第2章 インテグレーション作成の準備方法

インテグレーションを作成するためのワークフローを計画および理解すると、必要に応じたインテグレーションの作成に役立ちます。インテグレーション作成の準備に関する情報は、以下を参照してください。

2.1. インテグレーションの計画に関する注意点

インテグレーションを作成する前に、以下を検討してください。

インテグレーションの実行をトリガーする方法。

  • タイマーを設定して、指定した間隔で実行をトリガーするか。
  • HTTP リクエストを送信するか。
  • アプリケーションに接続してデータを取得するか。

    • そのアプリケーションで、データを取得するアクションを何がトリガーするか。たとえば、Twitter からデータを取得して開始するインテグレーションは Twitter のメンションでトリガーすることが可能です。
    • 対象となるデータフィールド。
    • このアプリケーションにアクセスするために Fuse Online が使用するクレデンシャル。
  • オペレーションのフローの実行をトリガーする REST API 呼び出しをクライアントが実行できるよう、REST API サービスをパブリッシュするか。

    • サービスの OpenAPI スキーマがすでに定義されているか。
    • 定義されていない場合、サービスがどのオペレーションを定義するか。

シンプルなインテグレーションを終了するには、以下を検討します。

  • データを受信するアプリケーションがあるか、または情報をインテグレーションのログに送信するか。
  • アプリケーションにデータを送信する場合、インテグレーションが実行するアクションは何か。
  • 対象となるデータフィールド。
  • このアプリケーションにアクセスするために Fuse Online が使用するクレデンシャル。

フローのステップのセットでは、以下を検討します。

  • 他のアプリケーションにアクセスする必要があるか。アクセスする必要がある他のアプリケーションに対して、以下を検討します。

    • フローが接続する必要のあるアプリケーション。
    • コネクションが実行するアクション。
    • 対象となるデータフィールド。
    • コネクションがこのアプリケーションに接続するために使用するクレデンシャル。
  • フローがコネクション間のデータで操作する必要があるか。以下に例を示します。

    • フローは操作するデータをフィルターするか。
    • フィールド名がソースアプリケーションとターゲットアプリケーションで異なるか。異なる場合はデータマッピングが必要です。
    • フローがコレクションで操作するか。操作する場合、フローがデータマッパーを使用してコレクションを処理できるか、またはフローがコレクションを個別のレコードに分割する必要があるか。フローはレコードをコレクションに集約する必要があるか。
    • テンプレートはデータを一貫した形式で出力するのに便利であるか。
    • 処理中のメッセージに関する情報をインテグレーションのログに送信するか。
    • フローはカスタマイズされた方法にてデータで操作する必要があるか。
  • インテグレーションデータの内容に応じて実行フローを変更する必要があるか。よって、条件付きフローが必要であるか。