第8章 サンプルワークフロー: アップグレードされたバージョンを元のアプリケーションと同時にデプロイ
このサンプルワークフローは、サンプルワークフロー: Red Hat JBoss BRMS アプリケーションの Decision Server xPaaS でのデプロイ に基づくものです。ここでは、1.0 バージョンの example_workflow アーティファクトがデプロイメントエイリアスの DemoContainer でデプロイされています。この例では、1.1 バージョンの example_workflow アーティファクトを 1.0 バージョンと共にデプロイし、どちらのバージョンの example_workflow アーティファクトもデプロイメントエイリアスを使って DemoContainer で同時に実行されるようにします。
- リポジトリーを新規バージョンのサーバーで更新します。
アプリケーションの .s2i/environment ファイルを編集します。
- KIE_CONTAINER_DEPLOYMENT 変数を KIE_CONTAINER_DEPLOYMENT_OVERRIDE に変更します。
新規バージョンを値の文字列の末尾に追加し、パイプで古いバージョンと切り分けます。
KIE_CONTAINER_DEPLOYMENT_OVERRIDE=DemoContainer=com.example.openshift:example_workflow:1.0|DemoContainer=com.example.openshift:example_workflow:1.1
- 変更を保存します。
プロジェクトに GitHub Webhook が設定されている場合、新規バージョンが古い実行中のアプリケーションと共に自動的にデプロイされます。それ以外の場合には、手動でビルドすることもできます。
$ oc start-build rds-app-demo
ビルドが完了すると、アプリケーションの 2 つの異なるバージョンが同じデプロイメントエイリアスを使用して同時に実行されます。クライアント要求をアプリケーションの正しいバージョンにリダイレクトする方法についての詳細は、「複数バージョンのターゲット要求」を参照してください。