第272章 Reactive Streams コンポーネント

Camel バージョン 2.19 以降で利用可能

react-streams: コンポーネントを使用すると、リアクティブストリーム 標準と互換性のあるリアクティブストリーム処理ライブラリーとメッセージをエクスチェンジできます。

このコンポーネントはバックプレッシャーをサポートし、Reactive Stream Technology Compatibility Kit (TCK) を 使用してテストされています。

Camel モジュールは、ユーザーが Camel ルート内で入力および出力ストリームを定義できるようにする reactive-streams コンポーネントと、Camel エンドポイントを任意の外部リアクティブフレームワークに直接使用できるようにするダイレクトクライアント API を提供します。

Camel は、リアクティブストリーム Publisher および Subscriber の内部実装を使用するため、特定のフレームワークに関連付けられていません。統合テストでは、次のリアクティブフレームワークが使用されています: Reactor Core 3RxJava 2

Maven ユーザーは、このコンポーネントの pom.xml に以下の依存関係を追加する必要があります。

<dependency>
    <groupId>org.apache.camel</groupId>
    <artifactId>camel-reactive-streams</artifactId>
    <version>x.x.x</version>
    <!-- use the same version as your Camel core version -->
</dependency>

272.1. URI 形式

reactive-streams://stream?[options]

stream は、外部ストリーム処理システムへの BIND Camel ルートに使用される論理ストリーム名です。