6.4 リリースノート
Red Hat JBoss BPM Suite 向けリリースノート
Red Hat Customer Content Services
brms-docs@redhat.com
Emily Murphy
Gemma Sheldon
Klara Kufova
Marek Czernek
Tomas Radej
Vidya Iyengar
概要
第1章 はじめに
6.4 Update 6 では、データベーススキーマに変更が若干加えられています。Red Hat JBoss BPM Suite または Red Hat JBoss BRMS 6.4.6 を実行する前に、bpms-6.4-to-7.0.sql
スクリプトをデータベースに適用する必要があります。このスクリプトは、Red Hat JBOSS BPM Suite 6.4 Update 6 および Red Hat JBOSS BRMS 6.4 Update 6 zip ファイルの upgrade-scripts/<database-type>
ディレクトリーにあります。これらのファイルは、Red Hat カスタマーポータルからダウンロードできます。
1.1. Red Hat JBoss BPM Suite について
Red Hat JBoss BPM Suite は、ビジネスプロセス管理とビジネスルール管理を組み合わせるオープンソースのビジネスプロセス管理スイートで、ビジネスおよび IT ユーザーによる、ビジネスプロセスとルールの作成、管理、検証、およびデプロイメントを実現します。
Red Hat JBoss BRMS および Red Hat JBoss BPM Suite は、すべてのリソースが保存される集中リポジトリーを使用します。これにより、ビジネス全体で一貫性や透明性を維持し、監査を行えます。ビジネスユーザーは、IT 担当者のサポートを受けなくてもビジネスロジックおよびビジネスプロセスを編集できます。
ビジネスルールコンポーネントに対応するため、Red Hat JBoss BPM Suite には統合された Red Hat JBoss BRMS が含まれています。
Red Hat JBoss BPM Suite のサポート対象設定の一覧は Red Hat カスタマーポータル で参照できます。
1.2. Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 の新機能
Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 は、前バージョンの 6.3 からのマイナーリリースです。このリリースの主な新機能および改善点は以下のとおりです。
1.2.1. ユーザーインターフェースの改善
- Enum は、Business Central の Data Modeler の 1 種として利用できます。
- Intelligent Process Server は、ステータスと GAV (Maven Group ID、Artifact ID、バージョン) をベースにコンテナーをフィルタリングできるようになりました。詳しい情報は、「Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 Development Guide」の「Containers」および「Unmanaged Intelligent Process Server Environment」のセクションを参照してください。
- ガイド付きのルールエディターでは、複合フィールドの制約に関する公式を使用できるようになりました。制約をパターンに追加する場合に、複数フィールドの制約 を選択できることで (All of (and) と Any of (or)) 式に加えて公式の使用がサポートされるようになりました。詳しい情報は、『Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 User Guide』の「WHEN Conditions in Guided Rule Templates」のセクションを参照してください。
- プロセスデザイナーでは、異なるプロセスをまたいでコピーアンドペーストの操作が実行できるようになりました。詳しい情報は、『Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 User Guide』の「Designing Process」のセクションを参照してください。
- Business Central では、Intelligent Process Server インスタンスで実行中のタスクやプロセスインスタンスと連携、および視覚化が可能になりました。詳しい情報は、『Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 Admnistration and Configuration Guide』の「Unified Execution Servers」セクションを参照してください。
1.2.2. コア
Red Hat JBoss EAP 7 はサポートされており、インストールはデプロイ可能な zip インストールオプションのみとなっています。Red Hat JBoss EAP 7 上の Red Hat JBoss BPM Suite コンポーネントに対するサポートは、以下の順に利用可能です。
- Red Hat JBoss EAP 7 にデプロイされている Java EE アプリケーション内に埋め込み可能で、完全に機能するランタイムエンジン
- Red Hat JBoss EAP 7 コンテナー内で稼働する実行サーバー
- Red Hat JBoss EAP 7 でデプロイされ、完全に機能する Business Central
- Intelligent Process Server の REST API は、ユーザータスクを保存する操作およびユーザータスクの完了に必要になった時点で保存してあったユーザータスクの内容を取得する操作により拡張されました。詳しい情報は、『Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 Development Guide』の「Managing User Tasks」セクションを参照してください。
- Intelligent Process Server Client と JMS との統合は、Fire and forget のインタラクションオプションにより強化されました。以前のリリースでは、JMS の要求は、サーバー側の処理が完了するまで出入力をブロックし、接続を保持していました。Fire and forget オプションにより、サーバークライアントを呼び出したトランザクションが正常にコミットされた場合にのみ、サーバーにメッセージが配信されます。詳しい情報は、『Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 Development Guide』の「Intelligent Process Server Java Client API Overview」の章を参照してください。
- タスク編集は、タスクイベントリスナー内からアクセスできるようになりました。詳しい情報は、『Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 Development Guide』の「Accessing Task Variables Using TaskEventListener」の項を参照してください。
- Business Central では、プロセスデザイナーのサービスリポジトリーから指定のサービスを自動でインストールできるようになりました。詳しい情報は、『Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 User Guide』の「Service Repository」の項を参照してください。
- Red Hat JBoss BPM Suite は、ランタイムマネージャー間のプロセスインスタンスの移行をサポートするようになりました。プロセスインスタンスを移行することで、有効なプロセスインスタンスを新しいバージョンのプロセス定義にアップグレードできるようになります。有効なノードが変わった場合には、プロセスインスタンス内で有効なノードインスタンスのノードマッピングを実行してください。詳しい情報は、『Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 Development Guide』の「Process Instance Migration」の項を参照してください。
- Intelligent Process Server および Business Central は、Intelligent Process Server のプロセスインスタンスやタスクとの連携が Business Central でも確認できるように、同じデータソースを使用して実行できるようになりました。インストーラーを使用して、Intelligent Process Server が Business Central と同じデータソースを使用して実行されるように設定できます。デプロイ可能なパッケージおよびサードパーティーの JavaEE コンテナーのパッケージでは、システムプロパティーは事前設定されていますが、コメントアウトされています。詳しい情報は、『Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 Admnistration and Configuration Guide』の「Unified Execution Servers」の項を参照してください。
1.2.3. 統合およびその他
- Google Chrome のブラウザーバージョン 54.0.2840.7 がサポートされるようになりました。
- Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 ではロシア語と繁体中国語のサポートがなくなりました。
- Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 では、Java 開発キット (JDK) のバージョン 6 のサポートがなくなりました。
- Red Hat JBoss Developer Studio Integration Stack 10.0.0.GA は Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 をサポートします。
- Red Hat JBoss Fuse 6.3 の統合パックには Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 が同梱されるようになり、サポートも追加されました。
- JBoss Operations Network (JON) 3.3 プラグインの更新 0.4 は、Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 で利用できるようになりました。
- Spring の統合は、Spring 3.x から 4.3 にアップグレードされました。
- Bluprint の統合で KieScanner のサポートが提供されるようになりました。詳しい情報は、『Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 Admnistration and Configuration Guide』の「Integration with Aries Blueprint」を参照してください。
- マルチバイトの名前が指定されたスプレッドシートをアプロードする際に表示されていたエラーメッセージが改善されました。エラーメッセージのアセット名が人間が判読可能な形式になり、簡単にトラブルシューティングできるようになりました。
第2章 既知の問題
以下は Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 の既知の問題です。
- [GPS] (6.4.z) 非同期タスクの優先順位を指定する機能 [RHBPMS-4778]
-
6.4 Update 6 では、データベーススキーマに変更が若干加えられています。Red Hat JBoss BPM Suite または Red Hat JBoss BRMS 6.4.6 を実行する前に、
bpms-6.4-to-7.0.sql
スクリプトをデータベースに適用する必要があります。このスクリプトは、Red Hat JBOSS BPM Suite 6.4 Update 6 および Red Hat JBOSS BRMS 6.4 Update 6 zip ファイルのupgrade-scripts/<database-type>
ディレクトリーにあります。これらのファイルは、Red Hat カスタマーポータルからダウンロードできます。 - 次の移動をすべて実行できない場合に、optaplanner が途中で停止します。時間をベースにプロセスが中断されるように指定されていない場合にはサイクルが永久に続いてしまいます。[RHBRMS-1726]
-
Business Resource Planner がすべてのエンティティーを移動できない状態にある場合には、Business Resource Planner は停止してしまい、時間をベースにした中断でしか、プロセスを中断できません。この問題を回避するには、
Solver.terminateEarly()
メソッドを呼び出してサイクルを終了させてください。 - インストーラーは EAP 7+ を認識しません。[RHBPMS-4269]
- Red Hat JBoss EAP 7 への Red Hat JBoss BPM Suite のインストールにはインストーラーを使用できません。 Red Hat JBoss BPM Suite を Red Hat JBoss EAP 7 にインストールするには、デプロイ可能な zip インストールオプションを使用してください。
- Windows では更新パッチファイルを展開できません。[RHBPMS-1267]
-
Red Hat JBoss BPM Suite のパッチの zip ファイルは、Windows エクスプローラーアプリケーションを使用する Windows 7 では開けません。サードパーティーのツールを使用するか、
jar.exe -xvf <archived-patch-file>
コマンドを使用して zip ファイルを展開してください。 - WebSphere に Business Central がデプロイされている場合に jBPM Designer を開くと常に java.io.FileNotFoundException が送出されます。[RHBPMS-40]
-
WebSphere アプリケーションサーバーにデプロイされた Business Central でプロセス定義を開くと、サーバーログに
FileNotFoundException
エラーが記録されます。現在、この問題の回避策はありません。 - Designer の新規コミットは、「Latest Version」管理に表示されません。[RHBPMS-290]
-
Latest Version
管理には、Business Central のプロセスやフォームでコミットされた変更は反映されません。現在、この問題の回避策はありません。 - タイマーキャッチイベントでのトランザクションの問題 [RHBPMS-4448]
アプリケーションサーバーが EJB エグゼキューターを使用してタイマーイベントを処理する場合に、シングルトン戦略を使用したプロセスは、コンテナーで管理されるトランザクションで例外が発生する可能性があります。これは、EJB エグゼキューターが KIE セッション外のトランザクションを完了させようとすると発生し、同じ KIE セッションを使用するトランザクションと競合状態が発生する原因になります。この問題を回避するには、シングルトンのランタイム戦略を認識する Red Hat JBoss BPM Suite に同梱されているエグゼキューターを使用してください。同梱のエグゼキューターを有効にするには、
org.kie.timer.ejb.disabled
のシステムプロパティーをtrue
に設定してください。または、呼び出しを行うたびに新しいトランザクションが作成されるプロセスインスタンスごとの戦略を使用するか、Quartz scheduler を使用することもできます。
- スタートタイマーは、デプロイメントを無効にした後にもプロセスインスタンスの起動を続行します。[RHBPMS-4389]
- デプロイメントを無効にすると、そのプロセスのスタートイベントタイマーが実行され、新しいプロセスインスタンスを作成します。現在、この問題の回避策はありません。
- コンテナーが作成されても起動されません。[RHBPMS-4375]
REST API または Business Central を使用して作成したコンテナーは
Status
フィールドにStarted
と表示されますが、Business Central で明示的にコンテナーを停止して、開始しなおすか、以下の REST の呼び出しを行うまで開始されません。POST http://localhost:8080/business-central/rest/controller/management/servers/default-kieserver/containers/org.jboss:integration:2.0.0-SNAPSHOT/status/started
Red Hat JBoss BPM Suite アーチファクトリポジトリーには、
optaplanner-core
で使用するorg.javassist:javassist:jar:3.19.0.GA-redhat-1
のアーチファクトがありません。この問題を回避するには、jboss-integration-platform-bom
BOM をインポートしてください。- 「contains」の演算子を使用すると、ガイド付きルールなどで、列挙からの値に引用符が追加されません。[RHBRMS-2577]
- ガイド付きルール、ガイド付き決定テーブル、ガイド付き決定テンプレートのフィールドに列挙を使用する場合に、投入されるルールには、引用符 ("") 内に列挙のドロップダウンから選択した値が含まれず、検証エラーが発生します。現在、この問題の回避策はありません。
- I18n Business Process の名前を使用して Windows サーバーでビジネスプロセスを作成することができません。[RHBPMS-2000], dashbuilder: WEB-INF/datasets ディレクトリー内の静的データセット定義が JWS3 (tomcat 8) にロードされません。[RHBPMS-850]
-
Business Central が JBoss Web Server 3 のデプロイされる場合に、
WEB-INF/datasets
の静的データセットの定義はロードされず、ログにもエラーメッセージが表示されません。現在、この問題の回避策はありません。 - スキャナーで自動更新された後に、コンテナーで解決されたリリース id バージョンが変更されません。[RHBPMS-4437]
- コンテナーがスキャナーで自動更新されるように設定されている場合には、新しいコンテナーバージョンがデプロイされても、スキャナーによりコンテナーは置き換えられません。現在、この問題の回避策はありません。
- Business Central の言語を変更した場合は、ログアウトが必要です。[RHBPMS-4425]
- Business Central で言語を切り替えた場合に、言語設定は永続されません。ブラウザーのタブまたはウィンドウを新たに開くと、英語設定に戻ります。現在、この問題の回避策はありません。
- Jobs: Queued タブにステータスが DONE のジョブが表示されます。[RHBPMS-4246]
-
Business Central の Queued のタブに表示されているジョブが Status コラムで
DONE
として表示されます。これは、デフォルトのフィルターを復元して、直後に Queued タブを選択した場合に発生します。 - EAP7 での Business Central のリモート JMS クライアントのサポート [RHBPMS-4198]
- Red Hat JBoss BPM Suite は EAP 6.4 上の Business Central のリモート JMS クライアントのみをサポートします。
- タイムラインにアクセスする際に AccessControlException が発生します。[RHBPMS-4493]
セキュリティーマネージャーを有効な状態で、Red Hat JBoss EAP 7 上で Business Central を起動している場合に、タイムラインにアクセスすると
AccessControlException
エラーが発生します。Linux 環境でこの問題を回避するには、kie.policy
ファイルに以下のパーミッションを追加します。permission java.io.FilePermission "/etc/gitconfig","read"; permission java.io.FilePermission "${user.home}/.gitconfig","read";
- [GSS](6.4.z)Endpoint /history/clear が反応しません。[RHBPMS-4447]
-
Business Central サーバーは、ログテーブルに 100 000 以上記録がある履歴を消去すると、反応しなくなる場合があります。この問題を回避するには、データベースで直接テーブルを削除するか、Intelligent Process Server で異なるパラメーターを受け入れることが可能なプロセスで
LogCleanupCommand
を使用してください。または、Business Central サーバーでは、非同期の作業アイテムハンドラーを登録して、それを使用してLogCleanupCommand
を呼び出し、KIE ランタイム API を使用してプロセスを開始してください。 - クォーツタイマーの再試行の問題 [RHBPMS-4431]
- データベースまたはネットワークの問題により、クォーツのトリガーが 5 回以上失敗してしまいます。これにより、プロセスワークフローが停止するか、クォーツトリガーが削除されてしまう可能性があります。この問題の回避策はありません。
- フォームの新規コミットは、「Latests Version」管理に表示されません。[RHBPMS-4239]
-
Latest Version
管理には、Business Central でコミットされた変更は反映されません。現在、この問題の回避策はありません。 - 言語のドロップダウンからロシア語と繁体中国語が削除されています。[RHBPMS-4430]
Dashbuilder の言語ドロップダウンリストに 繁体中国語 が表示されません。この問題を回避するには、以下のシステムプロパティーをアプリケーションサーバーに設定してください。
LocaleManager.installedLocaleIds=en,es,de,fr,pt,ja,zh
または、サーバーを起動して、このプロパティーをコマンドラインのパラメーターとして設定してください。
- Embedded SubProcess が空のビジネスプロセスで Null Pointer の例外が発生します。[RHBPMS-4514]
- 空の Embedded SubProcess でプロセスをシミュレーションすると NullPointerException が発生します。現在、この問題の回避策はありません。
- ModifyCommand が変更され、後方互換がなくなりました。[RHBRMS-2703]
-
org.drools.core.command.runtime.rule.ModifyCommand
の JAXB マーシャル形式が変更され、後方互換の対応がなくなりました。マーシャルされたコマンド向けに XML を手動で作成する場合に、XML でマーシャルするために JAXB で注釈を付けた属性を変更する必要があります。詳しい情報は、『Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 Migration Guide』の「Migrating from 6.X to 6.4」の項を参照してください。 - Dashbuilder は Business Central と同じデータソースを使用する必要があります。[RHBPMS-4517]
- Business Central および Dashbuilder の異なるデータソースを設定すると、Dashbuilder からデフォルトのテーブル、プロセス、Business Central で開始されたタスクへの可視性がなくなる場合があります。現在、Business Central および Dashbuilder に個別のデータソースを設定するために発生するこの問題に対する回避さくはありません。
第3章 修正済みの問題
以下は、Red Hat JBoss BPM Suite のバージョン 6.4 で修正された優先度の高い問題で、コンポーネントに分類しています。
3.1. ユーザーインターフェース
表3.1 バージョン 6.4 で解決された BAM、Business Central、Designer の問題
問題 | 説明 |
---|---|
BxMS 6.1 から 6.3.3 にアップグレードすると依存性の検証に関する問題が発生していました。 | |
Dashbuilder は WAS 向けに PARENT_LAST ClassLoaderの設定を許可する必要があります。 | |
特定の状況で、スプレッドシートのコンパイルに失敗していました。 | |
MariaDB/MySQL を使用した場合にログテーブルをミリ秒単位の精度で取得できませんでした。 | |
business-central のルール検証が非常に遅くなっていました。 | |
business-central ではデフォルトで「Authoring」→「Project Authoring」の画面が開いていました。 | |
パラレルのゲートウェイループのプロセスをシミュレーションすると StackOverflowError が発生していました。 | |
business-central は、プロキシー認証のリポジトリーのクローンに失敗していました。 | |
デプロイメント ID に LATEST を使用すると、business-central REST エンドポイントでプロセスイメージをダウンロードできませんでした。 | |
kie-remote-client がマルチバイトのデータにアクセスすると SAXParseException; Premature end of file のエラーが発生していました。 | |
BRMS 6.3 は、「公式」を使用するとガイド付きルールに対して誤ったソースコードが生成されていました。 | |
business-central REST API からプロセスインスタンスのイメージをダウンロードすると、ProcessInstanceID のバリデーションがされませんでした。 | |
「Service task」が実行されると ClassNotFound の例外が表示されていました。 | |
親がある場合には、Business Central のプロジェクトエディターでプロジェクトの GAV 情報を編集することができていました。 | |
Windows de同時にアクセスすると、JGitUtil.checkPath() は既存のパスに対して「NOT_FOUND」ペアと返していました。 | |
プロセスインスタンスは、臨時プロセスでは Embedded SubProcess を退出しませんでした。 | |
ガイド付きルールのテンプレート: literal 制約がテンプレートの制約に続く場合に不正な DRL を生成していました。 | |
ファイルシステムがないと JGitFileSystemProvider.commit() の例外が発生していました。 | |
マルチスレッドで負荷の高い状況で Phreak でエラーが発生していました。 | |
[6.4.0][ガイド付きの決定表] xls の検証ができませんでした。 |
3.2. コア
表3.2 バージョン 6.4 で解決された BRE と Core の問題
問題 | 説明 |
---|---|
BPMS 6.0.3 から 6.1.0 へアップグレードした後に「InvalidClassException」エラーが発生していました。 | |
PhreakJoinNode.updateChildLeftTuple で LHS NullPointerException が発生していました。 | |
決定サーバーの java クライアントの設定でカスタムの HTTP ヘッダーのサポートが必要でした。 | |
Drools タイマーはミリ秒単位を切り捨てて開始されていました。 | |
エラーのシナリオで REST API を使用して外部にシグナルを呼び出すことができませんでした。 | |
条件の順番によりルールのコンピレーションに失敗していました。 | |
BPM Suite 6.3 で DeploymentUnit を複数デプロイすると「Process Not Found」のエラーが発生していました。 | |
JBPM エグゼキューターのコマンドで例外が発生して、元のエラーが表示されなくなっていました。 | |
デフォルトパッケージに含まれていない場合には、kie-server REST API でプロセスイメージをダウンロードできませんでした。 | |
REST API を使用して kie-server コンテナーバージョンを更新できませんでした。 | |
DialectUtil.normalizeRuleName() により、マルチバイトのルール名が正規化されませんでした。 | |
マルチバイトのバインド変数名は java ダイアレクトを使用すると失敗していました。 | |
KieScanner でメモリーがリークしていました。 | |
BPM Suite 6.3 で作業アイテム ID 別にタスクを取得すると NullPointerException (NPE) が発生していました。 | |
Web サービスの名前空間/サービス名の取得を試行すると、ServiceTaskHandler のログでエラーが発生していました。 | |
必要ないにも拘らず、window:time でイベントを変更するようにトリガーされていました。 | |
InternalFactHandle.isValid が false を返しているにも拘らず、監査ログが有効化されている場合には評価されていました。 | |
サーバーを再起動すると Kie-scanner のステータスが保持されませんでした。 |
3.3. その他
表3.3 バージョン 6.4 で解決された設定、インストーラー、Eclipse ツールの問題
問題 | 説明 |
---|---|
マルチスレッドで負荷の高い状況で Phreak でエラーが発生していました。 | |
BPM Suite 6: データベースのパフォーマンスが低くなっていました (インデックスの追加)。 |
第4章 機能拡張のリクエスト
以下は、お客様によって報告された機能拡張リクエストのうち、今回の Red Hat JBoss BPM Suite 6.4 のバージョンで実装されたものです。
表4.1 バージョン 6.4 で実装された Red Hat JBoss BPM Suite の拡張機能と機能要求
問題 | 説明 |
---|---|
KieContainer.newKieSession((String) null) は、getKieSessionModel(null) と一貫性のあるデフォルトの ksession を返す必要があります。 | |
ガイド付きの決定表エディター: キャッシュの列挙検索に対するサポートが追加されました。 | |
MemoryUtil では、Google App Engine 上で NoClassDefFoundError で機能しなくなるべきではありません。 | |
(6.5.x) GDT エディター: ドメインオブジェクトに対して、条件 BRL のフラグメントとして、Literal の値またはテンプレートキーを指定できません。 | |
決定サーバーの java クライアントの設定でカスタムの HTTP ヘッダーのサポートが必要でした。 | |
親がある場合には、Business Central のプロジェクトエディターでプロジェクトの GAV 情報を編集することができていました。 | |
XStream マーシャラーは、NameCoder で設定できません。 | |
Business Central で管理できるように KIE サーバーを設定する方法が必要です。 | |
新規プロセスが作成されるたびに jBPM は KieBase に新しいリスナーを登録することを回避する必要があります。 | |
getTasksAssignedAsPotentialOwner は、グループ検索ができず、actorid のみでの検索が可能でした。 | |
XLS 決定表がガイド付き決定表に変換されると、条件コラムのヘッダーが反映されません。 |
付録A バージョン情報
本ドキュメントの最終更新日時: 2017 年 10 月 19 日。