11.2. 複数のボリュームオプションの設定
グループ設定ファイルは、ボリュームオプションの定義およびカスタマイズに使用されるファイルです。ネガティブルックアップキャッシュ、仮想化、メタデータキャッシュ、gluster-block などの特定のワークロードパターンには、事前定義されたグループ設定ファイルがあります。
ファイルで定義されるパラメーターは、一度に 1 つのパラメーターを設定するのではなく、グループとしてボリュームに適用できます。
グループ設定ファイルの作成
/var/lib/glusterd/groups/
ディレクトリーに新しいファイルを作成します。# touch /var/lib/glusterd/groups/filename
- ボリュームに設定するパラメーターと値をキーと値のペアとして作成したファイルに追加し、各パラメーターを新しい行に配置します。
domain1.key1=value1 domain1.key2=value2 domain2.key3=value3
以下に例を示します。changelog.changelog=on client.event-threads=6 cluster.brick-multiplex=on
ボリュームへの設定の追加
以下のコマンドを実行して、グループファイルの設定を特定のボリュームに適用します。
# gluster volume set volname group filename
以下に例を示します。
# gluster volume set volume1 group virt # gluster volume set volume2 group virt # gluster volume set volume3 group dbgroup
注記
作成した設定ファイルは、/var/lib/glusterd/groups/ 下の信頼されたストレージプールのすべてのホストに配置される必要があります。これは、gdeploy 設定ファイルを使用して実現できます。
グループ設定の非アクティブ化に関する情報は、「グループ設定の非アクティブ化」 を参照してください。