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第8章 Fuse クレデンシャルストア
8.1. 概要
Fuse クレデンシャルストア機能により、パスワードや他の機密文字列をマスクされた文字列として含めることができます。これらの文字列は JBoss EAP Elytron クレデンシャルストア から解決されます。
クレデンシャルストアには、Apache Karaf および Java システムプロパティー専用の OSGI 環境向けのサポートが組み込まれています。
たとえば javax.net.ssl.keyStorePassword
など、パスワードをシステムプロパティーとしてクリアテキストで指定している可能性があります。このプロジェクトでは、これらの値をクレデンシャルストアへの参照として指定できます。
Fuse クレデンシャルストアを使用すると、機密文字列をクレデンシャルストアに保存された値への参照として指定できます。クリアテキストの値はエイリアス参照に置き換えられます。たとえば、設定済みのクレデンシャルストアの alias
下に保存されている値を参照する CS:alias
などです。
CS:alias
の規則に従う必要があります。Java System プロパティーの値の CS:
はプレフィックスで、その後の alias
は値の検索に使用されます。