第24章 Slack への接続
ビジネスユーザーは Slack に接続するインテグレーションを作成できます。Slack へのコネクションは以下の 1 つを行うことができます。
- 指定の Slack チャネルがメッセージを受信するときにシンプルなインテグレーションの実行をトリガーします。インテグレーションはメッセージをフローの次のステップに渡します。たとえば、製品名などのキーワードインスタンスを Slack チャネルで監視することができます。これらの製品名が含まれるメッセージを見つけた後、インテグレーションは Gmail コネクションの適切な連絡先に通知することができます。
- メッセージを特定ユーザーまたはチャネルに配信します。たとえば、この動作は、インテグレーションが FTP サーバーからファイルをダウンロードし、何らかの方法で処理する場合に便利です。インテグレーションフローは、プロセスに成功したことを Slack チャネルまたはユーザーに通知できます。
インテグレーションで Slack に接続するには、Slack コネクションを作成した後にコネクションをインテグレーションフローに追加します。詳細は以下を参照してください。
24.1. Slack コネクションの作成
インテグレーションでは、Slack コネクションは指定したチャネルからメッセージを取得したり、メッセージをチャネルまたはユーザーに送信することができます。同じ Slack コネクションを任意の数のインテグレーションで使用することができます。
前提条件
- Fuse Online を Slack に接続する Slack アプリケーションが作成されている必要があります。
- Slack アプリケーションの Slack Webhook URL を取得できる必要があります。
- Slack アプリへのアクセスを許可するレガシートークンを取得できる必要があります。
手順
- Fuse Online の左パネルで Connections をクリックし、利用可能なコネクションを表示します。
- Create Connection をクリックし、Fuse Online コネクターを表示します。
- Slack コネクターをクリックします。
- Slack webhook URL フィールドに Slack アプリケーションに Webhook URL を入力します。
- Token for accessing Slack API フィールドに、Slack から取得 できる Slack 提供のトークンを入力します。
任意で、追加パラメーターの値を入力します。
- Sending username for messages フィールドに、Slack へメッセージを送信するときにボットが持っているユーザー名を入力します。
Message avatar emoji フィールドに、ボットがメッセージの送信時にメッセージアバターとして使用する絵文字を 1 つ指定します(例:
:smile:
、:wave:
、:question:
)。ヒント絵文字コードについては、emoji cheat sheet を Web 検索してください。
- Message avatar icon URL フィールドに、ボットがメッセージを Slack に送信するときに使用するアバターの URL を指定します。
絵文字とアイコン URL を指定した場合、インテグレーションはアイコン URL を使用します。絵文字とアイコン URL を両方指定しなかった場合、メッセージはアバターなしで送信されます。
- Validate をクリックします。Fuse Online は即座にコネクションを検証しようとし、検証の成功または失敗を示すメッセージを表示します。検証に失敗した場合は、コネクション設定値を修正し、再度検証を行います。
- 検証に成功した場合は Next をクリックします。
-
Name フィールドに、このコネクションを別のコネクションと区別するために使用する名前を入力します。たとえば、
Slack for Tracking Company Sales
を入力します。 - Description は任意のフィールドで、このコネクションに関する便利な情報を入力します。
- Save をクリックし、作成したばかりのコネクションを含む、利用可能なコネクションの更新済みリストを表示します。上記の例の名前を入力した場合は、インテグレーションに追加できるコネクションとして Slack for Tracking Company Sales が表示されます。このコネクションを任意の数のコネクションに追加できます。