3.8. Debezium Db2 コネクターの管理

Debezium Db2 コネクターをデプロイしたら、Debezium 管理 UDF を使用して、SQL コマンドで Db2 レプリケーション (ASN) を制御します。UDF によっては戻り値が必要な場合があります。この場合、SQL の VALUE ステートメントを使用して呼び出します。その他の UDF には、SQL の CALL ステートメントを使用します。

表3.17 Debezium 管理 UDF の説明

タスクコマンドおよび注記

ASN エージェントを起動する

VALUES ASNCDC.ASNCDCSERVICES('start','asncdc');

ASN エージェントを停止する

VALUES ASNCDC.ASNCDCSERVICES('stop','asncdc');

Check ASN エージェントのステータスを確認する

VALUES ASNCDC.ASNCDCSERVICES('status','asncdc');

テーブルをキャプチャーモードにする

CALL ASNCDC.ADDTABLE('MYSCHEMA', 'MYTABLE');

MYSCHEMA は、キャプチャーモードにするテーブルが含まれるスキーマの名前に置き換えます。同様に、MYTABLE は、キャプチャーモードにするテーブルの名前に置き換えます。

テーブルのキャプチャーモードを解除する

CALL ASNCDC.REMOVETABLE('MYSCHEMA', 'MYTABLE');

ASN サービスを再度初期化する

VALUES ASNCDC.ASNCDCSERVICES('reinit','asncdc');

テーブルをキャプチャーモードにした後か、キャプチャーモードからテーブルを削除した後に、これを行います。