第24章 SQL データベースへの接続
インテグレーションでは、以下の SQL データベースに接続することができます。
- Apache Derby
- MySQL
- PostgreSQL
インテグレーションでアクセスするデータベースへのコネクションを作成します。その後、インテグレーションを作成し、データベースコネクションをインテグレーションに追加します。
他の種類のデータベースに接続するには、そのデータベースの JDBC ドライバーをアップロードする必要があります。
詳細は以下のトピックを参照してください。
24.1. データベースコネクションの作成
インテグレーションで接続する各データベースの個別のコネクションを作成します。複数のインテグレーションで同じコネクションを使用できます。
データベースコネクションは指定のデータベーステーブルで操作するか、指定のストアドプロシージャーを呼び出します。
前提条件
インテグレーションがデータベースに接続するときにデータベーステーブルまたはストアドプロシージャーが存在する必要があります。
手順
- 接続するデータベースの JDBC ドライバーがクラスパスにあるようにしてください。プロプライエタリーデータベースに接続するために JDBC ドライバーライブラリーエクステンションをアップロードした場合、ドライバーはアップロードプロセスによってクラスパス上に置かれます。JDBC ドライバーライブラリーエクステンションの作成 を参照してください。
- Fuse Online の左パネルで Connections をクリックし、利用可能なコネクションを表示します。
- Create Connection をクリックし、Fuse Online コネクターを表示します。
- Database コネクターをクリックします。
以下を入力してコネクションを設定します。
-
Connection URL フィールドに、接続するデータベースの JDBC URL を入力します。たとえば、
jdbc:postgresql://ignite-db1234/sampledb
を入力します。 - Username フィールドに、データベースのアクセスに使用するアカウントの名前を入力します。同じアカウントのパスワードとユーザー名を指定するようにしてください。
- Password フィールドに、データベースのアクセスに使用する、ユーザーアカウントに関連するパスワードを入力します。
- Schema フィールドにデータベースのスキーマの名前を入力します。データベーススキーマの指定方法は、データベースのタイプによって異なります。詳細は、次のセクションの データベースコネクションでスキーマを指定する方法 を参照してください。
-
Connection URL フィールドに、接続するデータベースの JDBC URL を入力します。たとえば、
- Validate をクリックします。Fuse Online はコネクションの検証を試み、検証の成功または失敗を示すメッセージを表示します。検証に失敗した場合は、必要に応じて設定の詳細を修正し、再度検証を行います。
- 検証に成功した場合は Next をクリックします。
-
Name フィールドに、このコネクションを別のコネクションと区別するために使用する名前を入力します。たとえば、
PostgreSQL DB 1
を入力します。 -
Description は任意のフィールドで、このコネクションに関する便利な情報を入力します。たとえば、
Sample PostgreSQL connection that uses my login credentials.
を入力します。 - Save をクリックし、作成したコネクションが利用可能になったことを確認します。上記の例の名前を入力した場合は、インテグレーションに追加できるコネクションとして PostgreSQL DB 1 が表示されます。