Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Gluster Storage

2.7. glusterd サービスの管理

Red Hat Gluster Storage のインストール後に、glusterd サービスは、信頼できるストレージプールのすべてのサーバーで自動的に起動します。このサービスは、glusterd サービスのコマンドを使用して手動で起動および停止できます。信頼されたストレージプールの作成に関する情報は、『 『Red Hat Gluster Storage 3.4 Administration Guide :https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_gluster_storage/3.4/html-single/administration_guide/#idm140612789187008』 を参照してください。
Red Hat Gluster Storage を使用して、サーバーを再起動したり、クライアントにボリュームを再マウントせずに glusterFS ボリュームの設定を動的に変更します。glusterFS デーモンglusterd は柔軟性のあるボリューム管理を行います。
gluster CLI コマンドを使用して、物理ハードウェアから論理ボリュームを切り離します。これにより、ユーザーはアプリケーションのダウンタイムなしに、ストレージボリュームを拡張し、縮小し、移行することができます。ストレージがクラスターに追加されると、ボリュームはクラスター全体に分散されます。このディストリビューションでは、クラスターは基礎となるハードウェアに変更を加えても常に利用可能になります。

2.7.1. glusterd の手動による起動および停止

以下の手順に従って、glusterd サービスを手動で起動し、停止します。
  • 以下のように glusterd を手動で起動します。
    # /etc/init.d/glusterd start
    または
    # service glusterd start
  • 以下のように glusterd を手動で停止します。
    # /etc/init.d/glusterd stop
    または
    # service glusterd stop