2.7. Fuse Online のテクノロジープレビュー機能

本リリースには、以下に示すテクノロジープレビュー機能が含まれています。

重要

テクノロジープレビューの機能は、Red Hat の本番環境のサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされず、機能的に完全ではないことがあるため、Red Hat は本番環境での使用は推奨しません。テクノロジープレビューの機能は、最新の技術をいち早く提供して、開発段階で機能のテストやフィードバックの収集を可能にするために提供されます。詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

  • Fuse Online の監査

    Fuse Online は、ユーザーが以下の Fuse Online コンポーネントに対して加えた変更の基本監査をサポートします。

    • コネクション - Name および Fuse Online Web コンソールのコネクターの Details ページに表示されるその他のフィールド。
    • コネクター - Name フィールド。
    • インテグレーション - Name フィールド。
  • データフィールドをマッピングするための条件式

    データマッパーでは、条件式を指定し、データマッピングに適用することができます。たとえば、条件式はソースフィールドの評価や、ソースフィールドが空の場合にターゲットフィールドに入力する方法を指定できます。指定できる式の限定セットは、Microsoft Excel の式に似ています。

  • データマッパーのユーザー定義プロパティーのドキュメント範囲

    データマッパーでは、ソースとターゲットのマッピングに定義されたプロパティーの範囲を指定できます。Mapping Details パネルで、Properties の横にある Add (+) をクリックします。新しい Scope オプションのCreate Property ダイアログで、現在のメッセージヘッダー、前のステップからのメッセージヘッダー、または Camel 固有のプロパティーの Camel Exchange Property を選択できます。

  • OAuth を使用する REST API クライアントでは、API クライアントコネクターの作成時に、そのコネクターから作成するコネクションのデフォルト OAuth2 の動作を変更することができます。OpenAPI 仕様への Fuse Online ベンダーエクステンションは以下をサポートします。

    • クライアントクレデンシャルをパラメーターとして提供。
    • HTTP レスポンスステータスコードを基にした新しいアクセストークンの取得。