2.5. OCP で稼働している Fuse Online 環境へのサンプルアプリケーションの追加

新しいユーザーが Fuse Online でのインテグレーションの作成方法を学べるよう、Fuse Online 環境にサンプルアプリケーションを追加することができます。To Do アプリケーションは、AMQ to REST API サンプルインテグレーションが想定どおりに機能することをユーザーが確認できるようにします。

Fuse Online を設定して、Fuse Online をインストールする前に ToDo アプリケーションを取得する場合は Fuse Online の設定に使用するカスタムリソース属性の説明 を参照してください。

または、Fuse Online 環境に ToDo アプリケーションを追加せずに、サンプルアプリケーションが含まれる Fuse Online 評価環境 をリクエストすることもできます。新しいユーザーは Fuse Online サンプルインテグレーションのチュートリアル の手順にしたがって、サンプルインテグレーションを作成できます。

前提条件

  • オンサイトで Fuse Online が OCP にインストールされ、稼働している必要があります。
  • oc クライアントツールがインストール済みであり、Fuse Online がインストールされている OCP クラスターに接続されている必要があります。
  • クラスター管理者権限を持つユーザーは、該当ユーザーがクラスターでアクセス権限を持つプロジェクトに Fuse Online をインストールするための権限を付与済みである必要があります。
  • ユーザー名とパスワードを知っている Red Hat developer のアカウントが必要です。https://developers.redhat.com に対して認証できるよう、インストールスクリプトから認証情報を求められます。アカウントの作成に関する詳細は、Red Hat レジストリーへのアクセスおよびその設定 を参照してください。

手順

  1. Fuse Online をインストールする権限を持つアカウントで OpenShift にログインします。以下に例を示します。

    oc login -u developer -p developer

  2. Fuse Online が稼働しているプロジェクトに切り替えます。以下に例を示します。

    oc project my-fuse-online-project

  3. syndesis カスタムリソースを編集します。

    1. 以下のコマンドを実行します。通常、エディターでリソースが開かれます。

      oc edit syndesis

    2. 以下の行がリソースにあることを確認します。必要に応じて編集します。

      spec:
        addons:
          todo:
            enabled: true
    3. リソースを保存します。

      この変更を syndesis カスタムリソースに保存すると、新しい todo Pod の作成が syndesis-operator によって引き起こされます。

次のステップ

AMQ to REST API サンプルインテグレーションの実装 を行って、Todo アプリケーションを使用します。