6.2. Red Hat Insights for Red Hat Enterprise Linux

6.2.1. Insights クライアント/RHC

Insights クライアントの Basic 認証のライフサイクル終了

2024 年 2 月 29 日より、insights-client は、ホストを Red Hat Insights に接続するための方法として Basic 認証 (authmethod=basic) をサポートしなくなります。詳細および代替オプションに切り替える方法のガイダンスについては、Red Hat Insights のライフサイクルおよび更新ページ を参照してください。

6.2.2. 変換

CentOS 7 の変換前分析と変換エクスペリエンスの提供開始

2024 年 6 月 30 日に CentOS Linux 7 はライフサイクル終了 (EOL) を迎えるため、ユーザーは、更新やセキュリティーパッチ、新機能を引き続き受け取るために、新しいオペレーティングシステムに移行する必要があります。EOL 日が迫っているため、リソースを割り当てて完了日に間に合わせるには、移行の方針と範囲を決定することが重要になります。Red Hat Insights の最近の更新により、CentOS 7 ユーザーは次のことが可能になりました。

  • CentOS Linux 7 システムを登録して Insights インベントリーリストに表示できます。
  • Automation Toolkit > Tasks > Pre-conversion analysis for converting to RHEL で新しい変換前タスクを開始し、選択した CentOS Linux 7 システムを分析して修復アドバイスを受け取ることで、RHEL への変換を複雑にしたり妨げたりし得る問題に事前に対処できます。
  • 変換前分析で特定された問題を解決した後、Automation Toolkit > Tasks > Convert to RHEL from CentOS Linux 7 で新しい変換タスクを実行し、RHEL への変換を完了できます。

Insights で変換タスクを実行した場合の出力例

Shows output messages about systems after running a conversion task in Insights

すべての Insights タスクは、Automation Toolkit > Tasks にあります。

これらの新機能を詳しく理解して使い始めるには、以下を参照してください。

6.2.3. Advisor

新しい推奨事項がリリース

14 件の新しい推奨事項が利用可能です。

InterSystems の新しいトピック

Red Hat Insights には現在、InterSystems ワークロードに利用可能な 10 件の Advisor 推奨事項があります。InterSystems の推奨事項は、Red Hat Hybrid Console の Advisor > topics > Intersystems にある新しい Advisor トピックにあります。Insights は、InterSystems に焦点を当てた推奨事項を、この新しいトピックに引き続き追加していきます。すべての Advisor トピックを表示するには、Advisor > topics に移動します。

6.2.4. パッチ

Satellite 管理ホストのパッチレポートの改善

新しい –build-packagecache フラグを使用して Satellite 管理ホストをチェックインできるようになり、インストール可能な更新のレポートが改善されました。フラグを設定すると、ホストは、システムが登録されている Satellite コンテンツビューで利用可能なコンテンツに基づいて、インストールする必要のある更新のリストをセルフレポートします。詳細は、以下を参照してください。

6.2.5. Image Builder

既知の問題: npm が含まれている場合、Insights Image Builder は RHEL for Edge イメージをビルドできない

Insights Image Builder 内で RHEL 8 イメージをビルドする場合、npm パッケージを使用して RHEL for Edge イメージをカスタマイズすることはできません。NPM パッケージマネージャーは、その設定が {prefix}/etc/npmrc ディレクトリーにあることを想定していますが、npm RPM は、/etc/npmrc にリンクする /usr/etc/npmrc ディレクトリーにシンボリックリンクをパッケージ化します。この問題を回避するには、OSTree システム内に npm パッケージを含めます。

Insights Image Builder が aarch64 アーキテクチャー用のイメージのビルドをサポート

この Image Builder の機能拡張により、サポート範囲が aarch64 アーキテクチャーまで拡大し、ビルドするアーキテクチャーを選択できるようになります。aarch64 アーキテクチャー用にビルドできる互換性のあるターゲットイメージは、Amazon Web Service (AWS)、ベアメタル、およびゲストイメージです。

Windows Subsystem Linux (WSL) に適したイメージのビルドのサポート

Red Hat Insights Image Builder を使用して、Windows Subsystem Linux (WSL) に適したイメージを作成できます。そのイメージを使用して、Windows マシン上で Linux 環境を直接実行できます。ほとんどのコマンドラインツール、ユーティリティー、アプリケーションを使用可能です。カーネルは Microsoft によって提供され、WSL2-Linux-Kernel 上で開発されます。この機能は、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8 リリースでのみサポートされます。詳細は、Create customized RHEL images for the WSL environmen を参照してください。