11.17.6. 制限

  1. アクセス時間 (atime) の更新はサポートされていません。サポートを有効にするには、「ctime.noatime」オプションを「off」に設定します。ただし、これを有効にすると、パフォーマンスが大幅に低下することになります。複製されたボリュームおよび分散されたボリュームは、あるサブボリュームからデータを読み取るため、そのサブボリュームの xattr 更新が行われ、atime 更新ごとにレプリカセットの他のサブボリュームに対する自己修復がトリガーされます。
  2. この機能では、時間属性オプション (noatime、realatime) を使用した gluster ボリュームのマウントはサポートされていません。
  3. この機能は、ディレクトリーのハッシュ化されたサブボリュームがダウンした場合にディレクトリーの一貫性を保証する訳ではありません。
  4. ディレクトリーの一覧が一貫性のない時間情報を報告する可能性があるため、この機能はディレクトリーの一覧またはメタデータに過剰な依存するワークロードではサポートされません。