270.9. 例外処理

メッセージの処理中に特定の例外が出力された場合、QuickFIX/J の動作を変更できます。入力ログオン管理メッセージの処理中に RejectLogon 例外が出力されると、ログオンは拒否されます。

通常、QuickFIX/J はログオンプロセスを自動的に処理します。ただし、場合によっては、出力ログオンメッセージを変更して、FIX カウンターパーティが必要とする認証情報を含める必要があります。ログオンメッセージの送信時に FIX ログオンメッセージのボディーが変更された場合 (EventCategory= AdminMessageSent)、変更されたメッセージが相手方に送信されます。出力ログオンメッセージが 同期的に 処理されることが重要です。非同期的に (別のスレッドで) 処理される場合、FIX エンジンは、コールバックメソッドが戻ると、変更されていない送信メッセージをすぐに送信します。