7.2. Fuse Online

Fuse Online ディストリビューションの既知の問題は次のとおりです。

ENTESB-15232 Fuse Operators don't show up after upgrading to OCP 4.6

OCP 4.5 上で稼働している Fuse 7.7 Online (または Fuse 7.7 on OpenShift)の既存のデプロイメントがあり、OpenShift クラスターを OCP 4.6 にアップグレードする場合、Fuse 7.7 の新しい operator チャネル(fuse-console-7.7.x、fuse-apicurito-7.7.x、および fuse-online-7.7.x )が最初に表示されないことがあります。

この問題を回避するには、ENTESB-15232 を参照してください。

ENTESB-14507 Auto-discovery of Kafka brokers does not work on OpenShift 4.5

Fuse Online 7.7 は fabric8 kubernetes 4.6.1 を使用しますが、これは、OpenShift 4.5 オブジェクトモデルの変更が反映されずに更新されています。OpenShift 4.5 で、Kafka ブローカーに接続するには、ユーザーは Kafka ブローカーの URI (host:port 形式) を知っている必要があります。

OpenShift 4.4 で Kafka ブローカーの自動検出を有効にする場合は、Fuse Online のアプリケーションおよびサービスへの接続の Kafka ブローカー/AMQ Streams の自動検出の有効化 を参照してください。

ENTESB-14237 Missing patch body in FHIR Patch operation

Fuse 7.7 では、FHIR サーバー上のリソースにある指定のフィールドを更新 の手順のステップ 7 で JSon Patch を指定しても動作しません。これは、JSon Patch の値がコネクターによって使用されず、インテグレーションによって Unable to determine encoding of patch エラーが発生するためです。

この問題を回避するには、ステップ 9.ii の説明どおりに、Data Mapper で JSon Patch の設定を開き、データマッパーで JSON Patch の設定を開き、Data Mapper で oppath、および value フィールドの値を直接設定します (ENTESB-14237 のスクリーンショットも参照してください)。

ENTESB-13074 Upgrade db fails with sampledb integration active
Fuse 7.7 では、Fuse Online をバージョン 7.6 からバージョン 7.7 にアップグレードするときに、PostgreSQL SAMPLEDB インスタンスを使用する実行中のインテグレーションがあると、アップグレードの手順に失敗します。この問題を回避するには、アップグレードを実行する前に、PostgreSQL SAMPLEDB インスタンスに接続されたインテグレーションをすべてシャットダウンします。
ENTESB-13966 Discovery of deployed integration API seems disabled but not really
Fuse 7.7 では、API が含まれる新しいインテグレーションの作成後に、インテグレーションの詳細ページでそのインテグレーションの 3scale 検出が無効になっていると誤って表示されます。また、インテグレーションの詳細ページには API URL が表示されません。このボタンを 3 回クリックすると (EnableDisableEnable の順にクリックします) ページが再同期され、3scale の検出が有効になり、API URL が表示されます。
ENTESB-13272 Jaeger is disabled by default on OperatorHub
Fuse 7.6 以降では、OperatorHub から Fuse Online をインストールする場合に、関連問題の ENTESB-13275 が原因で、強化されたアクティビティー追跡機能 (Jaeger に依存) が無効になり、インストール後に再度有効にすることができません。この問題を回避するには、OCP での Fuse Online のインストール で説明されているように、コマンドラインスクリプトで Fuse Online をインストールしてください。
ENTESB-13275 Missing Jaeger resources after OperatorHub installation
Fuse 7.6 以降では、OperatorHub から Fuse Online をインストールした後に、強化されたアクティビティー追跡機能 (Jaeger に依存) を有効にできません。この問題を回避するには、OCP での Fuse Online のインストール で説明されているように、コマンドラインスクリプトで Fuse Online をインストールしてください。
ENTESB-12072 Missing part of first activity records on OCP 4.2. in case the activity contains error
Fuse 7.6 以降では、OperatorHub から Fuse Online をインストールした場合に (このインストール方法は、Fuse Online のアクティビティー追跡機能を以前の実装に戻してしまいます)、Fuse Online で稼働中のインテグレーションによってログに記録された最初のアクティビティーのログレコードが欠落する可能性があります。この問題を回避するには、OCP での Fuse Online のインストール で説明されているように、コマンドラインスクリプトで Fuse Online をインストールしてください。
ENTESB-11407 [1.7.8] No activities after small load (~80000 messages in 20hours)
Fuse 7.6 以降では、OperatorHub から Fuse Online をインストールした場合に (このインストール方法は、Fuse Online のアクティビティー追跡機能を以前の実装に戻してしまいます)、アクティビティー追跡のロジックが原因で、Fuse Online がアクティビティーの追跡に使用するデータベースに、予想以上のデッドタプルが発生する可能性があります。この問題により、特に UI からインテグレーションリストにアクセスする場合や、インテグレーションのアクティビティーを更新する場合など、データベースからの読み取りが必要な操作が一般的に遅くなります。この問題を回避するには、OCP での Fuse Online のインストール で説明されているように、コマンドラインスクリプトで Fuse Online をインストールしてください。
ENTESB-13110 Postgres version check runs on each reconcile even without upgrade

Fuse 7.6 以降では、Postgres バージョンチェックはアップグレード中にのみ必要ですが、フレッシュインストール中に実行されます。これにより、以下のような誤ったエラーメッセージがログに記録されますが、このメッセージは無視しても構いません。

{"level":"error","ts":1583164580.847065,"logger":"configuration","msg":"Unable to determine current version of PostgreSQL running in syndesis-db pod","error":"dial tcp: lookup syndesis-db on 10.0.145.81:53: no such host"
ENTESB-12175 Camel-k integrations stay deployed even when deleted in UI
Fuse 7.5 以降では、Camel K が有効な状態であるときに UI でインテグレーションを削除すると、Camel K インテグレーションは実行を継続しますが、Fuse Online に表示されません。この問題を回避するには、最初に UI でインテグレーションを停止し、kamel delete コマンドで削除します。
ENTESB-12174 API Provider running on camel-k has empty parameters
Fuse 7.5 以降では、Camel K が有効であるときに、クエリーパラメーターを使用する API Provider アクションを作成すると、パラメーターが空になります。
ENTESB-10577 Apicurito does not support YAML Open API spec files
Fuse 7.4 on OpenShift 以降では、Apicurito はデフォルトで OpenAPI 仕様ファイルを YAML 形式で生成しますが、生成された YAML ファイルを再インポートできません。現在、JSON 形式のみを Apicurito にインポートできます。
ENTESB-14117 Fuse Online returns successful validation when the connector ID is unknown
API クライアントコネクターに Validate をクリックすると、コネクター ID が不明な場合でも、検証の成功が返されます。
ENTESB-14116 To access the Edit option for API Client Connectors you must scroll down the page
Connectors> API Client Connectors のリストから API Client Connector を選択すると、Fuse Online で API クライアントコネクターの Details ページが表示されます。しかし、操作のリストと Edit ボタンはページを下にスクロールしないと表示されません。
ENTESB-13854 API Client Connector wizard security fields are hidden by default
API Client Connector ウィザードの Specify Security ページで、認証オプションの設定が表示されません。
ENTESB-14026 SOAP Connector - WSDL file must contain only one port
インポートする WSDL ファイルに複数のポートが含まれている場合は、それを編集し、1 つのポートのみを指定する必要があります。それぞれポートが異なる WSDL ファイルのコピーを複数作成すると、ポートごとに個別の SOAP API クライアントコネクターを作成できます。
ENTESB-14025 SOAP Connector - WSDL file extension must be lowercase
インポートする WSDL ファイルの拡張子が大文字である場合 (.WSDL)、そのファイル拡張子を小文字 (.wsdl) に変更する必要があります。たとえば、sample.WSDL ファイルをダウンロードし、ファイル名を sample.wsdl に変更します。その後、Fuse Online API Client Connectors ページで sample.wsdl ファイルをインポートできます。
ENTESB-14114 SOAP connector - No icon auto-generated
SOAP コネクターのアイコンを指定しないと、Fuse Online でアイコンが生成されません。