3.3. AMQ メッセージをパブリッシュしてインテグレーションを終了

メッセージを Red Hat AMQ ブローカーにパブリッシュしてシンプルなインテグレーションを終了するには、Red Hat AMQ コネクションをシンプルなインテグレーションの最後のコネクションとして追加します。

前提条件

  • メッセージの公開先となる Red Hat AMQ ブローカーへのコネクションが作成されている。
  • インテグレーションを作成することになり、Fuse Online は最後のコネクションの選択を要求します。または、インテグレーションを変更して最後のコネクションを変更することになります。

手順

  1. Choose a connection ページで、インテグレーションの終了に使用する Red Hat AMQ コネクションをクリックします。
  2. Choose an action ページで、Publish messages アクションを選択し、指定したキューまたはトピックにメッセージを公開します。
  3. Destination name フィールドに、メッセージの送信先となるキューまたはトピックの名前を入力します。
  4. Destination type では Queue を許可するか、Topic を選択します。
  5. Persistent を選択し、コネクションが失敗した場合でもメッセージが確実に送信されるようにします。
  6. Next をクリックし、アクションの入力および出力タイプを指定します。
  7. データタイプの認識が必要がない場合は、Select Type フィールドに Type specification not required を使用し、Next をクリックします。残りの手順を行う必要はありません。

    ただし、構造化データタイプが推奨されます。たとえば、コネクションの入出力をデータマッパーステップでマップする場合、データタイプを指定する必要があります。データマッパーは、非構造化データのフィールドを表示できません。

    データタイプを指定するには、Select Type フィールドをクリックし、以下の 1 つをスキーマタイプとして選択します。

    • JSON schema は JSON データの構造を記述するドキュメントです。ドキュメントのメディアタイプは application/schema+json です。
    • JSON instance は JSON データが含まれるドキュメントです。ドキュメントのメディアタイプは application/json です。
    • XML schema は XML データの構造を記述するドキュメントです。ドキュメントのファイル拡張子は .xsd です。
    • XML instance は XML データが含まれるドキュメントです。このドキュメントのファイル拡張子は .xml です。
  8. Definition 入力ボックスに、選択したスキーマタイプに準拠する定義を貼り付けます。たとえば、JSON schema を選択した場合は、メディアタイプが application/schema+json の JSON スキーマファイルの内容を貼り付けます。
  9. Data Type Name フィールドにはデータタイプに選択した名前を入力します。たとえば、ベンダーの JSON スキーマを指定する場合は、Vendor をデータタイプ名として指定することができます。

    このタイプを指定するコネクションを使用するインテグレーションを作成または編集するときにこのデータタイプ名が表示されます。Fuse Online では、インテグレーションビジュアライゼーションとデータマッパーにタイプ名が表示されます。

  10. Data Type Description フィールドには、このタイプを区別するのに便利な情報を提供します。データマッパーでこのタイプを処理するステップにカーソルを合わせると、この説明が表示されます。
  11. Next をクリックします。

結果

インテグレーションビジュアライゼーションの最後にコネクションが表示されます。