FedRAMP 準拠のリリースノート

Red Hat Insights 1-latest

FedRAMP® に準拠した Red Hat Insights のリリースノート

Red Hat Insights Documentation Team

概要

本リリースノートでは、FedRAMP® に準拠した Red Hat Insights アプリケーションとサービスに実装される最新の機能と改善点を重点的に取り上げます。
Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、Red Hat CTO である Chris Wright のメッセージ をご覧ください。

第1章 Red Hat Insights の製品ページ

Red Hat Insights は予測分析を採用しています。情報とデータを追加するたびに、よりスマートになります。関連する洞察を自動的に検出し、カスタマイズしたプロアクティブな次のアクションを提案し、タスクを自動化することもできます。Red Hat Insights を使用すると、お客様は Red Hat 認定エンジニアの経験や技術知識を活かすことができるため、事業運営に影響が及ぶ前に容易に問題を特定、優先順位付け、および解決できるようになります。

SaaS オファリングとして、Red Hat Insights は定期的に更新されます。定期的な更新により、Insights ナレッジアーカイブがリアルタイムで拡張され、ミッションクリティカルなシステムの安定性に影響を与える可能性がある新しい IT 関連の課題が反映されます。

第2章 2023 年 12 月

2.1. product-wide

2.1.1. 公開済みのブログおよびリソース

2.2. Red Hat Insights for Red Hat Enterprise Linux

2.2.1. Advisor

新しい推奨事項

Advisor では、6 つの新しい推奨事項を利用できます。

2.2.2. Image Builder

Image Builder で利用可能な RHEL ライフサイクルの可視化

Image Builder で、RHEL 8 および RHEL 9 のサポートライフサイクルを視覚化できるようになりました。イメージビルドに RHEL 8 を選択すると、RHEL 8 および 9 の完全なサポートを受ける時間を示す視覚化が表示されます。RHEL 8 の完全なサポートは 2024 で終了します。RHEL 9 を選択して、2027 までのフルサポートを受けることができます。

timeline of RHEL 8 and 9 full support and maintenance lifecyles

第3章 2023 年 11 月

3.1. Red Hat Hybrid Cloud Console

3.1.1. ブログおよびリソースの公開

Red Hat Insights では、公式ドキュメントを補足するタイムリーなブログやその他のリソースを提供しています。11 月のブログおよびリソース:

3.2. Red Hat Insights for Red Hat Enterprise Linux

3.2.1. Insights クライアント/RHC

Insights クライアントの Basic 認証のライフサイクル終了

2024 年 2 月 29 日より、insights-client は、ホストを Red Hat Insights に接続するための方法として Basic 認証 (authmethod=basic) をサポートしなくなります。詳細および代替オプションに切り替える方法のガイダンスについては、Red Hat Insights のライフサイクルおよび更新ページ を参照してください。

3.2.2. 変換

CentOS 7 の変換前分析と変換エクスペリエンスの提供開始

2024 年 6 月 30 日に CentOS Linux 7 はライフサイクル終了 (EOL) を迎えるため、ユーザーは、更新やセキュリティーパッチ、新機能を引き続き受け取るために、新しいオペレーティングシステムに移行する必要があります。EOL 日が迫っているため、リソースを割り当てて完了日に間に合わせるには、移行の方針と範囲を決定することが重要になります。Red Hat Insights の最近の更新により、CentOS 7 ユーザーは次のことが可能になりました。

  • CentOS Linux 7 システムを登録して Insights インベントリーリストに表示できます。
  • Automation Toolkit > Tasks > Pre-conversion analysis for converting to RHEL で新しい変換前タスクを開始し、選択した CentOS Linux 7 システムを分析して修復アドバイスを受け取ることで、RHEL への変換を複雑にしたり妨げたりし得る問題に事前に対処できます。
  • 変換前分析で特定された問題を解決した後、Automation Toolkit > Tasks > Convert to RHEL from CentOS Linux 7 で新しい変換タスクを実行し、RHEL への変換を完了できます。

Insights で変換タスクを実行した場合の出力例

Shows output messages about systems after running a conversion task in Insights

すべての Insights タスクは、Automation Toolkit > Tasks にあります。

これらの新機能を詳しく理解して使い始めるには、以下を参照してください。

3.2.3. Advisor

新しい推奨事項がリリース

14 件の新しい推奨事項が利用可能です。

InterSystems の新しいトピック

Red Hat Insights には現在、InterSystems ワークロードに利用可能な 10 件の Advisor 推奨事項があります。InterSystems の推奨事項は、Red Hat Hybrid Console の Advisor > topics > Intersystems にある新しい Advisor トピックにあります。Insights は、InterSystems に焦点を当てた推奨事項を、この新しいトピックに引き続き追加していきます。すべての Advisor トピックを表示するには、Advisor > topics に移動します。

3.2.4. パッチ

Satellite 管理ホストのパッチレポートの改善

新しい –build-packagecache フラグを使用して Satellite 管理ホストをチェックインできるようになり、インストール可能な更新のレポートが改善されました。フラグを設定すると、ホストは、システムが登録されている Satellite コンテンツビューで利用可能なコンテンツに基づいて、インストールする必要のある更新のリストをセルフレポートします。詳細は、以下を参照してください。

3.2.5. サブスクリプション

サブスクリプションでの新しい Red Hat Enterprise Linux バリアントのサポート

サブスクリプションサービスは、以下の x86 の Red Hat Enterprise Linux バリアントでレポートをサポートするようになりました。

  • Red Hat Enterprise Linux for SAP
  • Red Hat Enterprise Linux Extended Update Support (EUS) アドオン
  • Red Hat Enterprise Linux High Availability アドオン
  • Red Hat Enterprise Linux Resilient Storage アドオン
  • Red Hat Enterprise Linux 延長ライフサイクルサポート (ELS) アドオン (オンデマンド)

3.2.6. Image Builder

既知の問題: npm が含まれている場合、Insights Image Builder は RHEL for Edge イメージをビルドできない

Insights Image Builder 内で RHEL 8 イメージをビルドする場合、npm パッケージを使用して RHEL for Edge イメージをカスタマイズすることはできません。NPM パッケージマネージャーは、その設定が {prefix}/etc/npmrc ディレクトリーにあることを想定していますが、npm RPM は、/etc/npmrc にリンクする /usr/etc/npmrc ディレクトリーにシンボリックリンクをパッケージ化します。この問題を回避するには、OSTree システム内に npm パッケージを含めます。

Insights Image Builder が aarch64 アーキテクチャー用のイメージのビルドをサポート

この Image Builder の機能拡張により、サポート範囲が aarch64 アーキテクチャーまで拡大し、ビルドするアーキテクチャーを選択できるようになります。aarch64 アーキテクチャー用にビルドできる互換性のあるターゲットイメージは、Amazon Web Service (AWS)、ベアメタル、およびゲストイメージです。

Windows Subsystem Linux (WSL) に適したイメージのビルドのサポート

Red Hat Insights Image Builder を使用して、Windows Subsystem Linux (WSL) に適したイメージを作成できます。そのイメージを使用して、Windows マシン上で Linux 環境を直接実行できます。ほとんどのコマンドラインツール、ユーティリティー、アプリケーションを使用可能です。カーネルは Microsoft によって提供され、WSL2-Linux-Kernel 上で開発されます。この機能は、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 8 リリースでのみサポートされます。詳細は、Create customized RHEL images for the WSL environmen を参照してください。

3.3. Red Hat Insights for OpenShift

3.3.1. Advisor

Advanced Cluster Manager 2.9 フリートと Insights の統合

Red Hat Advanced Cluster Manager (ACM) 2.9 では、新しい概要ダッシュボードと、OpenShift Container Platform クラスターから出力された重要な情報を表示する際のナビゲーションを改善する詳細ビューが導入されました。この改良されたエクスペリエンスは、Red Hat のサイト信頼性エンジニアリング (SRE) チームが Red Hat クラスターの管理に使用しているものに似ています。

3.3.2. Cost Management

セキュリティーに焦点を当てたよくある質問 (FAQ) を公開

Red Hat Insights Cost Management Service は、独自の Operator (Cost Management Metrics Operator) を使用してデータを収集し、Red Hat にアップロードします。その後、データは独自のデータパイプラインで処理されます。その結果、データの収集方法や処理および保存方法にいくつか違いが生じます。Cost Management のセキュリティーに関するよくある質問 (FAQ) の記事は、Operator によるデータの扱い方に関する疑問を解消するのに役立ちます。FAQ は、Cost Management Software as a Service [SAAS]-Security FAQ にあります。

新しいサービスアカウント認証のサポート

Red Hat Insights Cost Management のアップストリームである Project Koku が、Koku Metrics Operator バージョン 3.1.0 をリリースしました。これにより、Hybrid Cloud Console のサービスアカウントに対して、トークンベースのサービス認証のサポートが追加されます。

Insights は、Hybrid Cloud Console でのトークンベースの認証を提供するにあたり、ダウンストリームの Cost Management Metrics Operator バージョン 3.1.0 をリリースする予定です。

第4章 2023 年 10 月

4.1. Red Hat Hybrid Cloud Console

4.1.1. 全般

ソースとインテグレーションの UI の見直し

ユーザーエクスペリエンスを簡素化し、サービスを集約するために、ソースとインテグレーションをインテグレーションに統合しました。すべてのインテグレーション (外部 AWS クラウドインテグレーション、Slack インテグレーションなど) を 1 か所で接続できるようになりました。

通知 UI の更新

以前は、通知は製品ファミリーごとにグループ化されていました。通知サービスは、単一の場所ですべてのイベントを設定できる Overview ランディングページと、イベントを表示するための別のページを提供するようになりました。

4.2. Red Hat Insights for Red Hat Enterprise Linux

4.2.1. 公開済みのブログおよびリソース

4.2.2. インベントリー

インベントリーグループが利用可能になりました。

インベントリーグループ 機能を使用すると、インベントリーグループやシステムなどの特定のインベントリーオブジェクトに対して権限を設定できます。システムインベントリーをさまざまなグループに整理したり、各グループへのアクセスを特定のユーザーに制限したりできます。ユーザーアクセスを設定すると、それらのシステム権限はすべての Insights サービスで有効になります。

画像: relnotes 102023 インベントリー

インベントリーグループの設定の詳細は、システムインベントリーの表示と管理 を参照してください。

4.2.3. Advisor

新しい推奨事項が追加されました。

  • Transparent Huge Pages が有効になっている場合、InterSystems IRIS サーバーのパフォーマンスが影響を受ける可能性があります。
  • InterSystems IRIS のパフォーマンスを向上させるために、hugepages の推奨事項を適用します。
  • InterSystems IRIS のパフォーマンスを向上させるために、shmmax の推奨事項を適用します。
  • i40e ドライバーを備えた Ethernet Controller X710 for 10GbE SFP+ を使用すると、RHEL 8.5 での DNS パフォーマンスが低下します。
  • OS がグラフィカルターゲットモードで起動する場合、tuned は自動的に起動しません。
  • e1000e ドライバーの既知のカーネルバグが原因でシステムがハングします。
  • ファイル記述子が上限まで消費されると、アプリケーションの障害が発生します。
  • /etc/resolv.conf ファイルに対する読み取り権限がない場合、chrony サービスは NTP サーバーのホスト名を解決できません。
  • システム負荷が高い場合、sendmail サービスはメールを拒否するかキューに入れます。

4.2.4. 脆弱性

ユーザーは、エラータ/アドバイザリーがない場合でも、環境に影響を与える CVE を表示できるようになりました。

関連するエラータ/アドバイザリーがないものの、環境に影響を与える可能性がある CVE を表示して評価できるようになりました。この機能により、組織は存在する CVE をすべて把握し、リスクを軽減するために必要な措置を講じることができます。

エラータ/アドバイザリーのない CVE の詳細は、こちらのブログ記事 を参照してください。

4.2.5. マルウェア検出

マルウェアシグネチャーの無効化/有効化機能

マルウェアサービスでは、ノイズを軽減し、重要で関連性のあるシグネチャーに集中できるように、環境に関係のないシグネチャーを無効にできるようになりました。

コンピューティングのフットプリントが拡大し、インフラストラクチャーを管理するリソースが縮小する中、この機能を使用することで、組織が重点を置くべき点をより適切な情報に基づいて決定することができます。

4.3. Red Hat Insights for OpenShift

4.3.1. Advisor

OpenShift 共有コントロールプレーンに対応できるワークロードの推奨事項

Advisor サービスは、マネージド OpenShift ワークロードのデプロイと実行に関するベストプラクティスに沿った推奨事項を提供します。これらの推奨事項は、制限の設定が正しいかどうかを確認し、予算を調整し、基盤となるクラスターに悪影響を及ぼさないベストプラクティスを実装します。

10 月にリリースされたワークロード推奨事項の機能は、AWS の Red Hat 共有コントロールプレーンとしても知られる Red Hat Hypershift をサポートします。このリリースでは、Advisor UI で、マネージド OpenShift の当該フレーバーに固有の推奨事項を表示できるようになりました。

4.3.2. Cost Management

タグの継承

一般的なレポート作成では、アプリケーションが使用するすべての (OpenShift および非 OpenShift の) リソースを application=X としてタグ付けし、application=X に基づいて、Cost Management からコストレポートを要求します。

場合により、タグがタグ階層全体に伝播されなかったり、伝播されたものの公開されなかったりすることがありました。この問題の一例は、OpenShift タグが PV および PVC に伝播されたものの、そのタグが Cost Management API で使用できなかったときに発生しました。OpenShift は、すべてのタグをすべてのレベルに伝播し、API で公開するようになりました。

AWS 外部 ID 認証

AWS は現在、クロスアカウントアクセスを持つ IAM ロールを作成する際に一意の外部 ID を使用することをサポートしており、一意の ID の使用をベストプラクティスとして推奨しています。ロールは、Cost Management AWS ソースフローで作成します。

Cost Management が外部 ID をサポートするようになりました。IAM ロールを作成するときに、Cost Management AWS の インテグレーションウィザードフローによって、AWS の外部 ID 用にランダム化された文字列がお客様ごとに生成されます。文字列をコピーして、外部 ID フィールドに貼り付けます。

画像: relnotes 102023 IAM ロールの作成

ソースを作成すると、ソース (インテグレーション) は、外部 ID と Amazon Resource Name (ARN) ロールを Cost Management へのメッセージで渡します。

OpenShift ソース名の自動生成

OpenShift クラスターでクラスターごと、namespace ごと、およびタグごとのコストを取得するには、Cost Management Metrics Operator (CMMO) をインストールし、データを Red Hat に送信するように設定します。

CMMO YAML ファイルには、Cost Management でクラスターを識別するソース (インテグレーション) 名が含まれています。以前は、Operator インスタンスの設定時に、name の値をデフォルトの INSERT-SOURCE-NAME からカスタム値に手動で変更していました。name の値をデフォルト値から変更しないと、混乱が生じるだけでなく、デバッグが困難になる問題も発生しました。

OpenShift Container Platform (OCP) は、OpenShift ソース名を自動的に生成するようになりました。ソース名を手動で設定した場合には、CMMO はその名前を使用します。そうでない場合、CMMO は clusterID に基づいてソース名を自動的に生成します。

注記

自動生成された名前は手動で変更できます。

ソース名の自動作成を無効にするには、CMMO YAML ファイルの create_source パラメーター値を false に変更します。

    create_source: false
    name: INSERT-SOURCE-NAME

第5章 2023 年 9 月

5.1. Red Hat Hybrid Cloud Console

5.1.1. 公開済みのブログおよびリソース

5.1.2. 通知

メールによる日次通知の時間をアカウントごとに設定できるようになりました。

OpenShift、Red Hat Enterprise Linux、および Console について、メールによる日次通知が送信される時刻を Hybrid Cloud Console > Settings アイコン (⚙) > Settings > Notifications で設定できるようになりました。新しい Settings タブを使用すると、デフォルトの 00:00 UTC 時刻を、各アカウントが選択した時刻でオーバーライドできます。この機能拡張は、毎朝仕事を始める前に日次通知を受け取りたいという EMEA のお客様からのフィードバックに基づいて実装されました。

User Preferences を統合して設定を一元化しました。

メール通知に関連するすべての設定は Hybrid Cloud Console > User Preferences > Email Preferences に統合されました。週次レポート設定とイベント通知 (即時および日次ダイジェストなど) はすべて同じ場所で設定できます。この機能拡張は、使いやすさに関してお客様から寄せられたフィードバックに基づいて実装されました。

5.2. Red Hat Insights for Red Hat Enterprise Linux

5.2.1. Advisor

5.3. Red Hat Insights for OpenShift

5.3.1. Advisor

Deployment Validation Operator (DVO) が Red Hat OpenShift for AWS (ROSA) ホステッドコントロールプレーン (hypershift) でリリースされる予定

Insights ワークロード分析を提供する DVO がマネージドクラスターで利用可能になり、OpenShift 4.14 とともに ROSA ホステッドコントロールプレーンに同梱される準備が整いました。

また、UID の代わりにユーザーフレンドリーな namespace 名/プロジェクト名が表示されることも、お客様にとって利点となります。これにより、注意が必要なプロジェクトを認識してそこに移動することが容易になります。当然ながら、すべての推奨事項には、検出された問題を防止または解決する方法に関する実用的な手順が含まれています。

Deployment Validation Operator データの非匿名化

ユーザーエクスペリエンスを向上させるため、オンプレミスのお客様向けの DVO では、匿名化されない形式のデータ収集をオプトインすることができます。これにより、推奨事項によって提案された修正を適用するために必要な手順の数が削減されます。

第6章 2023 年 8 月

6.1. Red Hat Hybrid Cloud Console

6.1.1. 公開済みのブログおよびリソース

6.1.2. 全般

新しい RHEL 管理機能の一般提供

Red Hat Summit で、分析を超えた Insights 機能拡張を発表しました。Red Hat は、イノベーションを遅らせることなく、ハイブリッドクラウド全体でエンタープライズ Linux の複雑さを軽減できるように、強化された新しい管理機能を設計しました。このリリースでは、Red Hat Summit で発表されたすべての Insights の機能と機能拡張が一般提供 (GA) されます。

関連情報

6.2. Red Hat Insights for Red Hat Enterprise Linux

6.2.1. Advisor

単一システムの推奨事項のエクスポート

単一システムの推奨事項のリストを CSV または JSON にエクスポートできるようになりました。これにより、見つかった問題に対処するためのより自動化された手段を採用していない場合に、To-Do リストを簡単に作成できます。

6.2.2. Drift および Policies

Drift および Policies で利用できる新しい systemd ファクト

システムドリフトのベースラインと比較をセットアップするとき、または内部システムポリシーを作成するときに、一連の systemd ファクトにアクセスできるようになりました。これらのファクトには、systemd.failedsystemd.jobs_queued、および `systemd.state が含まれます。

6.2.3. Image Builder

一般提供 (GA)

最新の Insights Image Builder を使用すると、サードパーティーの Red Hat Package Manager (RPM) リポジトリーを追加してサードパーティーのソフトウェアを組み込み、カスタムイメージビルドを AWS、Azure、Google Cloud で直接起動することでホストをクラウドに簡単にデプロイできます。

6.3. Red Hat Insights for OpenShift

6.3.1. Advisor

Update Risk - 一般提供 (GA)

Update Risk は、OpenShift サブスクリプションの一部として、すべての OpenShift のお客様の Red Hat Hybrid Cloud Console で利用できるようになりました。Update Risk (以前は “Upgrade risk” としてプレビュー環境で利用可能でした) により、セルフマネージド OpenShift クラスターを使用するお客様は、更新を実行する前にクラスターの状態を評価できます。接続されているすべてのクラスターからのデータでトレーニングされたマシンモデルに、クラスター上の既知のリスクのリストが表示されます。リストには、Operator の障害状態、アラート、およびその他のメトリクスが含まれます。Insights は、よりスムーズで安全な更新に向けて、これらの阻害要因を除去するための手順を提供します。

OpenShift Update risks example

6.3.2. Cost Management

vCPU 数、RAM、ストレージ容量のレポート

デフォルトでは、Cost Management は実効 CPU 使用率に基づいてコストを配分します。OpenShift コストモデルを追加すると、Cost Management が認識しているコストを、要求済み、使用済み、または実効 CPU/RAM 使用率に基づいて配分するように変更できます。

IT ワークロードと IT 部門には常に追加コストが発生します。サブスクリプション、変動費が掛かる外部サービス (Google マップなど)、外注、IT 従業員のコストなどです。これらのコストを配分するためのポリシーはお客様ごとに異なります。コストを配分する一般的な方法の 1 つは、“Cost Management が OpenShift ワークロードに対して行うのと同じことを実施すること” です。そのためには、OpenShift ノードとクラスターに搭載され使用されている CPU コアとメモリーの数を把握し、それらの数を他のコストに合わせて増やせるようにする必要があります。

CPU コア時間と RAM GB 時間を月の時間数で割ることで概算値を得ることができますが、オートスケーラーを使用している場合、これらの数値は正しくありません。オートスケーラーによって随時容量が変更される可能性があるため、Insights は CPU コアと RAM の数を報告し、この数が最大値であることをユーザーに通知するようになりました。

report with CPU and Memory details

Settings ページの再デザインおよび移動

Settings ページが Cost Management 内に移動し、見つけやすくなりました。Tag Management と Cost Categories のサブページにも機能拡張があります。コストモデルページも Settings ページ内に移動しました。Settings ページを Cost Management 内に移動すると同時に、Insights は権限も緩和し、Cost Price List Administrator の権限のみが必要になるようになりました。以前は、Cost Management の設定を変更するには、Hybrid Cloud Console 全体の Organization Administrator 権限が必要でしたが、タグマネージャーが制御および表示できる度合いが大きすぎたため、一部のお客様に不快感を与えていました。

Settings tab within Cost Management panel

オーバーヘッドコストを表示するオプション

OpenShift でワークロードを実行する場合、ワークロードのコストが関心の的になりがちですが、コントロールプレーンのコストと未割り当ての容量のコスト (“オーバーヘッドコスト”) も考慮する必要があります。Insights Cost Management はコストモデルを強化し、2023 年初頭の時点でオーバーヘッドコストを報告するようになりました。この更新により、コストを配分したり、オーバーヘッドコストの配分の有無を動的に切り替えてコストを表示したりすることができます。

Options to distribute through cost models or to not distribute through cost models in Insights OpenShift Cost Management

大規模なお客様のデータパイプライン

Insights Cost Management を使用する組織の多くは大規模なお客様ですが、インフラストラクチャーの規模に関係なく、Insights はお客様のニーズに対応できます。

Insights Cost Management の最新リリースでは、お客様の規模に応じて個別のパイプラインが実装されています。そのため、一部の大規模なお客様が 1,000 のクラスターの 1 カ月分のデータを同時に送信した場合でも、Cost Management はすべてのお客様からのデータを処理して管理します。

関連情報

ブログ: What’s new in Red Hat Insights Cost Management in Q3 2023 (Pau Garcia Quiles、2023 年 10 月 3 日)

第7章 2023 年 7 月

7.1. Red Hat Hybrid Cloud Console

7.1.1. 全般

一般的なワークロードをサポートするアクティベーションキー

管理者は、リポジトリーを有効にするアクティベーションキーを作成および管理し、登録時にリリースバージョンを設定して、SAP® や延長更新サポート (EUS) などの一般的なワークロードをサポートできるようになりました。管理者はこれらのワークロードに限定されないため、サブスクリプションでアクセスが許可されている任意の Red Hat リポジトリー (CodeReady Linux Builder など) も登録時に有効にすることができます。

7.2. Red Hat Insights for Red Hat Enterprise Linux

7.2.1. Advisor

advisor サービスに新しい推奨事項が追加されました。

新しい推奨事項

単一システムの推奨事項のエクスポート

単一システムの推奨事項のリストを CSV または JSON ファイル形式でエクスポートできるようになりました。これにより、見つかった問題に対処するためのより自動化された手段を採用していない場合に、To-Do リストを簡単に作成できます。

7.2.2. コンプライアンス

特定のルールの値を編集することによる SCAP ポリシーのカスタマイズ

Red Hat Insights は、ポリシー内で定義された特定のルールの値を編集することで、SCAP ポリシーをさらにカスタマイズできる機能をリリースしました。以前は、ポリシーに含めるルールや除外するルールを選択するオプションしかありませんでしたが、特定の要件に応じて、それらのルールがポリシー内のシステムをチェックする際に照合すべき値を指定できるようになりました。この機能により、効率的なコンプライアンスプログラムを実行するための柔軟性が高まり、精度が向上します。ブログ記事 Red Hat Insights Compliance: Introducing new customization options for policies では、新機能とその価値についてさらに詳しく説明しています。

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