第22章 ServiceNow への接続

インテグレーションは ServiceNow テーブルからレコードを取得したり、ServiceNow がテーブルを更新するために使用する ServiceNow インポートセットにレコードを追加することができます。インテグレーションで ServiceNow に接続するには、ServiceNow コネクションを作成した後、そのコネクションをインテグレーションに追加します。詳細については、以下を参照してください。

22.1. ServiceNow コネクションの作成

インテグレーションで、所属企業の ServiceNow インスタンスに接続するには、ServiceNow コネクションを作成する必要があります。

前提条件

  • 所属企業の ServiceNow 管理者がユーザーの ServiceNow アカウントを作成済みである必要があります。
  • ServiceNow インスタンスの URL と、ServiceNow のユーザー名およびパスワードを知っている必要があります。
  • ServiceNow 管理者が ServiceNow クライアント ID およびクライアントシークレットも作成した場合、これらの値を知っている必要があります。

手順

  1. Fuse Online の左パネルで Connections をクリックし、利用可能なコネクションを表示します。
  2. Create Connection をクリックし、Fuse Online コネクターを表示します。
  3. ServiceNow コネクターをクリックします。
  4. この ServiceNow コネクションを設定します。

    1. Instance Name フィールドに、レコードの取得先または取得元となる ServiceNow インスタンスの名前を入力します。たとえば、ServiceNow インスタンスの URL が https://abc12345.service-now.com である場合、インスタンス名は abc12345 になります。
    2. User Name フィールドに ServiceNow ユーザー名を入力します。
    3. User Password フィールドに ServiceNow パスワードを入力します。
    4. 任意で、ServiceNow 管理者からクライアント ID を受け取った場合は Client ID フィールドにそのクライアント ID を入力します。
    5. 任意で、ServiceNow 管理者からクライアントシークレットを受け取った場合は Client Secret フィールドにそのクライアントシークレットを入力します。
    6. Validate をクリックします。Fuse Online は即座にコネクションを検証しようとし、検証の成功または失敗を示すメッセージを表示します。検証に失敗した場合は、必要に応じて設定の詳細を更新し、再度検証を行います。
    7. 検証に成功したら Next をクリックします。
  5. Name フィールドに、このコネクションを別のコネクションと区別するために使用する名前を入力します。たとえば、ServiceNow Con 1 を入力します。
  6. Description は任意のフィールドで、このコネクションに関する便利な情報を入力します。たとえば、ServiceNow connection that uses administrative credentials. を入力します。
  7. Save をクリックし、作成したコネクションが利用可能になったことを確認します。上記の例の名前を入力した場合は、インテグレーションに追加できるコネクションとして ServiceNow Con 1 が表示されます。