第12章 Red Hat Gluster Storage ログの管理

ログ管理フレームワークは、各管理機能およびコンポーネントのログメッセージを生成し、Red Hat Gluster Storage サーバーのユーザーサービス性を高めます。ログが生成され、システムのイベント変更を追跡します。この機能は、ログファイルの取得、ロールオーバー、およびアーカイブを容易にし、ユーザーが解決できるエラーのトラブルシューティングに役立ちます。Red Hat Gluster Storage コンポーネントのログは週ごとにローテーションされます。管理者は必要に応じて、ボリュームにログファイルをローテーションできます。ログファイルがローテーションされると、現在のログファイルのコンテンツは log-file-name.epoch-time-stamp に移動されます。message-ids でログメッセージが生成されるコンポーネントは、glusterFS 管理サービス、分散 Hash Table (DHT)、および Automatic File Replication (AFR) です。

12.1. ログローテーション

ログファイルは週ごとにローテーションされ、ログファイルは詳細ごとに gzip 形式で配信されます。ログファイルの内容がローテーションされると、現在のログファイルは log-file- name.epoch-time-stamp に移動されます。ログファイルのアーカイブは、設定ファイルで定義されます。ポリシーとして、52 週間でログファイルのコンテンツが Red Hat Gluster Storage Server に保持されます。