5.3.2. 変更データテーブルの読み取り
最初の起動時に、コネクターはキャプチャーされたテーブルの構造の完全にスナップショットを取り、この情報を内部データベース履歴トピックに保持します。次に、コネクターは各ソーステーブルの変更テーブルを特定し、メインのループを実行します。
- 各変更テーブルで、最後に保存された最大 LSN と現在の最大 LSN の間に作成されたすべての変更を読み取ります。
- コミット LSN に従って、読み取り変更を段階的に順序付けし、LSN を変更します。これにより、データベースに加えられた順序で変更が Debezium によって再生されます。
- コミットをパスし、LSN を Kafka Connect にオフセットとして変更します。
- 最大 LSN を保存して、ループを繰り返します。
再起動後、コネクターは、前のステップでオフのままにしたオフセット(コミットおよび LSN)から再開します。
コネクターは、ホワイトリストに登録されたソーステーブルで有効であるか、無効であるかを検出して、その動作を調整することができます。