18.3. MQTT ブローカーへのメッセージの公開

インテグレーションでは、フローの途中で MQTT ブローカーにメッセージをパブリッシュしたり、シンプルなインテグレーションを終了するために MQTT ブローカーにメッセージをパブリッシュすることができます。これには、MQTT コネクションをフローの途中に追加するか、シンプルなインテグレーションの最後のコネクションとして追加します。

前提条件

  • MQTT コネクションが作成されている必要があります。
  • フローを作成または編集することになり、Fuse Online でインテグレーションに追加するよう要求されます。または、Fuse Online で最後のコネクションを選択するよう要求されます。

手順

  1. Add to Integration ページで、MATT コネクションの追加先のプラス記号をクリックします。シンプルなインテグレーションの最後のコネクションを追加する場合は、このステップをスキップします。
  2. メッセージの公開に使用する MQTT コネクションをクリックします。
  3. Choose an action ページで Publish を選択します。
  4. MQTT queue/topic name フィールドに、メッセージを公開するキューまたはトピックの名前を指定します。
  5. Next をクリックしてアクションの入力タイプを指定します。
  6. データタイプの認識が必要がない場合は、Select Type フィールドに Type specification not required を使用し、Next をクリックします。残りの手順を行う必要はありません。

    ただし、構造化データタイプが推奨されます。たとえば、コネクション入力をデータマッパーステップでマップする場合、データタイプを指定する必要があります。データマッパーは、非構造化データのフィールドを表示できません。

    データタイプを指定するには、Select Type フィールドをクリックし、以下の 1 つをスキーマタイプとして選択します。

    • JSON schema は JSON データの構造を記述するドキュメントです。ドキュメントのメディアタイプは application/schema+json です。
    • JSON instance は JSON データが含まれるドキュメントです。ドキュメントのメディアタイプは application/json です。
    • XML schema は XML データの構造を記述するドキュメントです。ドキュメントのファイル拡張子は .xsd です。
    • XML instance は XML データが含まれるドキュメントです。このドキュメントのファイル拡張子は .xml です。
  7. Definition 入力ボックスに、選択したスキーマタイプに準拠する定義を貼り付けます。たとえば、JSON schema を選択した場合は、メディアタイプが application/schema+json の JSON スキーマファイルの内容を貼り付けます。
  8. Data Type Name フィールドにはデータタイプに選択した名前を入力します。たとえば、ベンダーの JSON スキーマを指定する場合は、Vendor をデータタイプ名として指定することができます。

    このタイプを指定するコネクションを使用するインテグレーションを作成または編集するときにこのデータタイプ名が表示されます。Fuse Online では、インテグレーションビジュアライゼーションとデータマッパーにタイプ名が表示されます。

  9. Data Type Description フィールドには、このタイプを区別するのに便利な情報を提供します。データマッパーでこのタイプを処理するステップにカーソルを合わせると、この説明が表示されます。
  10. Next をクリックします。

結果

インテグレーションビジュアライゼーションで追加した場所にコネクションが表示されます。