16.5.3. 読み取りおよび書き込み頻度の設定 (非推奨)

警告
階層化は、Red Hat Gluster Storage 3.5 では非推奨です。Red Hat ではこの使用を推奨しておらず、Red Hat Gluster Storage 3.5.3 にアップグレードする新規デプロイメントおよび既存デプロイメントでは階層化をサポートしません。
昇格/降格サイクルで読み取りおよび書き込みの数を設定できます。これにより、昇格のためにファイル HOT がマークされます。この値よりも少ない読み取りまたは書き込みヒットのファイルはすべて COLD と見なされ、降格されます。読み取り/書き込みアクセス数が設定されていない場合、デフォルトカウントは 0 に設定されます。
以下のコマンドを実行して、読み取りおよび書き込みの頻度のしきい値を設定します。
# gluster volume set VOLNAME cluster.write-freq-threshold value
注記
0 を値として指定すると、しきい値は考慮されません。1 ~ 1000 の範囲の値は、昇格または降格のために考慮するようにファイルのコンテンツを変更する必要がある回数を示します。
# gluster volume set VOLNAME cluster.read-freq-threshold value
注記
0 を値として指定すると、しきい値は考慮されません。1-1000 範囲内の値は、昇格または降格のために考慮するためにファイルの内容がアクセスされた回数を示します。