第2章 Red Hat Enterprise Linux 向け Red Hat Insights によるシステムの古さや削除の管理

システム管理者は、Insights for Red Hat Enterprise Linux が管理するシステムが古いとみなされるタイミングと、システムがどの程度非アクティブであればインベントリーから削除されるかなどを指定できます。

2.1. Insights for Red Hat Enterprise Linux システムの失効および削除

システムは、Red Hat Hybrid Cloud Console の Red Hat Insights Inventory 機能を通じて管理される Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 環境です。システムアクティビティーは、Red Hat によって自動的に監視されます。システムが指定された期間非アクティブである場合、そのシステムは古いものとしてラベル付けされます。システムが指定された期間使われてない場合は、システムの古さに関する警告が発行され、さらに指定された期間が経過すると、システムは Insights for Red Hat Enterprise Linux インベントリーから削除されます。システムを削除した後は、再登録してインベントリーに再度追加する必要があります。

デフォルト設定では、システムは毎日 Red Hat と通信する必要があります。システムが 1 日以内に Red Hat と通信しない場合は、自動的に stale とラベルがつけられ、システムページの上部にある Last seen: フィールドに警告アイコンが表示されます。7 日以内に通信しない場合は、stale warning のラベルが付けられ、Last seen: フィールドが赤になります。Red Hat と 14 日以内に通信しない場合には、削除されます。ただし、システムが長期間オフラインであっても、引き続き使用されている状況があります。たとえば、テスト環境は、テストに使用されるとき以外はオフラインに保たれることがよくあります。潜水艦やモノのインターネット (IoT) デバイスなどのエッジデバイスは、長期間にわたって通信範囲外になることがあります。このような状況に対応するために、システムの古さや削除の値を変更できます。