1.2. トランザクションの ACID プロパティー

トランザクションの ACID プロパティーは、次のように定義されています。

  • アトミック: トランザクションは、all or nothing の手法です。トランザクションが完了すると、個々の更新が組み立てられ、同時にコミットまたは中止 (ロールバック) されます。
  • 一貫性: トランザクションは、システムをある一貫性のある状態から別の一貫性のある状態に移行する作業の単位です。
  • 分離: トランザクションの実行中、その部分的な結果は他のエンティティーには表示されません。
  • 耐性: トランザクションがコミットされた直後にシステムが失敗しても、トランザクションの結果は永続化されます。