1.2. Fuse Online リソースをデプロイするためのカスタムリソース定義の登録

Fuse Online のインストールを可能にするため、クラスター管理者はカスタムリソース定義を登録します。管理者は、OpenShift クラスターに対して 1 度だけこれを実行する必要があります。その後、管理者は Fuse Online を該当のプロジェクトにインストールする権限をユーザーに付与します。これは、Fuse Online をインストールする各プロジェクトに対して行います。

前提条件

  • クラスターの管理者権限を持っている必要があります。
  • oc クライアントツールがインストール済みであり、Fuse Online をインストールする OCP クラスターに接続されている必要があります。
  • OCP 環境では、Fuse Online が使用できる永続ボリュームが少なくとも 3 つ必要です。

手順

  1. 以下の場所から Fuse Online インストールスクリプトが含まれるパッケージをダウンロードします。

    https://github.com/syndesisio/fuse-online-install/releases/tag/1.9

  2. ファイルシステムの任意の場所で、ダウンロードしたアーカイブを展開します。fuse-online-install-1.9 ディレクトリーには、Fuse Online をインストールするためのスクリプトとサポートファイルが含まれます。
  3. クラスター管理者権限を持つアカウントで OpenShift にログインします。以下に例を示します。

    oc login -u admin -p adminpwd

  4. 以下のコマンドを実行して、このクラスターにすでに登録されているカスタムリソース定義を一覧表示し、適切に接続されたことを確認します。

    oc get crd

    エラーメッセージが表示されなければ、正しく接続されています。

  5. fuse-online-install-1.9 ディレクトリーに移動して以下のコマンドを実行し、クラスターレベルでカスタムリソース定義を登録します。

    bash install_ocp.sh --setup

  6. 以下のコマンドを再度実行して、登録が成功したことを確認します。

    oc get crd

    登録したカスタムリソース定義の出力一覧には、syndesis が含まれているはずです。

  7. Fuse Online をインストールする各プロジェクトで、ユーザーにインストールできる権限を付与します。各プロジェクトに対して以下を行います。

    1. ユーザーが Fuse Online をインストールするプロジェクトに切り替えます。以下に例を示します。

      oc project fuse-online-project

    2. そのプロジェクトに Fuse Online をインストールする権限をユーザーに付与します。たとえば、以下のコマンドは、developer ユーザーに Fuse Online のインストール権限を付与します。このコマンドの実行後、developer ユーザーは現在のプロジェクト fuse-online-project に Fuse Online をインストールできます。

      bash install_ocp.sh --grant developer

      Fuse Online のインストール権限を割り当てる OpenShift プロジェクトごとに、上記の 2 つのコマンドを繰り返します。ユーザーは、クラスターの複数のプロジェクトに Fuse Online をインストールできます。これを有効にするには、別のプロジェクトに切り替え、以下のように同じユーザーを指定します。

      oc project another-fuse-online-project
      bash install_ocp.sh --grant developer

結果

syndesis カスタムリソース定義がクラスターに登録されます。

次のステップ

Fuse Online をインストールする権限があるユーザーは、デフォルトの Fuse Online 環境またはカスタマイズされた Fuse Online 環境のどちらをインストールするかを決定する必要があります。