第25章 Telegram への接続
ビジネスユーザーは Telegram に接続するインテグレーションを作成できます。Telegram へのコネクションは以下の 1 つを行うことができます。
- 指定の Telegram ボットがメッセージを受信するときにシンプルなインテグレーションの実行をトリガーします。インテグレーションはメッセージをフローの次のステップに渡します。たとえば、シンプルなインテグレーションがメッセージを受信した後に、製品名などのキーワードインスタンスを監視するフィルターステップがあることがあります。これらの製品名が含まれるメッセージを見つけた後、インテグレーションは Gmail コネクションまたは異なる Telegram コネクションの適切な連絡先に通知することができます。
- メッセージを特定の Telegram チャットに配信します。たとえば、この動作は、インテグレーションが FTP サーバーからファイルをダウンロードし、何らかの方法で処理する場合に便利です。プロセスに成功したことを Telegram チャットに通知する Telegram コネクションを追加できます。
インテグレーションで Telegram に接続するには、Telegram コネクションを作成した後にコネクションをインテグレーションフローに追加します。詳細は以下を参照してください。
25.1. Telegram コネクションの作成
インテグレーションでは、Telegram コネクションは特定のチャットに送信されたメッセージを受信できます。作成したチャットボットはメッセージを Fuse Online に転送します。Telegram コネクションもメッセージをコネクションがアクセスできるチャットに送信することができます。以下で、同じ Telegram コネクションを使用できます。
- コネクションを使用してメッセージをチャットに送信する任意の数のインテグレーション。
- さらに、Telegram チャットからメッセージを受信するためにコネクションを使用する 1 つのインテグレーションで使用することができます。
そのため、コネクションが両方のインテグレーションで Telegram チャットメッセージを受信する場合、同じ Telegram コネクションを複数のインテグレーションで使用できません。これが Telegram の制限になります。
前提条件
- Telegram で、メッセージの取得元となるチャットのボットが作成されている必要があります。ヘルプが必要な場合は Bots, an introduction for developers を参照してください。
- Telegram BotFather からボット承認トークンを取得済みである必要があります。
手順
- Fuse Online の左パネルで Connections をクリックし、利用可能なコネクションを表示します。
- Create Connection をクリックし、Fuse Online コネクターを表示します。
- Telegram コネクターをクリックします。
- Authorization Token フィールドに、メッセージの受信元および送信先となるボットの Telegram 承認トークンを入力します。
- Next をクリックします。
-
Name フィールドに、このコネクションを別のコネクションと区別するために使用する名前を入力します。たとえば、
Telegram for Product Mentions
を入力します。 - Description は任意のフィールドで、このコネクションに関する便利な情報を入力します。
- Save をクリックし、作成したばかりのコネクションを含む、利用可能なコネクションの更新済みリストを表示します。上記の例の名前を入力した場合は、インテグレーションに追加できるコネクションとして Telegram for Product Mentions が表示されます。このコネクションを任意の数のコネクションに追加できます。