9.3.2. 現在のディスク使用量の制限の表示

ボリュームに現在設定されている制限をすべて表示するには、以下のコマンドを実行します。
# gluster volume quota VOLNAME list
たとえば、test-volume に設定されたクォータ制限を表示するには、以下を実行します。
# gluster volume quota test-volume list
Path        Hard-limit  Soft-limit   Used      Available
--------------------------------------------------------
/           50GB        75%          0Bytes    50.0GB
/dir        10GB        75%          0Bytes    10.0GB
/dir/dir2   20GB        90%          0Bytes    20.0GB
特定のディレクトリーの制限情報を表示するには、ディレクトリーパスを指定します。ディレクトリーのパスは、ボリュームがマウントされるサーバーまたはクライアントのルートディレクトリーではなく、Red Hat Gluster Storage ボリュームのマウントポイントに相対的です。
# gluster volume quota VOLNAME list /<directory_name>
たとえば、test-volume ボリュームの /dir ディレクトリーに設定した制限を表示するには、以下を実行します。
# gluster volume quota test-volume list /dir
Path  Hard-limit   Soft-limit   Used   Available
-------------------------------------------------
/dir   10.0GB          75%       0Bytes  10.0GB
複数のディレクトリーを一覧表示して、指定した各ディレクトリーにディスク制限情報を表示することもできます。以下に例を示します。
# gluster volume quota VOLNAME list DIR1  DIR2

9.3.2.1. df ユーティリティーを使用したクォータ制限情報の表示

デフォルトでは、ディスク使用量を報告する際には、df ユーティリティーはクォータ制限を考慮しません。つまり、ディレクトリーにアクセスするクライアントは、クォータでディレクトリーに割り当てられた合計領域ではなく、ボリュームで利用可能な合計領域を確認することを意味します。quota-deem-statfs パラメーターを on に設定すると、代わりにハードクォータ制限をディスク領域の合計として表示するようにボリュームを設定することができます。
quota-deem-statfs パラメーターを on に設定するには、以下のコマンドを実行します。
# gluster volume set VOLNAME quota-deem-statfs on
これにより、df が、クライアントのディスクスペースとしてハードクォータ制限を表示します。
以下の例は、quota-deem-statfsoff に設定されている場合にクライアントからのディスク使用量を表示します。
# df -hT /home
Filesystem           Type            Size  Used Avail Use% Mounted on
server1:/test-volume fuse.glusterfs  400G   12G  389G   3% /home
以下の例は、quota-deem-statfson に設定されている場合に、クライアントに表示されるディスク使用量を表示します。
# df -hT /home
Filesystem            Type            Size  Used Avail Use% Mounted on
server1:/test-volume  fuse.glusterfs  300G   12G  289G   4% /home