第114章 Git コンポーネント

Camel バージョン 2.16 以降で利用可能

git: コンポーネントを使用すると、一般的な Git リポジトリーを操作できます。 

<dependency>
    <groupId>org.apache.camel</groupId>
    <artifactId>camel-git</artifactId>
    <version>x.x.x</version>
    <!-- use the same version as your Camel core version -->
</dependency>

URI 形式

git://localRepositoryPath[?options]

114.1. URI オプション

プロデューサーは、特定のリポジトリーでの操作を許可します。
コンシューマーは、特定のリポジトリーでコミット、タグ、およびブランチを使用できます。

Git コンポーネントにはオプションがありません。

Git エンドポイントは、URI 構文を使用して設定されます。

git:localPath

パスおよびクエリーパラメーターを使用します。

114.1.1. パスパラメーター (1 個のパラメーター):

名前説明デフォルトタイプ

localPath

必須 ローカルリポジトリーパス

 

String

114.1.2. クエリーパラメーター (13 パラメーター)

名前説明デフォルトタイプ

branchName (Common)

作業するブランチ名

 

String

password (common)

リモートリポジトリーのパスワード

 

String

remoteName (Common)

pull などの特定の操作で使用するリモートリポジトリー名

 

String

remotePath (common)

リモートリポジトリーパス

 

String

tagName (Common)

作業するタグ名

 

String

username (common)

リモートリポジトリーのユーザー名

 

String

bridgeErrorHandler (consumer)

コンシューマーの Camel ルーティングエラーハンドラーへのブリッジを許可します。よって、コンシューマーが受信メッセージなどの取得を試行している間に発生した例外は、メッセージとして処理され、ルーティングエラーハンドラーによって処理されます。デフォルトでは、コンシューマーは org.apache.camel.spi.ExceptionHandler を使用して例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

false

boolean

type (consumer)

コンシューマータイプ

 

GitType

exceptionHandler (consumer)

コンシューマーによるカスタム ExceptionHandler の使用を許可します。bridgeErrorHandler オプションが有効な場合は、このオプションは使用されないことに注意してください。デフォルトでは、コンシューマーは例外に対応し、WARN または ERROR レベルでログに記録され、無視されます。

 

ExceptionHandler

exchangePattern (consumer)

コンシューマーがエクスチェンジを作成する際に交換パターンを設定します。

 

ExchangePattern

allowEmpty (producer)

空の git コミットを管理するためのフラグ

true

boolean

operation (producer)

リポジトリーで行う操作

 

String

synchronous (advanced)

同期処理を厳密に使用するか、Camel が非同期処理を使用できるかどうかを設定します (サポートされている場合)。

false

boolean