1.3. Fuse on Karaf のインストール

Red Hat カスタマーポータルから Fuse 7.11 on Karaf の標準インストールパッケージをダウンロードできます。このパッケージは Karaf コンテナーの標準アセンブリーをインストールし、完全な Fuse テクノロジースタックを提供します。

前提条件

手順

  1. ダウンロードした Fuse on Apache Karaf の .zip アーカイブファイルを、ファイルシステム FUSE_INSTALL の任意の場所に展開します。
  2. Fuse ランタイムに管理ユーザーを追加します。

    1. テキストエディターで FUSE_INSTALL/etc/users.properties ファイルを開きます。
    2. #admin = admin で始まる行の最初の # 文字を削除します。
    3. #_g_\:admingroup で始まる行の最初の # 文字を削除します。
    4. ユーザーエントリーのユーザー名 USERNAME とパスワード PASSWORD をカスタマイズし、以下のようなユーザーエントリーおよび管理グループエントリーにします (連続した行)。

      USERNAME = PASSWORD,_g_:admingroup
      _g_\:admingroup = group,admin,manager,viewer,systembundles,ssh
    5. etc/users.properties ファイルを保存します。
  3. 以下のように、CodeReady Studio インストーラー を実行します。

    java -jar DOWNLOAD_LOCATION/codereadystudio-12.21.0.GA-installer-standalone.jar
  4. インストール中、以下を行います。

    1. 契約条件に同意します。
    2. インストールパスを選択します。
    3. Java 11 JVM を選択します。
    4. Select Platforms and Servers で、Add をクリックして FUSE_INSTALL ディレクトリーの場所を確認し、Fuse on Karaf ランタイムを設定します。
    5. Select Additional Features to InstallRed Hat Fuse Tooling を選択します。
  5. CodeReady Studio が起動します。Searching for runtimes ダイアログが表示されたら OK をクリックして Fuse on Karaf ランタイムを作成します。
  6. 新しいプロジェクトの JVM をデフォルトの Java 11 から Java 8 に切り替えます (Fuse on Karaf アプリケーションの起動に必要です)。

    1. Window→Preferences→Installed JREs までドリルダウンします。
    2. Installed JREs ペインで Add をクリックし、Add JRE ウィザードを開きます。
    3. JRE Type ダイアログで Standard VM を選択し、Next をクリックします。
    4. JRE Definition ダイアログで、Java 8 インストールのホームディレクトリーの絶対パスを JRE のホーム フィールドに貼り付けます。ダイアログの他のフィールドは自動的に入力されます。Finish をクリックします。
    5. Installed JREs ペインで Java 8 ランタイムを選択し、Apply をクリックします。
    6. Window→Preferences→Java→Compiler までドリルダウンします。JDK Compliance で、Compiler Compliance レベル を 1.8 に設定します。Apply and Close をクリックします。
  7. (任意手順): コマンドラインから Apache Maven を使用するには、Setting up Maven locally の説明どおりに Maven をインストールおよび設定する必要があります。

    注記

    CodeReady Studio のみを使用する場合、CodeReady Studio には Maven が事前インストールおよび設定されているため、Maven をインストールする必要は厳密的にはありません。しかし、コマンドラインから Maven を呼び出す場合は、インストールを行う必要があります。