3.3. サーバーの起動
インストーラーまたは EAP 6 のバンドルインストールを使用して BPMS をインストールした場合は、2 つのモードの 1 つでサーバーを起動できます。
注記
Red Hat Java Web Server 上の汎用デプロイ可能バージョンを使用して BPMS をインストールした場合は、ダウンロードおよびインストールの手順にサーバー起動の手順が含まれているため、以下の説明に従う必要はありません。
Red Hat JBoss BPM Suite に含まれるデフォルトの起動スクリプトは、パフォーマンス重視で最適化されています。パフォーマンスモードでサーバーを実行する場合は、以下の手順に従います。
- コマンドラインで、
$SERVER_HOME/bin/
ディレクトリーへ移動します。 - Unix 環境では以下を実行します。
./standalone.sh
Windows 環境では以下を実行します。./standalone.bat
Red Hat JBoss BPM Suite には、セキュリティー重視で最適化されている
standalone-secure.sh
スクリプトも含まれています。 このスクリプトによって、既知の脆弱性を保護するセキュリティーポリシーがデフォルトで適用されます。
注記
本番環境では
standalone-secure.sh
スクリプトの使用が推奨されます。
警告
セキュリティーマネージャーを使用すると、パフォーマンスが著しく劣化することに注意してください。セキュリティーとパフォーマンスのバランスは、個々の状況を判断して決定する必要があります。「Java Security Manager とパフォーマンス管理」 を参照してください。
このスクリプトを用いてサーバーをセキュアモードで実行する場合は、以下の手順に従います。
- コマンドラインで、
$SERVER_HOME/bin/
ディレクトリーへ移動します。 - Unix 環境では以下を実行します。
./standalone-secure.sh
Windows 環境では以下を実行します。./standalone-secure.bat