第350章 Twilio コンポーネント

Camel バージョン 2.20 以降で利用可能

Twilio コンポーネントは、Twilio Java SDK を使用してアクセス可能な Twilio REST API のバージョン 2010-04-01 へのアクセスを提供します。

Maven ユーザーは、このコンポーネントの pom.xml に以下の依存関係を追加する必要があります。

    <dependency>
        <groupId>org.apache.camel</groupId>
        <artifactId>camel-twilio</artifactId>
        <version>${camel-version}</version>
    </dependency>

350.1. Twilio オプション

Twilio コンポーネントは、以下に示す 6 個のオプションをサポートしています。

名前説明デフォルトタイプ

configuration (advanced)

共有設定を使用する場合。

 

TwilioConfiguration

restClient (advanced)

共有 REST クライアントを使用する場合。

 

TwilioRestClient

username (security)

使用するアカウント。

 

String

password (security)

アカウントの認証トークン。

 

String

accountSid (security)

使用するアカウント SID。

 

String

resolveProperty Placeholders (advanced)

起動時にコンポーネントがプロパティープレースホルダーを解決するかどうか。String タイプのプロパティーのみがプロパティープレースホルダーを使用できます。

true

boolean

Twilio エンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。

twilio:apiName/methodName

パスおよびクエリーパラメーターを使用します。

350.1.1. パスパラメーター (2 個のパラメーター):

名前説明デフォルトタイプ

apiName

必須 操作の種類

 

TwilioApiName

methodName

必須: 選択した操作に使用するサブ操作

 

String

350.1.2. クエリーパラメーター (5 つのパラメーター):

名前説明デフォルトタイプ

inBody (common)

ボディにて交換で渡されるパラメーターの名前を設定します。

 

String

bridgeErrorHandler (consumer)

コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

false

boolean

exceptionHandler (consumer)

コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

 

ExceptionHandler

exchangePattern (consumer)

コンシューマーがエクスチェンジを作成する際に交換パターンを設定します。

 

ExchangePattern

synchronous (advanced)

同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。

false

boolean