5.4.2. Red Hat Virtualization 4.4.1 以前からのアップグレード

  1. Managerで、ComputeHostsをクリックし、ノードを選択します。
  2. Installation → Check for Upgrade をクリックします。これにより、そのホストにホストアップデートが存在するかどうかが、バックグラウンドでチェックされます。
  3. アップデートが利用可能になると、ホストの横にホストのアップデートが利用可能である旨の通知が表示されます。
  4. ホストをメンテナンスモードに切り替えます。

    1. RHV 管理ポータルで、Hosts に移動して → ホストを選択します。
    2. ManagementMaintenance の順にクリックすると、→ Maintenance Host ダイアログボックスが開きます。
    3. Maintenance Host ダイアログボックスで、Stop Gluster service ボックスにチェックを入れて、 → OK をクリックします。
  5. ホストが maintenance mode に変わったら、InstallationUpgrade をクリックします。

    Upgrade Host dialog box が表示されるので、Reboot host after upgradeのチェックを外しておいてください。

  6. OK をクリックしてアップグレードを確定します。
  7. アップグレードが完了するまで待機します。
  8. 以下のコマンドを使用して、アップグレードしたホストで既存のLVMフィルターを削除してから再起動します。

    # sed -i /^filter/d /etc/lvm/lvm.conf
  9. ホストを再起動します。
  10. ホストが再起動したら、LVMフィルタを再生成します。

    # vdsm-tool config-lvm-filter -y
  11. 自己修復が完了したことを確認してから次のホストをアップグレードしてください。

    1. ホスト名をクリックします。
    2. Bricks タブをクリックします。
    3. 次のホストをアップグレードする前に、すべてのブリックのSelf-Heal information columnがOKと表示されていることを確認します。
  12. 他のハイパーコンバージドホストでも上記の手順を繰り返します。
  13. クラスタの互換性設定を更新し、新機能を使用できるようにします。

    1. 管理ポータルにログインします。
    2. Cluster をクリックし、クラスタ名(Default)を選択します。
    3. 編集 をクリックします。
    4. クラスターの 互換バージョン4.6 に変更します。

      重要

      クラスタの互換性は、仮想マシンが再起動されるまで完全には更新されません。メンテナンス期間をスケジュールし、アプリケーション仮想マシンをメンテナンスモードに移行してから、各ノードの仮想マシンをすべて再起動します。

    5. ComputeData Centers をクリックします。
    6. 編集 をクリックします。
    7. Compatibility version4.6 に変更します。
  14. データセンターの互換性設定を更新して、新機能を使用できるようにします。

    1. Compute → Data Centers の順に選択します。
    2. 適切なデータセンターを選択します。
    3. 編集 をクリックします。
    4. データセンターの編集 ダイアログボックスが開きます。
    5. ドロップダウンリストから Compatibility Version4.6 に更新します。
重要

更新後に、すべてのglusterボリュームのオプションcluster.lookup-optimizeを無効にします。

# for volume in `gluster volume list`; do gluster volume set $volume cluster.lookup-optimize off; done

トラブルシューティング

  1. 自己修復プロセスは、各ハイパーコンバージドホストが再起動後に自動的に開始されます。コマンドで自己修復の状態を確認します。

    # gluster volume heal <volname> info summary

    自己修復のエントリーが長期間保留されている場合は、以下を確認してください。

    1. Glusterネットワークが接続されている。

      # ip addr show <ethernet-interface>
    2. ボリューム内のすべてのブリックプロセスがアップしている。

      # gluster volume status <vol>

      ブリックのプロセスが停止していると報告されている場合は、ブリックが停止していると報告されているノードでglusterdサービスを再起動します。

      # systemctl restart glusterd
  2. Red Hat Virtualization ノードが起動できずにメンテナンスシェルで起動される場合には、原因の 1 つとして、不安定な LVM フィルターが一部の物理ボリューム (PV) を拒否していることが挙げられます。

    1. root のパスワードでメンテナンスシェルにログインします。
    2. 既存のLVMフィルターの設定を削除します。

      # sed -i /^filter/d /etc/lvm/lvm.conf
    3. ホストを再起動します。
    4. ノードが起動したら、LVMフィルタを再生成します。

      # vdsm-tool config-lvm-filter -y