11.5. ボリュームのトランスポートタイプの設定

ボリュームは、クライアントとブリックプロセス間の通信に 1 つ以上のトランスポートタイプに対応できます。サポート対象のトランスポートには、tcp、rdma、および tcp,rdma の 3 つのタイプがあります。
ボリュームのサポートされるトランスポートタイプを変更するには、以下の手順に従います。
  1. 以下のコマンドを使用して、すべてのクライアントでボリュームをアンマウントします。
    # umount mount-point
  2. 以下のコマンドを使用してボリュームを停止します。
    # gluster volume stop volname
  3. 警告
    RDMA をトランスポートプロトコルとして使用することは、Red Hat Gluster Storage 3.5 で非推奨となっています。Red Hat ではこの使用を推奨しておらず、Red Hat Gluster Storage 3.5.3 にアップグレードする新規デプロイメントおよび既存デプロイメントでサポートしません。
    トランスポートタイプを変更します。たとえば、tcp と rdma の両方を有効にするには、followimg コマンドを実行します。
    # gluster volume set volname config.transport tcp,rdma OR tcp OR rdma
  4. すべてのクライアントにボリュームをマウントします。たとえば、rdma トランスポートを使用してマウントするには、次のコマンドを使用します。
    # mount -t glusterfs -o transport=rdma server1:/test-volume /mnt/glusterfs