19.3. ネットワーク

データトラフィックネットワークは、ストレージノードの数が増加するとボトルネックとなります。データトラフィック用に 10GbE または高速なネットワークを追加すると、ノードのパフォーマンスごとに速度が向上します。ジャンボフレームは、すべてのレベル、クライアント、Red Hat Gluster Storage ノード、およびイーサネットスイッチレベルで有効にする必要があります。MTU サイズ N+208 は、N=9000 のイーサネットスイッチで対応する必要があります。NFS/CIFS などのプロトコルがネイティブクライアントではなく使用される場合、管理トラフィックおよびデータトラフィック用に別のネットワークを指定することを推奨します。Red Hat Gluster Storage クライアントの推奨ボンディングモードはモード 6 (balance-alb) です。これにより、クライアントは、時間のかかる異なる NIC 上で同時に書き込みを送信できます。