第18章 MongoDB への接続

MongoDB は分散型 NoSQL データベースです。Fuse Online インテグレーションは MongoDB データベースからコンテンツを取得したり、MongoDB データベースでコンテンツを更新したりできます。これには、MongoDB コネクションを作成し、インテグレーションに追加します。

MongoDB データベースへの接続に関する詳細は、以下を参照してください。

18.1. MongoDB データベースへの接続の作成

MongoDB コネクションを作成して、インテグレーションで MongoDB データベースに接続できるようにします。

前提条件

  • 接続する MongoDB データベースのホスト名を知っておく必要があります。
  • MongoDB データベースへのアクセスが許可されるユーザー名とパスワードが必要です。

手順

  1. Fuse Online の左パネルで Connections をクリックし、利用可能なコネクションを表示します。
  2. Create Connection をクリックしてコネクターを表示します。
  3. MongoDB コネクターをクリックします。
  4. コネクションを設定します。

    1. Database host(s) フィールドに、このコネクションがアクセスできる MongoDB データベースホストを 1 つ以上指定します。複数の host:port の指定はコンマで区切ります。host はホスト名、仮想ホスト名、または IP アドレスに置き換えます。たとえば、mongodb0.example.com:1234,mongodb1.example.com:1234 のように指定します。
    2. Username フィールドに、データベースへのアクセスが許可されるユーザー名を入力します。
    3. Password フィールドに、指定したユーザー名のパスワードを入力します。
    4. 任意手順:データベースに管理データベースがある場合は、Administration database フィールドにアクセス権限を付与するために使用される MongoDB 管理データベースの名前を入力します。アクセスするデータベースに管理データベースがあるかどうかを確認するには、MongoDB の管理者に問い合わせます。
    5. 任意手順:コネクションがアクセスできる MongoDB レプリカセット (クラスター) の名前を Replica set name フィールドに指定します。
    6. Database フィールドに、コネクションが読み取るコレクションが含まれる MongoDB データベースの名前を入力します。
  5. Validate をクリックします。Fuse Online は即座にコネクションを検証しようとし、検証の成功または失敗を示すメッセージを表示します。検証に失敗した場合は、入力パラメーターを訂正し、再度検証を行います。
  6. 検証に成功したら Next をクリックします。
  7. Name フィールドに、このコネクションを別のコネクションと区別するために使用する名前を入力します。たとえば、MongoDB North を入力します。
  8. Description は任意のフィールドで、このコネクションに関する便利な情報を入力します。
  9. Save をクリックし、作成したコネクションが利用可能になったことを確認します。上記の例の名前を入力した場合は、インテグレーションに追加できるコネクションとして MongoDB North が表示されます。

次のステップ

MongoDB コネクションをインテグレーションに追加します。