployed "jboss-helloworld.war" (runtime-name : "jboss-helloworld.war")
デプロイされたアプリケーションへアクセスする URL を提供するため、登録された Web コンテキストの前にはhttp://localhost:8080
が追加されます。
helloworld
クイックスタートが JBoss サーバーに正しくデプロイされたことを確認するには、Web ブラウザーを開き、URL http://localhost:8080/jboss-helloworld にあるアプリケーションにアクセスします。
手順5.3 bean-validation
クイックスタート Arquillian テストの実行
bean-validation
クイックスタートは、Arquillian テストを提供するクイックスタートのサンプルです。
- 上記の手順に従って、
bean-validation
クイックスタートを Red Hat JBoss Developer Studio にインポートします。 - Servers タブでサーバーを右クリックし、 を選択して JBoss EAP サーバーを起動します。Servers タブが表示されない場合やサーバーがまだ定義されていない場合は、「Define New Server を使用した JBoss EAP Server の追加」に記載された手順に従ってください。
- Project Explorer タブで
jboss-bean-validation
プロジェクトを右クリックし、 を選択します。このときに、選択肢のリストが提供されます。次に、 を選択します。 - Edit Configuration ダイアログの Goals 入力フィールドに、
clean test -Parq-jbossas-remote
と入力します。次に、をクリックします。図5.6 設定の編集
- 結果を確認します。サーバーの Console タブに、JBoss EAP サーバーの起動に関するメッセージと
bean-validation
クイックスタート Arquillian テストの出力が表示されます。------------------------------------------------------- T E S T S ------------------------------------------------------- Running org.jboss.as.quickstarts.bean_validation.test.MemberValidationTest Tests run: 5, Failures: 0, Errors: 0, Skipped: 0, Time elapsed: 2.189 sec Results : Tests run: 5, Failures: 0, Errors: 0, Skipped: 0 [INFO] ------------------------------------------------------------------------ [INFO] BUILD SUCCESS [INFO] ------------------------------------------------------------------------
5.1.2. コマンドラインを使用したクイックスタートの実行
手順5.4 コマンドラインを使用したクイックスタートのビルドおよびデプロイ
- 「コマンドラインでの使用向け Maven 設定」に記載された手順に従ってください (まだこれらの手順を実行していない場合)。
- クイックスタートのルートディレクトリにある
README.html
ファイルを確認してください。このファイルにはシステム要件に関する一般的な情報、Maven の設定方法、ユーザーの追加方法、クイックスタートの実行方法が含まれています。クイックスタートを始める前に必ず読むようにしてください。このファイルには使用可能なクイックスタートの一覧表も含まれています。この表にはクイックスタート名と使用する技術が記載され、各クイックスタートの簡単な説明と設定するために必要な経験レベルが記載されています。クイックスタートの詳細については、クイックスタート名をクリックしてください。他のクイックスタートを改良または拡張するために作成されたクイックスタートもあります。このようなクイックスタートはPrerequisites
列に記載されています。クイックスタートに前提条件がある場合は、クイックスタートを使用する前にこれらをインストールする必要があります。オプションコンポーネントのインストールや設定が必要になるクイックスタートもあります。これらのコンポーネントは、クイックスタートが必要とする場合のみインストールしてください。 helloworld
クイックスタートを実行します。helloworld
クイックスタートは最も単純なクイックスタートの 1 つです。このクイックスタートを使用すると、JBoss サーバーが適切に設定および実行されていることを検証することができます。helloworld
クイックスタートのルートにあるREADME.html
ファイルを開きます。このファイルにはクイックスタートのビルドおよびデプロイ方法や実行しているアプリケーションへのアクセス方法の詳細手順が含まれています。- 別のクイックスタートを実行します。各クイックスタートのルートフォルダーにある
README.html
ファイルの手順に従ってサンプルを実行します。
付録A インストールプログラムのスクリーンショット
A.4. インストールするパックの選択

図A.4 JBoss EAP インストールプログラムでインストールするパックの選択
A.8. ソケットバインディングのセットアップ

図A.8 JBoss EAP インストールプログラムデフォルトソケットバインディング
付録B 改訂履歴
改訂履歴 | |||
---|---|---|---|
改訂 6.4.0-10 | Tuesday April 14 2015 | ||
|