8.2.3. Debezium SQL Server 変更イベントレコードを受信する Kafka トピックのデフォルト名

デフォルトでは、SQL Server コネクターは、テーブルで発生するすべての INSERTUPDATEDELETE 操作のイベントを、そのテーブルに固有の単一の Apache Kafka トピックに書き込みます。コネクターは以下の規則を使用して変更イベントトピックに名前を付けます。<serverName>.<schemaName>.<tableName>

以下のリストは、デフォルト名のコンポーネントの定義を示しています。

serverName
database.server.name コネクター設定プロパティーで指定したコネクターの論理名です。
schemaName
変更イベントが発生したデータベーススキーマの名前。
tableName
変更イベントが発生したデータベーステーブルの名前。

たとえば、fulfillment がサーバー名、dbo がスキーマ名で、データベースに productsproducts_on_handcustomersorders という名前のテーブルがある場合、コネクターは変更イベントレコードを次の Kafka トピックにストリーミングします。

  • fulfillment.dbo.products
  • fulfillment.dbo.products_on_hand
  • fulfillment.dbo.customers
  • fulfillment.dbo.orders

コネクターは同様の命名規則を適用して、内部データベース履歴トピック (スキーマ変更トピックトランザクションメタデータトピック) にラベルを付けます。

デフォルトのトピック名が要件を満たさない場合は、カスタムトピック名を設定できます。カスタムトピック名を設定するには、論理トピックルーティング SMT に正規表現を指定します。論理トピックルーティング SMT を使用してトピックの命名をカスタマイズする方法は、トピックルーティング を参照してください。