1.3.2.3. データ変更 Kamelets

以下のデータ変更 Kamelets を使用すると、ソースコンポーネントとシンクコンポーネント間で渡すデータに対して簡単な操作を実行できます。

  • フィールドの抽出: extract-field-action Kamelet を使用して、データのボディーからフィールドをプルし、データの本文全体を抽出したフィールドに置き換えます。
  • フィールドの抽出: hoist-field-action Kamelet を使用して、データの本文を 1 つのフィールドにラップします。
  • ヘッダーの挿入: insert-header-action Kamelet を使用して、静的データまたはレコードメタデータのいずれかを使用してヘッダーフィールドを追加します。
  • フィールドの挿入: insert-field-action Kamelet を使用して、静的データまたはレコードメタデータのいずれかを使用してフィールド値を追加します。
  • mask フィールドのマスク: mask-field-action Kamelet を使用して、フィールド値をフィールドタイプの有効な null 値 (0、空の文字列など) または特定の置換値 (置換値は空でない文字列または数値である必要があります) に置き換えます。

    たとえば、リレーショナルデータベースからデータをキャプチャーして Kafka に送信し、このデータには保護されている (PCI / PII) 情報が含まれる場合、Kafka クラスターがまだ認定されていないため、保護されている情報をマスクする必要があります。

  • フィールドの置き換え: replace-field-action Kamelet を使用して、フィールドをフィルターまたは名前に変更します。名前を変更するフィールド、無効にするフィールド (exclude)、有効にするフィールド (include) を指定できます。
  • 値/キー:(Kafka の場合) value-to-key-action Kamelet を使用して、レコードキーをペイロードのフィールドのサブセットから作成した新しいキーに置き換えます。イベントキーを、データが Kafka に書き込まれる前に、イベント情報に基づく値に設定できます。たとえば、データベーステーブルからレコードを読み取る場合、顧客 ID に基づいて Kafka のレコードをパーティションできます。