8.13.3. Windows Client で CIFS を使用したスナップショットの表示および取得

ボリュームで利用可能なスナップショットごとに、ボリュームにアクセスできるすべてのユーザーには、ボリュームの読み取り専用ビューが表示されます。異なる時点からボリュームの読み取り専用ビューを使用して、ファイルを復元できます。ボリュームの各スナップショットは、CIFS 共有のルート内のすべてのフォルダーの .snaps フォルダーで利用できます。.snaps フォルダーは、次のコマンドを使用してボリュームで以下のオプションが ON に設定されている場合のみ表示される非表示フォルダーです。
# gluster volume set volname features.show-snapshot-directory on
オプションを ON に設定すると、以下の手順に従ってすべての Windows クライアントは .snaps フォルダーにアクセスできます。
  1. Folder オプションで、Show hidden files, folders, and drives オプションを有効にします。
  2. CIFS 共有のルートに移動し、.snaps フォルダーを表示します。
    注記
    .snaps フォルダーには、CIFS 共有のルートからのみアクセスでき、いずれのサブディレクトリーにもアクセスできません。
  3. スナップショットの一覧は、.snaps フォルダーにあります。必要なファイルにアクセスし、取得できるようになりました。
Samba を使用して Windows のスナップショットにアクセスすることもできます。詳細は、「Windows でのスナップショットへのアクセス」 を参照してください。