Red Hat サービスのソースの設定

Red Hat Hybrid Cloud Console 2022

Red Hat アカウントをパブリッククラウドにリンクする方法

概要

ソースは、ソースへの直接接続または間接接続のいずれかで、アプリケーションが Red Hat Hybrid Cloud Console 外のデータを収集する方法を提供します。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。この取り組みは膨大な作業を要するため、今後の複数のリリースで段階的に用語の置き換えを実施して参ります。詳細は、Red Hat CTO である Chris Wright のメッセージ をご覧ください。

Red Hat Hybrid Cloud Console ドキュメントへのフィードバック

弊社ドキュメントに対するご意見をお聞かせください。ドキュメントの改善点はございませんか。これを行うには、Bugzilla のチケットを作成します。

  1. Bugzilla の Web サイトに移動します。
  2. Component で Documentation を選択します。
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第1章 Red Hat サービスのソースの設定

データソースは、Red Hat Hybrid Cloud Console アプリケーションまたはサービスにデータを提供するサービス、アプリケーション、またはプロバイダーです。ソースは、クラウドソースと Red Hat ソースで構成されます。

1.1. ソースについて

ソースとは、Red Hat Hybrid Cloud Console のサービスおよびアプリケーションがパブリッククラウドプロバイダーおよびその他のサービスまたはツールに接続し、サービスまたはアプリケーションの情報を収集する仕組みです。Settings バンドル内にある Sources アプリケーションのソースを追加および管理します。Settings には、Red Hat Hybrid Cloud Console のマストヘッドにある歯車アイコンをクリックしてアクセスできます。

Sources メニューはウィザードを使用して、クラウドソースと Red Hat ソースの追加を容易にします。クラウドソースの場合は、プロバイダーを Cost Management や RHEL 管理バンドルなどの Red Hat アプリケーションに関連付けることができます。Red Hat ソースの場合は、Red Hat OpenShift Container Platform を追加できます。クラウドソースではアプリケーションの追加はオプションですが、Red Hat ソースに必要です。

1.2. クラウドソースの追加

Add a cloud source ウィザードでは、ソースの作成を行います。Amazon Web Services (AWS)、Google Cloud、および Microsoft Azure を追加できます。ウィザードは各パブリッククラウドプロバイダーの詳細情報を提供します。

Amazon Web Services

AWS をクラウドソースとして追加するワークフローには、以下の概要手順が含まれます。

  1. ソースタイプの選択
  2. ソースの命名
  3. 設定の選択
  4. アプリケーションの選択
  5. コストと使用状況のレポートの設定 (コスト管理用)
  6. タグ、エイリアス、および組織単位の特定 (コスト管理用)
  7. アカウントアクセスの有効化
  8. 詳細の確認
  9. ソースの追加

設定モードには、* Account authorization (推奨) と * Manual configuration の 2 つの選択肢があります。

Account authorization を選択した場合は、AWS アカウントの認証情報 (アクセスキー ID およびシークレットキー ID) を指定します。Red Hat はソースを設定し、管理します。このオプションは、Cost Management および RHEL management バンドルアプリケーションを自動的に選択します。これらのアプリケーションの選択を解除できます。

Manual configuration を選択する場合は、Cost ManagementRHEL management バンドル、または No application を選択します。

Cost Management アプリケーションを使用すると、以下のような企業に関連するタスクを実行できます。

  • リソースおよびコストの使用を可視化、理解、および分析
  • 今後の消費を予測し、予算との比較
  • リソースおよび消費の最適化
  • 詳細な分析を行うための使用パターンの特定
  • コストおよびリソースデータを活用できるサードパーティーツールとの統合

RHEL management バンドルには、以下の項目が含まれます。

  • Red Hat ゴールドイメージ
  • 高精度のサブスクリプション監視データ
  • 自動登録

Cost Management バンドルアプリケーションおよび RHEL management バンドルアプリケーションでは、アカウントアクセスを有効にする必要があります。そのためには、IAM ポリシーおよび IAM ロールを作成し、Amazon Resource Name (ARN) を入力します。ARN は Amazon リソースの汎用名であり、関与するサービスに応じて共通の形式を持ちます。この場合は、ID およびアクセス管理 (IAM) サービスおよび Role リソースタイプになります。

No application を選択した場合には、以下を指定する認証情報を選択します。

  • AWS シークレットキー
  • Cost Management ARN
  • Subscription Watch ARN

Google Cloud

Google Cloud をクラウドソースとして追加するワークフローには、以下の概要手順が含まれます。

  1. ソースタイプの選択
  2. ソースの命名
  3. アプリケーションの選択
  4. プロジェクトの追加
  5. アカウントアクセスの有効化
  6. データセットの作成
  7. 請求のエクスポート情報の設定
  8. 詳細の確認
  9. ソースの追加

アプリケーションの選択肢は、Cost Management のみとなります。IAM ロールを作成し、アクセスを割り当てる必要があります。

Cost Management アプリケーションを使用すると、以下のような企業に関連するタスクを実行できます。

  • リソースおよびコストの使用を可視化、理解、および分析
  • 今後の消費を予測し、予算との比較
  • リソースおよび消費の最適化
  • 詳細な分析を行うための使用パターンの特定
  • コストおよびリソースデータを活用できるサードパーティーツールとの統合

No application を選択する場合は、Project ID および Service Account JSON を認証情報として指定します。

Microsoft Azure

Microsoft Azure をクラウドソースとして追加するワークフローには、以下の概要手順が含まれます。

  1. ソースタイプの選択
  2. ソースの命名
  3. アプリケーションの選択
  4. リソースグループおよびストレージアカウントの作成 (コスト管理用)
  5. サブスクリプション ID の入力 (コスト管理用)
  6. ロールの作成 (コスト管理用)
  7. 日次エクスポートの設定 (コスト管理用)
  8. 認証情報の指定
  9. 詳細の確認
  10. ソースの追加

アプリケーションの選択肢には、Cost ManagementRHEL management バンドル、または No application が含まれます。

Cost Management アプリケーションを使用すると、以下のような企業に関連するタスクを実行できます。

  • リソースおよびコストの使用を可視化、理解、および分析
  • 今後の消費を予測し、予算との比較
  • リソースおよび消費の最適化
  • 詳細な分析を行うための使用パターンの特定
  • コストおよびリソースデータを活用できるサードパーティーツールとの統合

RHEL management バンドルには、以下の項目が含まれます。

  • Red Hat ゴールドイメージ
  • 自動登録

コスト管理用にコストデータとメトリクスを収集できるように、専用のリソースグループおよびストレージアカウントを Azure ポータルで作成します。その後、サブスクリプション ID を使用して Cloud Shell で Cost Management Storage Account Contributor ロールを作成します。サブスクリプション ID を使用して Cloud Shell で 2 番目のコマンドを実行すると、そのロールの設定を完了するのに必要なテナント (ディレクトリー) の ID、クライアント (アプリケーション) ID、およびクライアントシークレットが提供されます。

注記

コスト管理に Azure コストデータへの読み取り専用アクセスを付与するために専用の認証情報を設定します。

1.3. Red Hat ソースの追加

Red Hat OpenShift Container Platform をクラウドソースとして追加するワークフローには、以下の概要手順が含まれます。

  1. ソースタイプおよびアプリケーションの選択
  2. ソースの命名
  3. Operator のインストールおよび設定
  4. 詳細の確認
  5. ソースの追加

アプリケーションの選択肢は、Cost Management のみとなります。Cost Management アプリケーションを使用すると、以下のような企業に関連するタスクを実行できます。

  • リソースおよびコストの使用を可視化、理解、および分析
  • 今後の消費を予測し、予算との比較
  • リソースおよび消費の最適化
  • 詳細な分析を行うための使用パターンの特定
  • コストおよびリソースデータを活用できるサードパーティーツールとの統合
注記

Red Hat OpenShift Container Platform 4.6 以降では、OpenShift Container Platform Web コンソールから costmanagement-metrics-operator をインストールします。詳細は、OpenShift Container Platform ソースのサブスクリプション管理への追加 を参照してください。

1.4. 参考資料

Cost Management スタートガイド

サブスクリプションサービスのスタートガイド

パブリッククラウドメータリングのソースの追加

Automation Services Catalog の使用開始

バケットの制限および制限

バケットの命名ルール