10.3.3. 前提条件

以下は、geo レプリケーションをデプロイするための前提条件です。
これらの前提条件は、あるクラスターから別のクラスターに 1 回のみ実行される必要があるため、同じプライマリークラスターから同じセカンダリークラスターに複数のボリュームを同期する場合は、これらの前提条件を 1 回のみ実行する必要があります。
  • プライマリーボリュームおよびセカンダリーボリュームは、同じバージョンの Red Hat Gluster Storage を使用する必要があります。
  • セカンダリーボリュームのノードはプライマリーボリュームの一部にすることはできません。2 つの信頼済みストレージプールが必要です。
  • 以下のコマンドを使用して、スレーブボリュームの performance.quick-read オプションを無効にします。
    [slave ~]# gluster volume set slavevol performance.quick-read off
  • geo レプリケーションを設定する前に、すべてのプライマリーノードとセカンダリーノード間で時間を同期する必要があります。Red Hat は、ブリックとサーバー間で時刻を同期するようにネットワークタイムプロトコルサービスを設定し、時刻の同期エラーを回避することを推奨します。
    詳細は、「ネットワーク時刻プロトコルの設定」を参照してください。
  • 「ポートアクセスの要件」 に記載されているポートから Geo レプリケーションに必要なポートを追加します。
  • パスワードなしの鍵ベースの SSH 認証は、マスターボリュームの 1 つのノード( geo レプリケーションの作成 コマンドが実行されるノード)とスレーブボリュームの 1 つのノード( geo レプリケーションの作成 コマンドの実行時にスレーブ名に記載されるノード)が必要です。
    マスターノードで ssh-keygen (パスフレーズなしで)を使用して公開鍵および秘密鍵を作成します。
    # ssh-keygen
    以下のコマンドを使用して、公開鍵をセカンダリーノードにコピーします。
    # ssh-copy-id -i identity_file root@slave_node_IPaddress/Hostname
    root 以外のジオレプリケーションセッションを設定する場合は、公開鍵をそれぞれのユーザー場所にコピーし ます
    注記
    - パスワードのない鍵ベースの SSH 認証は、プライマリーノードからセカンダリーノードにのみ必要です。セカンダリーノードは、このレベルのアクセスを必要としません。
    - ssh authorized_keys ファイルがカスタムの場所に設定されていると、ssh-copy-id コマンドは機能しません。マスターから .ssh/id_rsa.pub ファイルの内容をコピーし、Slave ノードのカスタム場所にある authorized_keys ファイルに貼り付ける必要があります。
    Gsyncd では、プライマリーノードのすべてのノード間でパスワードなしで、セカンダリークラスター内のすべてのノードへのキーベースの SSH 認証も必要になります。gluster system:: を実行すると、gsec_create コマンドを実行すると、マスター内の全ノードに secret-pem ファイルを作成し、SSH 認証接続を実装するために使用されます。geo -replication create コマンドの push- pem オプションは、これらの鍵をすべてのスレーブノードにプッシュします。
    gluster system::execute gsec_create コマンドおよび push-pem コマンドの詳細は、「Geo レプリケーションセッションの環境の設定」 を参照してください。