第3章 推奨事項

このセクションで説明する設定は必須ではありませんが、デプロイメントの安定性やパフォーマンスが向上する可能性があります。

3.1. 推奨情報

  • デプロイメントが完了するまですぐに完全バックアップを作成し、バックアップを別の場所に保存します。その後、通常のバックアップを作成します。詳細は、「 バックアップおよびリカバリーオプションの設定」を 参照してください。
  • デプロイメントが、同じ RHHI for Virtualization 環境の仮想マシンとして動作するサービスの実行を避けてください。同じデプロイメントで必須サービスを実行する必要がある場合は、デプロイメントのプランニングを慎重に行い、必要なサービスを実行する仮想マシンのダウンタイムを最小限に抑える必要があります。
  • ハイパーコンバージドホストに十分なエントロピーがあることを確認します。/proc/sys/kernel/random/entropy_avail の値が 200 未満の場合に障害が発生する可能性があります。エントロピーを増やすには、rng-tools パッケージをインストールして、https://access.redhat.com/solutions/1395493 の手順に従い ます
  • 環境に合わせて、現在の状態と必要な手順を認識できるように、環境を文書化します。