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リリースノート

Red Hat Fuse 7.3

Red Hat Fuse の新機能

Fuse Documentation Team

概要

本リリースノートは、Red Hat Fuse のリリース間で変更になった内容の概要を取り上げます。

第1章 Fuse 7.3 の製品概要

1.1. Fuse のディストリビューション

Fuse 7.3 は、以下の 3 つのディストリビューションで提供されます。

Fuse スタンドアロン

複数のオペレーティングシステム上でサポートされる従来の Fuse ディストリビューションです。このディストリビューションは以下のコンテナータイプでサポートされます。

  • Apache Karaf
  • JBoss Enterprise Application Platform (EAP)
  • Spring Boot
Fuse on OpenShift

OpenShift でインテグレーションアプリケーションを実行するための Fuse ディストリビューションです (Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムでサポートされます)。このディストリビューションでは、サポートされるコンテナータイプは docker 形式のコンテナーイメージで提供されます。

  • Java イメージ (Spring Boot 用)
  • Apache Karaf イメージ
  • JBoss EAP イメージ
Fuse Online

ブラウザーベースの UI を使用して簡単なワークフローにアクセスできる、インテグレーション初心者向けの Fuse ディストリビューションです。このディストリビューションは以下のようなデプロイメントで使用できます。

  • OpenShift Online Professional 層での事前インストール
  • Red Hat Managed Integration クラスター上のデプロイメント
  • オンプレミス Openshift クラスターのインストール

1.2. 新機能

Fuse 7.3 には、主要なコンポーネントのアップグレードや新機能が多く含まれています。詳細は、各 Fuse ディストリビューションの「新機能」のセクションを参照してください。

1.3. サポートされる構成

バージョン 7.3 でサポートされる構成、標準仕様、およびコンポーネントに関する詳細は、以下のカスタマーポータルの記事を参照してください。

第2章 Fuse Online

Fuse Online は、コードを作成せずに複数の異なるアプリケーションやサービスの統合を可能にする Web ブラウザーインターフェースを提供します。また、複雑なユースケースで必要な場合にコードを追加できる機能も提供します。

Fuse Online では、OpenShift のインテグレーションは Apache Camel を使用する Spring Boot として実行されます。Camel K はテクノロジープレビューの機能であるため、追加のランタイムとして使用できます。

2.1. Fuse Online ディストリビューション

Fuse Online は Red Hat の Web ベースのインテグレーションプラットフォームです。Syndesis は Fuse Online のオープンソースプロジェクトです。Fuse Online は以下のような OpenShift 環境で実行されます。

ホスト環境

インストール

OpenShift Online
OpenShift Dedicated

Red Hat が Red Hat インフラストラクチャーに Fuse Online をインストールし、提供します。

OpenShift Container Platform

お客様がインストールし、管理します。

2.2. Fuse Online 7.3 の新機能

Fuse Online 7.3 は以下の新機能を提供します。

  • API プロバイダーインテグレーション がサポートされるようになりました。このインテグレーションは、これまでのリリースではテクノロジープレビューでした。API プロバイダーインテグレーションは、OpenAPI スキーマを提供した REST API サービスをパブリッシュします。REST API クライアントからの呼び出しによって、API プロバイダーインテグレーションの実行がトリガーされます。

    API プロバイダーインテグレーションでないインテグレーションは、シンプルなインテグレーションと呼ばれるようになりました。

  • 以下に対して新しいコネクターが提供されます。

    • Google スプレッドシート

      Google Sheets へのコネクションは、スプレッドシートデータやスプレッドシートプロパティーの返送、スプレッドシート値やプロパティーの更新、またはスプレッドシートへのチャートまたはピボットテーブルの挿入を行うことができます。

    • Apache Kudu

      Apache Kudu は Apache Hadoop プラットフォーム向けに開発された列指向ストレージです。Fuse Online のインテグレーションは Kudu データストアに接続してテーブルをスキャンでき、テーブルのすべてのレコードをインテグレーションに返すか、レコードをテーブルに挿入します。

  • テキストベースの Internet Relay Chat に接続してメッセージを送受信する IRC コネクターがサポートされるようになりました。これは、これまでのリリースではテクノロジープレビューの機能でした。
  • インテグレーションのコレクションを処理するサポートには、以下の新機能が含まれます。

    • データマッパーの手順では、プリミティブ型のコレクションをマップ先またはマップ元とすることができ、複雑なコレクションにあるフィールドをマップ元またはマップ先とすることができるようになりました。実行中、データマッパーはソースコレクションを反復処理し、ターゲットにデータを追加します。
    • 新しい スプリットステップ (split step) はコレクションを個別の要素に分割します。インテグレーションは、後続のステップを各要素に対して 1 度処理します。コレクションがコネクションから以下のサービスの 1 つに返されると、スプリットステップはコレクションを分割できます。

      • Amazon S3
      • Google スプレッドシート
      • Kudu
      • OData
      • ServiceNow
      • SQL データベース
    • 集約ステップ (aggregate step) は新しいステップで、要素を結合してコレクションにし、コレクションをフローの次のステップに渡します。インテグレーションは、後続のステップをコレクションに対して 1 度実行します。スプリットステップをフローに追加してから、集約ステップを追加する必要があります。集約ステップの後、通常はインテグレーションにデータマッパーステップ (data mapper step) が必要です。集約ステップの出力コレクションは、Google Sheets コネクションのみへ直接入力 (データマッパーステップに干渉しない) できます。
  • テンプレートステップ (template step) では、Fuse Online は FreemarkerVelocity、および Mustache テンプレートをサポートするようになりました。
  • Fuse Online を OpenShift Container Platform (OCP) にてオンプレミスで実行している場合、以下の新機能を使用できます。

2.3. Fuse Online 7.3 での変更点

Fuse Online 7.3 では 7.2 の機能が以下のように変更されました。

  • これまでのリリースでは、以下のサービスの 1 つへの接続がコレクションを返すと、Fuse Online は返されたコレクションを個別の要素に分割し、後続のインテグレーションステップを各要素に対して 1 度実行しました。

    • Amazon S3
    • SQL データベース
    • ServiceNow

    Fuse Online 7.3 では、これらのコネクションは、以下に入力できるコレクションを返すようになりました。

    • データマッパーステップ。プリミティブ型のコレクションをマップ先またはマップ元としたり、複雑なコレクションのフィールドをマップ先またはマップ元とすることができます。
    • 7.3 で新規導入された、スプリットステップ。

    既存のインテグレーションおよびインポートしたインテグレーションでの動作を保持するため、Fuse Online はコネクションの 1 つの後に、新しい 7.3 でのスプリットステップを自動的にインテグレーションに追加します。これは、Fuse Online 7.3 へのアップグレードの一部として行われるか、7.2 のインテグレーションを Fuse Online 7.3 の環境にインポートするときに行われます。

    インテグレーションをコレクションで操作するには、アップグレードされたインテグレーションを編集し、スプリットステップを削除します。ほとんどの場合で、データマッパーステップの追加や再設定も必要になります。

    詳細は、「How to process a collection in a flow」を参照してください。

  • 以下の 1 つが、コレクションとして指定されたデータを返した場合にそのコレクションをデータマッパーステップでマップすることができるようになりました。

    • API プロバイダーインテグレーション
    • AMQP メッセージブローカーコネクション
    • HTTP/HTTPS コネクション
    • Red Hat AMQ コネクション
    • Webhook コネクション
  • 入力がコレクションとして指定されている場合に、データマッパーステップがコレクションを以下への入力として提供できるようになりました。

    • API プロバイダーインテグレーションの戻りパス。これは、各 API プロバイダーインテグレーションの操作フローの最後のステップになります。
    • メッセージをパブリッシュする AMQP メッセージブローカーコネクション。
    • コンテンツを格納、更新、または削除する HTTP/HTTPS コネクション。
    • メッセージをパブリッシュする Red Hat AMQ コネクション。
  • ログステップ をシンプルなインテグレーションの最後のコネクションとして追加したり、実行フローの途中に追加することができるようになりました。ログコネクションは、インテグレーションに追加できないようになり、本リリースで非推奨となりました。ログコネクションは今後のリリースで削除される予定です。

    7.3 へのアップグレード後、フローにログコネクションがある稼働中のインテグレーションは継続して実行されます。フローの準備ができているログコネクションは編集することができ、ログコネクションがあるインテグレーションは編集およびパブリッシュすることができます。本リリースではインテグレーションからログコネクションを削除する必要はありませんが、最終的に削除する必要があります。インテグレーションの編集時にログコネクションをログステップに変更してください。インテグレーションの可視化フローで、ログステップを追加したい部分のプラスマークをクリックします。Fuse Online がステップの選択を要求したら、Log をクリックします。

    ログステップは、ログコネクションによって提供されたすべてのロギングを提供しません。

    • ログステップは各メッセージの ID をログに記録できません。(内部的には、この ID は交換 ID です)。
    • ログステップでは、ログに記録するメッセージのログレベル (ERRORWARNINFODEBUGTRACE) を指定できません。
  • API プロバイダーインテグレーションでは、SELECT ステートメントを実行する SQL データベースのコネクションは結果セットが含まれるコレクションを返すようになりました。これまでのリリースでは、コネクションは結果セットの最初の記録のみを返しました。
  • これまでのリリースでは、テンプレートステップをインテグレーションに追加するときに、テンプレートの各プレースホルダーの前に body. を追加する必要がありました。この作業は必要ではなくなり、プレースホルダーに . を使用することができなくなりました。プレースホルダーに . を指定すると、エディターに構文エラーが表示されます。
  • オンプレミスにて OCP 上で Fuse Online を実行している場合、Fuse Online をインストールまたはアップグレードするスクリプトの実行に新しい要件が追加されました。https://developers.redhat.com のアカウントが必要で、https://developers.redhat.com のユーザー名とパスワードを覚えている必要があります。スクリプトはクレデンシャルを要求します。アカウントの作成に関する詳細は、「Red Hat レジストリーへのアクセスおよびその設定」を参照してください。

2.4. OpenShift Online で実行されている既存インテグレーションのアップグレード

Fuse 7.3 のリリース時、OpenShift Online の Fuse Online インフラストラクチャーは自動的にアップグレードされます。インフラストラクチャーのアップグレード中、OpenShift Online で実行されている既存のインテグレーションはすべてアップグレード中およびアップグレード後の実行が継続されます。しかし、既存のインテグレーションは古いバージョンの Fuse ライブラリーおよび依存関係で実行を継続します。

Fuse Online のインフラストラクチャーが新しいリリースにアップグレードされたことを知らせる電子メールのメッセージを受け取った後、既存のインテグレーションを再パブリッシュ (再起動だけではなく) してアップグレードします。これはできるだけ早期に行ってください。

Fuse Online 環境でインテグレーションを再パブリッシュするには、左側のナビゲーションパネルで Integrations をクリックします。その後、インテグレーションごとに以下を行います。

  1. インテグレーションエントリーの右側で three vertical dots をクリックし、Edit を選択します。
  2. Fuse Online で編集するインテグレーションが表示されたら、右上の Publish をクリックします。

パブリッシュを行うと、最新の Fuse Online 依存関係を使用して再ビルドが強制されます。

注記

インテグテーションの要素に、更新の必要がある新しい依存関係がある場合、Fuse Online ユーザーインターフェースに警告が表示されます。

2.5. 重要事項

Fuse Online ディストリビューションの Fuse 7.3 リリースにおける重要事項

  • Fuse Online アカウントは、同時に実行可能なインテグレーションの数が制限されています。詳細は、価格プランを参照してください。Fuse Online の評価版のアカウントをご使用の場合は、1 度に 1 つのインテグレーションのみを実行できます。
  • Fuse Online にアップロードする OpenAPI スキーマに出入力タイプが定義されていないことがあります。Fuse Online が出入力タイプを指定しない OpenAPI からカスタム API クライアントを作成した場合、API クライアントが処理できるフィールドにインテグレーションデータをマップするインテグレーションや、API クライアントが処理したフィールドから統合データをマップするインテグレーションを作成できません。インテグレーションにカスタム API を起点または終点とするマッピングが必要な場合、OpenAPI スキーマをアップロードするときに Review/Edit をクリックして API デザインツールの Apicurio を開き、出入力タイプの仕様を追加します。
  • カスタム API クライアントコネクターまたは API プロバイダーインテグレーションに使用する OpenAPI ドキュメントは、循環スキーマ参照を持つことができません。たとえば、リクエストまたは応答ボディーを指定する JSON スキーマは、そのスキーマ自体を全体的に参照することはできず、任意数の中間スキーマを介してそれ自体を部分的に参照することもできません。

2.6. テクニカルサポートの利用

テクニカルサポートを受けるには、Fuse Online の右上にある InfoIcon をクリックし、Support をクリックして Fuse Online サポートページを表示します。このページを使用して、すべてのインテグレーションまたは指定したインテグレーションの診断情報をダウンロードします。このページでサポートチケットの作成手順やダウンロードした診断情報の提供手順を確認できます。

2.7. テクノロジープレビューの機能

本リリースには、以下に示すテクノロジープレビュー機能が含まれています。

重要

テクノロジープレビューの機能は、Red Hat の本番環境のサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされず、機能的に完全ではないことがあるため、Red Hat は本番環境での使用は推奨しません。テクノロジープレビューの機能は、最新の技術をいち早く提供して、開発段階で機能のテストやフィードバックの収集を可能にするために提供されます。詳細は、「テクノロジプレビュー機能のサポート範囲」を参照してください。

  • 以下に対するコネクターです。

    • FHIR: FHIR (Fast Healthcare Interoperability Resources) サーバーに接続します。
    • OData: OData (Open Data Protocol) サービスに接続します。
  • Camel K は追加のランタイムとして使用できます。詳細は、『Integrating Applications with Fuse Online』の「Enabling Apache Camel K to speed up Fuse Online deployments on OCP」を参照してください。
  • OAuth を使用する REST API クライアントでは、API クライアントコネクターの作成時に、そのコネクターから作成するコネクションのデフォルト OAuth2 の動作を変更することができます。OpenAPI 仕様への Fuse Online ベンダーエクステンションは以下をサポートします。

    • クライアントクレデンシャルをパラメーターとして提供。
    • HTTP レスポンスステータスコードを基にした新しいアクセストークンの取得。

第3章 Fuse on OpenShift

Fuse on OpenShift (Fuse Integration Services 7.0 以降の新名称) は、Fuse アプリケーションを OpenShift Container Platform にデプロイすることができます。

3.1. OpenShift のサポート対象バージョン

Fuse on OpenShift と使用する OpenShift Container Platform のサポート対象バージョンについては「Red Hat Fuse でサポートされる構成 」を参照してください。

3.2. サポートされるイメージ

Fuse on OpenShift は以下の Docker 形式のイメージを提供します。

  • fuse7/fuse-java-openshift — Spring Boot
  • fuse7/fuse-karaf-openshift — Apache Karaf
  • fuse7/fuse-eap-openshift — Red Hat JBoss Enterprise Application Platform
  • fuse7/fuse-console — Hawtio コンソール
  • fuse7/fuse-apicurito — Apicurito REST API エディター
  • fuse7/fuse-apicurito-generator — Apicurito REST アプリケーションジェネレーター

3.3. テクノロジープレビューの機能

以下の Fuse on OpenShift の機能は テクノロジープレビュー であるため、Fuse 7.3 ではサポートされません。

Data Integration
Red Hat Data Integration は、Teiid データ仮想化プロジェクトをベースとする、コンテナーネイティブなデータ仮想化サービスです。Red Hat Data Integration は、リレーショナルデータベース、ファイル、web サービス、SaaS リポジトリーなどの複数の異種ソースからのデータを組み合わせます。詳細は、『Data Integration』を参照してください。
Hawtio Operator のインストール
Kubernetes Operator は、OpenShift (または Kubernetes) アプリケーションのインストールおよび管理を簡単にするスクリプトです。Hawtio コミュニティーから、テクノロジープレビューである Fuse on OpenShift の Hawtio Operator にアクセスできます。Hawtio Operator の使用方法に関する詳細は、Hawtio コミュニティーのサイトの「README」を参照してください。
注記

インストールする Hawtio Operator や Hawtio Console はサポートされません。これは、テクノロジープレビューの機能で、本番環境でのテストには適していません。

Apicurito Operator のインストール
Apicurito プロジェクトから、テクノロジープレビューである Fuse on OpenShift の Apicurito Operator にアクセスできます。Apicurito Operator は、OpenShift での Apicurito のインストール、アップグレード、およびアンインストールの手順を簡単にします。Apicurito Operator の使用方法に関する詳細は、Apicurito コミュニティーのサイトの「README」を参照してください。
注記

インストールする Apicurito Operator や Apicurito インスタンスはサポートされません。これは、テクノロジープレビューの機能で、本番環境でのテストには適していません。

3.4. 重要事項

Fuse on OpenShift ディストリビューションの Fuse 7.3 リリースにおける重要事項

Fuse 7.3 で推奨される Container Development Kit (CDK) 3.8 バージョン

OpenShift でアプリケーションを試す開発者は CDK 3.8 を使用することが推奨されます。「Fuse on OpenShift」 で説明したとおり、それ以前 CDK バージョンは CDK-397 の影響を受ける可能性が高くなります。

注記

CDK は開発者の利便性のためにのみ提供されますが、サポートされる OpenShift ディストリビューションではありません。

Fabric8 Maven プラグインを使用したアプリケーションの再デプロイ

Fabric8 Maven プラグインを使用して、Fuse on OpenShift アプリケーションを OpenShift Container Platform にデプロイする場合、mvn fabric8:deploy コマンドを使用しただけではアプリケーションを再デプロイできません。以下のコマンドシーケンスを使用してください。

mvn fabric8:undeploy
mvn fabric8:deploy

第4章 Fuse スタンドアロン

4.1. サポートされるコンテナー

Fuse スタンドアロン 7.3 は以下のランタイムコンテナーでサポートされます。

  • Spring Boot (スタンドアロン)
  • Apache Karaf
  • Red Hat JBoss Enterprise Application Platform (JBoss EAP)

4.2. Fuse 7.3 の新機能

Fuse スタンドアロンのバージョン 7.3 の主な新機能は次のとおりです。

Elytron クレデンシャルストアをサポートする新しい Karaf コンソールのコマンド

Karaf で Elytron クレデンシャルストアをサポートするために、以下の新しいコンソールコマンドが追加されました。

  • jasypt:list-algorithms
  • jasypt:digest
  • jasypt:encrypt
  • jasypt:decrypt
  • credential-store:create
  • credential-store:list
  • credential-store:store
  • credential-store:remove
Fuse on JBoss EAP の追加 Camel コンポーネント

以下の追加の Camel コンポーネントが Fuse on JBoss EAP (Wildfly Camel) でサポートされるようになりました。

  • camel-cmis
  • camel-fhir
  • camel-ganglia
  • camel-ipfs
  • camel-lra
  • camel-pgevent
  • camel-solr
  • camel-tika
  • camel-wordpress
Fuse on JBoss EAP での Elytron を使用した camel-undertow コンシューマーエンドポイントのセキュア化のサポート
Fuse 7.3 では、Fuse on JBoss EAP で Elytron セキュリティーを使用して Camel Undertow コンシューマーエンドポイントをセキュア化することが可能になりました。

4.3. テクノロジープレビューの機能

以下の Fuse スタンドアロンの機能は テクノロジープレビュー であるため、Fuse 7.3 ではサポートされません。

Saga EIP
Saga EIP (Enterprise Integration Pattern) はテクノロジープレビューの機能で、実稼働環境に適していない インメモリー Saga サービスのみが対象になります。LRA Saga サービスはサポートされません。詳細は『Apache Camel Development Guide』の「Saga EIP」を参照してください。

4.3.1. Camel LSP の Fuse Tooling サポート

Fuse Tooling は、Camel LSP (Language Server Protocol) エクステンションや、Visual Studio Code、Eclipse IDE、および Eclipse Che のプラグインを使用して、Camel アプリケーションの開発でクロスプラットフォームおよびクロス IDE を提供します。

Visual Studio Code では、WSDL を Camel Rest DSL サポートに提供するエクステンションを追加することもできます。

注記: これらの機能は、デフォルトで Red Hat CodeReady Studio の Fuse Tooling に含まれています。

Visual Studio Code の機能

Language Support for Apache Camel エクステンションは、Camel URI の以下の機能を提供します。

XML DSL および Java DSL の場合:

  • エディターは入力時に Camel コンポーネント、属性、および属性値のリストでコード補完を提供します。
  • Camel コンポーネントにマウスオーバーすると、エディターにコンポーネントの簡単な説明が表示されます (Apache Camel component reference から)。
  • ファイルを編集すると、エディターは Camel コードで Apache Camel 検証チェックを実行します。

XML DSL の場合のみ:

  • VS Code の Outline パネルおよび Go > Go to Symbol in File ナビゲーションパネルで、Camel コンテキストおよびルートに移動できます。
  • エディターは入力時に directdirect VMVM、および SEDA コンポーネントの参照された ID に対し、コード補完を提供します。
  • 開いているすべての Camel ファイルで direct および direct VM コンポーネントの参照を見つけることができます。

WSDL 2 Camel Rest DSL エクステンション (wsdl2rest 実装) は、WSDL を Camel Rest DSL サポートに提供します。既存の WSDL ファイルを指定すると、このエクステンションを使用して REST スタイルのアクセスの Camel Rest DSL + CXF ソリューションを生成できます。WSDL ファイルは、ローカルファイルシステム上またはアクセス可能な Web URL から見つけることができます。

Language Support for Camel LSP および WSDL to Camel Rest DSL 機能にアクセスするには、以下のエクステンションを 1 つ以上追加します。

Apache Camel Extension Pack によって以下の VS Code エクステンションがインストールされます。

エクステンションを個別にインストールすることもできます。

詳細は、以下の README ファイルを参照してください。

Eclipse IDE 機能

Language Support for Apache Camel Eclipse プラグインは Camel URI に以下の機能を提供します。

XML DSL および Java DSL 両方の汎用 Eclipse テキストエディターの場合:

  • エディターは入力時に Camel コンポーネント、属性、および属性値のリストでコード補完を提供します。
  • Camel コンポーネントにマウスオーバーすると、エディターにコンポーネントの簡単な説明が表示されます (Apache Camel component reference から)。

Eclipse XML または Java エディターを使用する場合は、自動補完機能のみが提供されます。

Language Support for Apache Camel 機能にアクセスするには、Eclipse Marketplace から Eclipse プラグインをインストールします。詳細は、Apache Camel Language Server Protocol for Eclipse IDE の README file を参照してください。

Eclipse Che の機能

Eclipse Che 6 の Language Support for Apache Camel プラグインは、Camel URI および XML DSL のみに機能を提供します。

  • エディターは入力時に Camel コンポーネント、属性、および属性値のリストでコード補完を提供します。
  • Camel コンポーネントにマウスオーバーすると、エディターにコンポーネントの簡単な説明が表示されます (Apache Camel component reference から)。
  • ファイルを保存すると、エディターによって Camel コードで Apache Camel 検証チェックが実行されます。

Eclipse Che 向けのこのプラグインをアクティベートするには、ワークスペースの設定を編集する必要があります。アクティベート方法の詳細は、Red Hat Developers のブログエントリー の「Use in OpenShift.io」を参照してください。

4.4. Fuse 7.3 の BOM ファイル

サポートされる Fuse 7.3 アーティファクトを使用するために Maven プロジェクトを設定するには、本セクションで説明する BOM バージョンを使用してください。

4.4.1. 旧スタイルの BOM

Fuse スタンドアロンアプリケーションをアップグレードして 7.3 の依存関係を使用するには、Maven の pom.xml を編集し、下表にある BOM と Maven プラグインのバージョンを変更します。

表4.1 旧スタイルの BOM を使用している 7.3 の Maven BOM およびプラグインのバージョン

コンテナータイプMaven BOM またはプラグインアーティファクト groupId/artifactIdFuse 7.3 向けのバージョンFuse 7.3.1 向けのバージョン

Spring Boot

io.fabric8/fabric8-project-bom-camel-spring-boot

3.0.11.fuse-730075-redhat-00001

3.0.11.fuse-731003-redhat-00004

io.fabric8/fabric8-maven-plugin

3.5.33.fuse-730073-redhat-00001

3.5.33.fuse-731003-redhat-00004

org.springframework.boot/spring-boot-maven-plugin

1.5.17.RELEASE

1.5.17.RELEASE

Apache Karaf

org.jboss.fuse/jboss-fuse-parent

7.3.0.fuse-730079-redhat-00001

7.3.1.fuse-731003-redhat-00003

io.fabric8/fabric8-project-bom-fuse-karaf

3.0.11.fuse-730075-redhat-00001

3.0.11.fuse-731003-redhat-00004

org.apache.karaf.tooling/karaf-maven-plugin

4.2.0.fuse-730036-redhat-00001

4.2.0.fuse-731003-redhat-00003

JBoss EAP

org.wildfly.camel/wildfly-camel-bom

5.3.0.fuse-730041-redhat-00001

5.3.0.fuse-731003-redhat-00002

4.4.2. 新スタイルの BOM

Fuse スタンドアロンアプリケーションをアップグレードして 7.3 の依存関係を使用するには、Maven の pom.xml を編集し、下表にある BOM と Maven プラグインのバージョンを変更します。

表4.2 新スタイルの BOM を使用している 7.3 の Maven BOM およびプラグインのバージョン

コンテナータイプMaven BOM またはプラグインアーティファクト groupId/artifactIdFuse 7.3 向けのバージョンFuse 7.3.1 向けのバージョン

Spring Boot

org.jboss.redhat-fuse/fuse-springboot-bom

7.3.0.fuse-730058-redhat-00001

7.3.1.fuse-731003-redhat-00003

org.jboss.redhat-fuse/fabric8-maven-plugin

7.3.0.fuse-730058-redhat-00001

7.3.1.fuse-731003-redhat-00003

org.jboss.redhat-fuse/spring-boot-maven-plugin

7.3.0.fuse-730058-redhat-00001

7.3.1.fuse-731003-redhat-00003

Apache Karaf

org.jboss.redhat-fuse/fuse-karaf-bom

7.3.0.fuse-730058-redhat-00001

7.3.1.fuse-731003-redhat-00003

org.jboss.redhat-fuse/karaf-maven-plugin

7.3.0.fuse-730058-redhat-00001

7.3.1.fuse-731003-redhat-00003

JBoss EAP

org.jboss.redhat-fuse/fuse-eap-bom

7.3.0.fuse-730058-redhat-00001

7.3.1.fuse-731003-redhat-00003

新スタイルの BOM の使用に関する詳細は、『Migration Guide』の「Migrate Maven Projects」を参照してください。

4.5. 重要事項

Fuse スタンドアロンディストリビューションの Fuse 7.3 リリースにおける重要事項

JBoss EAP 7.2 (JBoss EAP 7.1 から) を使用するようアップグレードされた Fuse on EAP
Fuse 7.3 リリースは、JBoss Enterprise Application Platform (EAP) 7.2 コンテナーで実行されるようになりました (Fuse の前リリースの JBoss EAP 7.1 からアップグレード)。詳細は、『JBoss EAP 7.2.0 リリースノート』を参照してください。
Apache Karaf での Servlet API 4.0 (Java EE 8 から) および Undertow 2.0 へのアップグレード

Fuse 7.3 は、Servlet API 3.1 (Java EE 7 から) ではなく Servlet API 4.0 (Java EE 8 から) を使用するようアップグレードされました。Servlet API 4.0 は Servlet API 3.1 と後方互換性があり、Karaf コンテナーに特定の変更が加えられたため、このアップグレードによるアプリケーションの移行リスクは小さくなります。以下に、Karaf ベースのアプリケーションを移行するときに注意すべき点を示します。

  • Undertow 2 サーバーはより新しい Servlet API 4.0 の実装です。
  • Karaf ユーザーまたは管理者の観点からでは、etc/undertow.xml または etc/org.ops4j.pax.web.cfg 設定ファイルに何も変更はありません。この設定はすべて同じです。
  • 開発者の観点から見ると、Servlet API 4.0 によってマイナーな変更が導入されています。

    • javax.servlet.http.HttpServletRequest また、javax.servlet.http.HttpServletResponse インターフェースには新たなメソッドがいくつかありますが、default としてマーク付けされています。そのため、開発者がこれらのインターフェースを実装しても問題はありません。どのような場合でも、これらのインターフェースの実装が必要になるのはまれです (サードパーティーライブラリーによって実装される可能性はあります)。
    • javax.servlet.ServletContext インターフェースには、default でない新しいメソッドがいくつか追加されました。このインターフェースのバージョン 3.1 を実装するアプリケーションコードがある可能性は低く、また Fuse アプリケーションで新しいメソッドの 1 つを呼び出して java.lang.AbstractMethodError 例外がスローされる可能性も低くなります。すべての Fuse コンポーネント (Camel、CXF、pax-web を含む) には新しいメソッドが適切に実装されています (必要な場合)。
  • 潜在的に最も大きな影響は OSGi 制約に関連するものです (インポートパッケージ ↔ エクスポートパッケージ)。Karaf コンテナーの Fuse ディストリビューションでは、依存関係を指定したのがバージョン 3.1 か 4.0 のどちらであっても、アプリケーションが Servlet API 4.0 JAR を使用するよう Karaf コンテナーを変更すると問題が解決します。Servlet API 4.0 は 後方互換性があり、3.1 の代わりに使用する場合のリスクはありません。技術的な詳細は以下を続けてお読みください。

    Fuse 7.3 は、mvn:javax.servlet/javax.servlet-api/4.0.1 バンドルにアタッチする Fuse 固有のフラグメントバンドル (mvn:org.jboss.fuse.modules/fuse-servlet-compatibility/7.3.0.fuse-730xxx) である Servlet API フラグメントバンドルを提供するようになりました。

    karaf@root()> la|grep Servlet
    
     42 │ Active   │  30 │ 4.0.0                     │ Java Servlet API, Fragments: 191
    
    191 │ Resolved │  35 │ 7.3.0.fuse-730076         │ Red Hat Fuse :: Modules :: Servlet Compatibility, Hosts: 42

    Red Hat Fuse :: Modules :: Servlet Compatibility バンドルの役割は、Servlet API 4.0 バンドルのマニフェストを拡張することのみであるため、他のバンドルはすべて Servlet API のバージョンが 4.0 および 3.1 であることを認識できます。

第5章 非推奨となった機能および削除された機能

Fuse 7 の今後の変更に関するご質問やヘルプは、support@redhat.com にお問い合わせください。

5.1. 非推奨となった機能

以下の機能は Fuse 7.3 で非推奨となったため、今後のリリースで削除される可能性があります。

非推奨となった HP-UX OS
HP-UX オペレーティングシステムは Fuse 7.2 より非推奨となり、このオペレーティングシステムのサポートは Fuse の今後のリリースで除外される可能性があります。JBoss EAP 7.2 コンテナーではすでに HP-UX のサポートが除外されたため、JBoss EAP 7.2 で実行される Fuse on JBoss EAP の今後のバージョンは HP-UX ではサポートされません
非推奨となった Camel MQTT コンポーネント
Camel MQTT コンポーネントは Fuse 7.0 で非推奨となり、Fuse の今後のリリースでは削除されます。このコンポーネントの代わりに、Eclipse Paho ライブラリーを使用して MQTT メッセージングプロトコルをサポートする Camel Paho コンポーネントを使用できます。
Linux 以外のオペレーティングシステムで非推奨となった Camel LevelDB コンポーネント
Camel LevelDB (camel-leveldb) コンポーネントは、Fuse 6.3 より Red Hat Enterprise Linux 以外のすべてのオペレーティングシステムで非推奨となりました。今後、Camel LevelDB コンポーネントは Red Hat Enterprise Linux でのみサポートされます。
非推奨となった Camel SJMS コンポーネントからの BatchMessage クラス
Camel SJMS コンポーネントからの BatchMessage クラスは Fuse 7 で非推奨となり (Apache Camel ではバージョン 2.17 より非推奨)、Apache Camel および Fuse の今後のバージョンで削除される可能性があります。

5.2. Fuse 7.3 で削除された機能

以下の機能は Fuse 7.3 で削除されました。

7.3 で削除された Camel YQL コンポーネント
Camel YQL コンポーネントは Fuse 7.3 で削除されました。
7.3 でブラックリスト指定された OpenJPA および OpenJPA3 Karaf 機能
openjpa 機能および openjpa3 機能は 7.3 の Apache Karaf コンテナーからブラックリスト指定 (削除) されました。Java Persistence Architecture (JPA) 実装では、代わりにサポートされる hibernate 機能を使用してください。
7.3 でブラックリスト指定された camel-jetty Karaf 機能
camel-jetty 機能は Jetty 8 を使用するため、7.3 の Apache Karaf コンテナーからブラックリスト指定 (削除) されました。この代わりに camel-jetty9 機能を使用してください。
7.3 でブラックリスト指定された pax-jms-oracleaq Karaf 機能
pax-jms-oracleaq 機能はサードパーティーの無償でない Oracle AQ ライブラリーを必要とするため、7.3 の Apache Karaf コンテナーからブラックリスト指定 (削除) されました。
7.3 の Fuse on EAP (Wildfly Camel) から削除された camel-elasticsearch コンポーネント
camel-elasticsearch コンポーネントは 7.3 の Fuse on EAP (Wildfly Camel) から削除されました。この代わりに、新しい camel-elasticsearch-rest コンポーネントを使用してください。

5.3. Fuse 7.2 で削除された機能

以下の機能は Fuse 7.2 で削除されました。

7.2 で削除された Camel XMLRPC コンポーネント
Camel XMLRPC コンポーネントは Fuse 7.2 で削除されました。
7.2 で削除された Camel Netty コンポーネント
Camel Netty コンポーネントは Fuse 7.2 で削除されました。この代わりに Camel Netty4 コンポーネントを使用することが推奨されます。

5.4. Fuse 7.0 で削除された機能

以下の機能は Fuse 7.0 で削除されました。

7.0 でサポートが除外された Red Hat JBoss Operations Network (JON)
Fuse 7.0 より Fuse on Karaf は JON をサポートしなくなり、JON ランタイムと統合するための JON プラグインの提供を停止しました。
7.0 で削除された組み込み ActiveMQ ブローカー
Fuse 7.0 より Fuse on Karaf は組み込み ActiveMQ ブローカーの提供を停止しました。そのため、サポートされるリモートブローカーへ直接接続するようにしてください。サポートされるブローカーの詳細は「Red Hat Fuse でサポートされる構成」の「サポートされるメッセージングプロバイダー」を参照してください。
7.0 で削除された Fuse インテグレーションパック
ルールやプロセスの実行に対するサポートは、Red Hat JBoss BPM Suite および Red Hat JBoss BRMS に含まれるコンポーネントによって提供されます。
7.0 で削除された子コンテナー管理用の Karaf コンソールコマンド

Fuse 7.0 より、子コンテナー管理用の Karaf コンソールコマンドはサポートされて いません。対象となる instance: (Karaf 4.x 構文) で始まるコンソールコマンドと、admin: (Karaf 2.x 構文) で始まるコンソールコマンドはサポートされません。

注記

Fuse 7.0 GA リリースでは、instance: コマンドはブラックリストに登録されていません。これは既知の問題です。

7.0 で削除された Switch Yard
Switch Yard は Fuse 7.0 で削除され、代わりに Apache Camel を直接使用する必要があります。詳細は、ナレッジベースの「SwitchYard Support Plan After Releasing Fuse 7」を参照してください。
7.0 で除外された Fabric8 1.x のサポート

Fuse 7.0 で Fabric8 v1 は Fabric8 v2 のコンポーネントが含まれる Fuse on OpenShift (旧名称 Fuse Integration Services) に置き換えられました。Fuse on OpenShift は、OpenShift 内でインテグレーションマイクロサービスの開発、デプロイメント、および管理を可能にするツールのセットと Docker 形式のイメージを提供します。

Fuse on OpenShift のアーキテクチャーは異なりますが、Fabric 8 v1 が提供する同じプロビジョニング、自動化、中央構成、管理要件に対応します。詳細は『Fuse on OpenShift Guide』を参照してください。

7.0で削除された Google App Engine の Camel コンポーネント
Google App Engine の Camel コンポーネント (camel-gae) は Fuse 7.0 で削除されました。
7.0 で削除された Camel jBPM コンポーネント
Camel jBPM コンポーネント (camel-jbpm) は Fuse 7.0 で削除されました。
7.0 で削除された Fuse をサービスとしてインストールするための Tanuki ベースのラッパー
Fuse をサービスとしてインストールするための Tanuki ベースのラッパースクリプト (wrapper:install Karaf コンソールコマンドを使用して生成) は Fuse 7.0 で削除されました。Apache Karaf コンテナーをサービスとしてインストールする場合、この代わりに karaf-service-*.sh ディレクトリーから新しい bin/contrib スクリプトを使用することが推奨されます。
7.0 で削除された Smooks
Switch Yard の Smooks コンポーネントは Fuse 7.0 で削除されました。
7.0 で削除された BPEL
Riftsaw プロジェクトをベースとする BPEL は Fuse 7.0 で削除されました。BPEL を現在使用している場合は、Red Hat JBoss BPM Suite への移行を考慮することが推奨されます。
7.0 で削除された Design Time Governance
Design Time Governance コンポーネントは Fuse 7.0 で削除されました。
7.0 で削除された Runtime Governance
Runtime Governance (RTGov) コンポーネントは Fuse 7.0 で削除されました。
7.0 で削除された S-RAMP
S-RAMP (SOA Repository Artifact Model and Protocol) コンポーネントは Fuse 7.0 で削除されました。
7.0 で削除された bin/patch スクリプト
bin/patch スクリプト (Windows O/S では bin\patch.bat) は Fuse 7.0 で削除されました。
7.0 でサポートされない Spring-DM (Spring Dynamic Modules)
Spring XML を Apache Karaf の OSGi サービスレイヤーと統合する Spring-DM は Fuse 7.0 ではサポートされないため、代わりに Blueprint フレームワークを使用する必要があります。Blueprint XML を使用しても、Spring フレームワークから Java ライブラリーを使用することはできます。最新バージョンの Spring は Blueprint と互換性があります。
7.0 でサポートされない Apache OpenJPA
JPA (Java Persistence API) の Apache OpenJPA 実装は Fuse 7.0 ではサポートされません。代わりに Hibernate 実装を使用することが推奨されます。

5.5. Fuse 7.0 で置き換えられた機能

以下の機能は Fuse 7.0 で置き換えられました。

7.0 で置き換えられた Geronimo トランザクションマネージャー
Fuse 7.0 では Karaf コンテナーの Geronimo トランザクションマネージャーが Narayana に置き換えられました。
7.0 で置き換えられた Jetty コンテナー
Fuse 7.0 では Jetty コンテナーが Undertow によって置き換えられました。この変更は最初に Jetty コンテナーの内部使用のみ (Karaf コンテナー内など) に適用されます。他の Jetty コンポーネントは今後のリリースで削除される可能性があります。

第6章 Fuse 7.3 でサポートされない機能

以下の機能は、Red Hat Fuse 7.3 ではサポートされません。

サポートされない Apache Karaf EclipseLink 機能
Apache Karaf EclipseLink 機能は Fuse ではサポートされません。この機能は JPA 2.2 に依存しますが、Fuse 7.2 の Karaf コンテナーは JPA 2.1 と関連しているからです。
サポートされない Apache Aries Blueprint Web モジュール
Apache Aries Blueprint Web モジュールは Fuse ではサポートされません。Apache Camel のコミュニティー版で Blueprint Web を使用している例がありますが (個別ダウンロードとして提供)、Fuse でのサポートを意味するものではありません
Apache Karaf の Apache Camel でサポートされない PHP スクリプト言語
PHP の OSGi バンドルがないため、PHP スクリプト言語は Apache Karaf コンテナー上の Camel アプリケーションでサポートされません。PHP スクリプト言語は、JBoss EAP コンテナーおよび Spring Boot コンテナー上の Camel アプリケーションでは非推奨になりました。
Apache Karaf の Apache Camel でサポートされない Python スクリプト言語
Python の OSGi バンドルがないため、Python スクリプト言語は Apache Karaf コンテナー上の Camel アプリケーションでサポートされません。Python スクリプト言語は、JBoss EAP コンテナーおよび Spring Boot コンテナー上の Camel アプリケーションでは非推奨になりました。

第7章 既知の問題

以下の項ではバージョン 7.3 の既知の問題について説明します。

7.1. CVE セキュリティー脆弱性

Fuse はミドルウェア統合プラットフォームであるため、多くのサードパーティーコンポーネントと統合される可能性があります。そのため、サードパーティーの依存関係の一部にセキュリティーの脆弱性がある可能性を常に排除することは困難です。ここでは、Fuse 7.3 のサードパーティーの依存関係に影響する既知のセキュリティー脆弱性について説明します。

ENTESB-12489 CVE-2019-9827 - Fuse Console standalone on Amazon Web Services
セキュリティーの懸念があるため、スタンドアロンの Fuse アプリケーションを Amazon Web Services (AWS) にデプロイしないでください。この制限は、サポートされるすべてのスタンドアロン環境 (Spring Boot 1.x および 2.x、Karaf、および Red Hat JBoss Enterprise Application Platform) に適用されます。AWS に Fuse Console スタンドアロンをデプロイする場合は、Fuse 7.7 以降にアップグレードし、hawtio.disableProxy システムプロパティーを true に設定して Fuse Console のプロキシーサーブレットを無効にすることが強く推奨されます。
CVE-2017-12629 Solr/Lucene -security bypass to access sensitive data - CVE-2017-12629

Apache Solr は、Apache Lucene 検索エンジンを使用する一般的なオープンソースの検索プラットフォームです。アプリケーションが Apache Solar と Apache Lucene の組み合わせ (Camel Solr コンポーネントを使用している場合など) を使用する場合、このセキュリティー脆弱性の影響を受ける可能性があります。この脆弱性の詳細と軽減策について、リンク先のセキュリティーアドバイザリーを確認してください。

注記

Fuse ランタイムは Apache Solr や Apache Lucene を直接使用 しません。統合アプリケーションで Apache Solr と Apache Lucene を一緒に使用する場合のみセキュリティー上のリスクが発生します (Camel Solr コンポーネントを使用する場合など)。

複数の CVE jackson-databind セキュリティー脆弱性に関連する複数の CVE

FasterXML jackson-databind ライブラリーを使用し、JSON コンテンツをデシリアライズして Java オブジェクトをインスタンス化するアプリケーションは、潜在的に リモートコード実行 攻撃に脆弱です。しかし、脆弱性は自動的に発生せず、適切な軽減策を講じれば回避することができます。

最低でも以下の前提条件をすべて満たさなければ攻撃を実行することはできません。

  1. jackson-databind の JSON コンテンツのデシリアライズに対し、ポリモーフィックな型の処理を有効にする必要があります。Jackson JSON でポリモーフィックな型の処理を有効にする方法は 2 つあります。

    1. @JsonTypeInfo および @JsonSubTypes アノテーションの組み合わせを使用します。
    2. ObjectMapper.enableDefaultTyping() メソッドを呼び出します。この方法はポリモーフィックな型をグローバルで有効にするため、危険です。
  2. 現在のバージョンの jackson-databind によってブラックリストに指定されていない ガジェットクラス が 1 つ以上 Java クラスパスにあります。ガジェットクラスは、機密性の高い (潜在的に悪用可能な) 操作を、constructor または setter メソッド (デシリアライズ中に呼び出しできるメソッド) の実行による副次的な影響として定義します。Jackson JSON ライブラリーによって維持されるガジェットブラックリストは、リモートコード実行の脆弱性から守るための最後の手段になります。

jackson-databind の脆弱性に関して多くの CVE が存在するのは、多数のガジェットクラスが存在するためです。ガジェットクラスの種類別に異なる CVE が存在します。

アプリケーションで jackson-databind を使用する必要がある場合、Jackson JSON でポリモーフィックな型の処理を行わないようにし、ObjectMapper.enableDefaultTyping() メソッドを絶対に呼び出さないことが、リスクを軽減する最も重要な対策になります。

7.2. Fuse Online

Fuse Online ディストリビューションの既知の問題は次のとおりです。

ENTESB-10577 Apicurito does not support YAML Open API spec files
Fuse 7.3.0 on OpenShift では、Apicurito はデフォルトで OpenAPI 仕様ファイルを YAML 形式で生成しますが、生成された YAML ファイルを再インポートできません。現在、JSON 形式のみを Apicurito にインポートできます。
667 'null' when using "ItemAt" transformation from List<> → Number
ItemAt 変換を使用して List から Double へマップすると、データマッパーによって例外がスローされます。
1558 "Save as draft" and "Publish" buttons
Save as draft ボタンと Publish ボタンのいずれかをクリックし、手順が開始されても、両方のボタンがアクティブなままになります。
698 DB Connector: SQL parser doesn’t recognize parameters for LIKE
LIKE キーワードが含まれる SQL ステートメント (例: DELETE FROM TODO WHERE task LIKE ‘:#param’) では、LIKE キーワードを :#param などのデータマッパーパラメーターとともに使用できません。

7.3. Fuse on OpenShift

このセクションでは、OpenShift 上の Fuse アプリケーションのデプロイメントに影響する問題を取り上げます。特定のコンテナーに影響する問題の詳細は、Spring Boot、Fuse on Apache Karaf、および Fuse on JBoss EAP のセクションも参照にしてください。Fuse on OpenShift ディストリビューションの既知の問題を以下に示します。

ENTESB-10577 Apicurito does not support YAML Open API spec files
Fuse 7.3.0 on OpenShift では、Apicurito はデフォルトで OpenAPI 仕様ファイルを YAML 形式で生成しますが、生成された YAML ファイルを再インポートできません。現在、JSON 形式のみを Apicurito にインポートできます。
ENTESB-9420 karaf-camel-rest-sql: Build creation stuck on "Receiving source from STDIN as archive"
初期のマイクロバージョンの OpenShift Container Platform (OCP) 3.10 にFuse アプリケーションをビルドまたはデプロイしようとすると、エラーが発生し、ビルドがハングする可能性があります。この問題が発生した場合、この問題が修正されている OCP 3.10.34 (またはそれ以降) にアップグレードすることが推奨されます。
CDK-397 OCP preflight check uses docker v1 API which is no longer available

一部の古い CDK バージョンを使用すると、minishift の起動時に以下のエラーが発生する可能性があります。

minishift start
-- Starting profile 'minishift'
-- Check if deprecated options are used ... OK
-- Checking if https://mirror.openshift.com is reachable ... OK
-- Checking if requested OpenShift version 'v3.11.16' is valid ... FAIL

この問題を回避するには、Fuse 7.3 で CDK 3.8 以上を使用します。

ENTESB-10362 multiple class javax/activation/DataHandler from different bundles

Fuse on OpenShift にデプロイされた Karaf ベースのアプリケーションがメッセージの添付を使用する場合 (暗黙的な javax.activation パッケージの依存関係)、この問題の影響を受けます。通常、以下のようなエラーメッセージが発生します。

Caused by: java.lang.LinkageError: loader constraint violation: when resolving overridden method "org.apache.cxf.jaxrs.provider.JAXBAttachmentMarshaller.addMtomAttachment(Ljavax/activation/DataHandler;Ljava/lang/String;Ljava/lang/String;)Ljava/lang/String;" the class loader (instance of org/apache/felix/framework/BundleWiringImpl$BundleClassLoader) of the current class, org/apache/cxf/jaxrs/provider/JAXBAttachmentMarshaller, and its superclass loader (instance of <bootloader>), have different Class objects for the type javax/activation/DataHandler used in the signature

OpenShift にデプロイされた Karaf ベースのアプリケーションからこのようなエラーメッセージが出力された場合、アプリケーションの Maven プロジェクトを以下のように編集すると、この問題を修正できます。Maven プロジェクトで新しい jre.properties ファイルを以下の場所に作成します。

src/main/resources/assembly/etc/jre.properties

そして、サンプルの jre.properties ファイルからコンテンツを追加します。

アプリケーションが再デプロイされたとき、このカスタム jre.properties ファイルは Karaf マイクロコンテナーの デフォルトの JRE プロパティーをオーバーライドします。特に、jre.properties ファイルはデフォルトでは存在しない以下の行を jre-1.8 プロパティーに追加します。

javax.activation;version="1.1", \
注記

Fuse スタンドアロンの Apache Karaf はこの問題の影響を受けません。

7.4. Fuse on Spring Boot

Fuse on Spring Boot の既知の問題は次のとおりです。

ENTESB-10486 Failing CXF tests on AIX using Karaf runtime

Fuse 7.3 GA リリースでは、IBM AIX 7.2 プラットフォーム上で Apache CXF を Spring Boot スタンドアロンコンテナーと使用するには以下の回避策が必要です。Spring Boot アプリケーションを実行するときに、Java システムプロパティー java.version=1.8.0_131 を設定します。たとえば、Spring Boot アプリケーションを Maven プロジェクトから実行するには、以下を実行します。

mvn spring-boot:run -Djava.version=1.8.0_131

7.5. Fuse on Apache Karaf

Fuse on Apache Karaf の既知の問題は次のとおりです。

ENTESB-10487 keycloak-cxf quickstart test fails with RH-SSO 7.3.0.GA
Fuse 7.3 GA リリースでは、Apache Karaf のクイックスタートパッケージに quickstarts/security/keycloak/keycloak-cxf クイックスタートが含まれています。Red Hat Single Sign-On(RH-SSO)7.3.0.GA に対してこのクイックスタートをテストする場合は、verify-token-audience プロパティーが etc/jaxws-keycloak.json ファイルおよび etc/jaxrs-keycloak.json ファイルの false に設定されていることを確認する必要があります。詳細は ENTESB-10487 を参照してください。
ENTESB-10486 Failing CXF tests on AIX using Karaf runtime

Fuse 7.3 GA リリースでは、IBM AIX 7.2 プラットフォーム上で Apache CXF を Apache Karaf コンテナーと使用するには以下の回避策が必要です。$KARAF_HOME/etc/system.properties ファイルを編集し、以下の行を追加します。

java.version=1.8.0_131
ENTESB-8140 Start level of hot deploy bundles is 80 by default

Fuse 7.0 GA リリースの Apache Karaf コンテナーでは、ホットデプロイバンドルの開始レベルがデフォルトで 80 になっています。これにより、同じ開始レベルを持つシステムバンドルや機能が多く存在するため、ホットデプロイバンドルに問題が発生することがあります。この問題を回避し、ホットデプロイバンドルが確実に開始するようにするには、etc/org.apache.felix.fileinstall-deploy.cfg ファイルを編集し、felix.fileinstall.start.level 設定を以下のように変更します。

felix.fileinstall.start.level = 90
ENTESB-7664 Installing framework-security feature kills karaf

framework-security オプションを使用して --no-auto-refresh OSGi 機能をインストールしないと、Apache Karaf コンテナーがシャットダウンします。以下に例を示します。

feature:install -v --no-auto-refresh framework-security

7.6. Fuse on JBoss EAP

Fuse on JBoss EAP の既知の問題は次のとおりです。

ENTESB-10400 Performance regression in camel-cbr-xpath integration example on EAP
Fuse 7.3 on JBoss EAP での XPath と Camel の統合に影響するパフォーマンス低下がテストによって発見されました。テストケースには、指定の XPath 式に対してメッセージの内容を評価するCamel のコンテンツベースルートが関係します。
ENTESB-10401 Performance regression in camel-cxf-proxy-xslt integration example on EAP
Camel XSLT コンポーネントと Fuse 7.3 on JBoss EAP の統合に影響するパフォーマンス低下がテストによって発見されました。テストケースには、SOAP メッセージの CXF エンドポイントへの送信が関係し、Camel XSLT コンポーネントを介して呼び出される XSL スクリプトによってメッセージが処理されます。
ENTESB-10402 Performance regression in Fuse Http Camel SSH integration example on EAP
Camel SSH コンポーネントと Fuse 7.3 on JBoss EAP の統合に影響するパフォーマンス低下がテストによって発見されました。テストケースには、HTTP メッセージの Jetty HTTP エンドポイントへの 送信が関係し、SSH エンドポイントの呼び出しにメッセージが使用されます (Camel SSH コンポーネントを使用)。

7.7. Apache Camel

Apache Camel の既知の問題は次のとおりです。

ENTESB-7469 Camel Docker component cannot use Unix socket connections on EAP
Fuse 7.0 より、camel-docker コンポーネントは UNIX ソケットではなく REST API のみを介して Docker に接続できます。
ENTESB-5231 PHP script language does not work
PHP の OSGi バンドルがないため、PHP スクリプト言語は Apache Karaf コンテナー上の Camel アプリケーションでサポートされません
ENTESB-5232 Python language does not work
Python の OSGi バンドルがないため、Python スクリプト言語は Apache Karaf コンテナー上の Camel アプリケーションでサポートされません
ENTESB-2443 Google Mail API - Sending of messages and drafts is not synchronous
メッセージまたは下書きを送信すると、応答には ID を持つ Message オブジェクトが含まれます。API への別の呼び出しを介してこのメッセージを即座に取得できない可能性があります。このような場合、待機して呼び出しを再試行する必要があります。
ENTESB-2332 Google Drive API JSON response for changes returns bad count of items for the first page
変更に対する Google Drive API JSON 応答によって返される最初のページのアイテム数は適切でありません。リスト操作の maxResults を設定すると、最初のページにすべての結果が返されないことがあります。この場合、複数のページを確認して完全リストを取得する必要があります (新しいリクエストに pageToken を設定して行います)。

第8章 Fuse 7.3.1 で解決された問題

以下の表に Fuse 7.3.1 で解決された問題を示します。

表8.1 Fuse 7.3.1 で解決された問題

問題説明

ENTESB-10745

application-templates の存在しないタグ。

ENTESB-10716

F-M-P が 1.3 ではなく 1.3.1 タグを参照する。

ENTESB-10613

Fuse Online 7.3 をインストールできない。

ENTESB-10591

CVE-2016-2510 camel: bsh2: デシリアライズによるリモートコードの実行 [fuse-7.2.0]

ENTESB-10590

CVE-2017-15691 uimaj: uima: XML 外部エンティティー拡張 (XXE) により、攻撃者は任意コードを実行できる [fuse-7.2.0]。

ENTESB-10558

CVE-2018-11798 camel-thrift: thrift: 不適切なアクセス制御により web サーバー docroot パス外部のファイルにアクセスが付与される [fuse-7.2.0]。

ENTESB-10557

CVE-2018-11798 libthrift: thrift: 不適切なアクセス制御により web サーバー docroot パス外部のファイルにアクセスが付与される [fuse-7.2.0]。

ENTESB-10489

camel cxf によってスローされる同時変更例外

ENTESB-10401

EAP の camel-cxf-proxy-xslt インテグレーション例のパフォーマンス不具合

ENTESB-10400

EAP の camel-cbr-xpath インテグレーション例のパフォーマンス不具合

ENTESB-10316

Fuse Online: サードパーティー (カスタム) camel コンポーネントでコネクターエクステンションを使用した場合の Null Pointer 例外。

ENTESB-10847

Spring-boot-camel-xa クイックスタートが古いバージョンの bom を (7.3.1.fuse-731003-redhat-00002) を参照する。

ENTESB-10809

[Hawtio on Karaf + RHSSO] RHSSO と Hawtio のインテグレーションで FileNotFoundException が発生。

ENTESB-10823

[Hawtio] 認証がなくても URL で直接 Hawtio にアクセスできる [7.3.1]

GH-5365

Fuse Online の syndesis: 組み込み Atlasmap を使用してマッピングを設定すると、ajax リクエストの無限ループが開始され、サーバーの再起動の原因となる。

第9章 Fuse 7.3 で修正された問題

以下のセクションには、Fuse 7.3 で修正された問題が記載されています。

9.1. Fuse 7.3 で改良された機能

以下の表に Fuse 7.3 で改良された機能を示します。

表9.1 Fuse 7.3 で改良された機能

問題説明

ENTESB-9342

Elytron での Undertow エンドポイントセキュア化のサポート

ENTESB-9809

[camel-slack] ハードコードされた URL のパラメーター化

ENTESB-9731

インストーラーは EAP のサポートされるバージョンを検証すべき

ENTESB-9729

HTTP プロデューサー - コンテンツ長ヘッダーの無視

ENTESB-9846

全 Camel/Fuse SpringBoot ベースクイックスタート/テンプレート/ブースターの分類子の使用を削除

ENTESB-9826

データソース作成により同じ名前の DS が複数登録される

ENTESB-9825

Fuse 7 の子コンテナーが作成可能な Karaf コマンドをブラックリスト

ENTESB-9913

DB2 11.1 の認定を検討

ENTESB-7299

独自のリポジトリーから Fuse 7 クイックスタートを移動する可能性を評価

ENTESB-9770

Fuse Camel への Port AS2 コンポーネント

ENTESB-9394

My SQL 8.0 の認定を検討

ENTESB-9923

Camel RAW() パーサーをより柔軟にする

ENTESB-9132

カスタム PersistenceManager の Elytron クレデンシャルストアを新しい felix.configadmin 1.9.0 で使用する

ENTESB-10265

KARAF-6167 のバックポート

ENTESB-10081

[Hawtio] ProxyWhitelist - 自動的に収集された IP アドレスの除外/制御

ENTESB-9346

camel-rest-swagger の追加

ENTESB-9638

AMQ 7.2 ブローカーに合わせるため Fuse の AMQ 7.1.1 クライアントを AMQ 7.2 に更新

ENTESB-8155

Fuse ランチャーブースターの作成 - Istio - 分散トレース

9.2. Fuse 7.3 の機能リクエスト

以下の表に Fuse 7.3 の機能リクエストを示します。

表9.2 Fuse 7.3 の機能リクエスト

問題説明

ENTESB-9560

3scale によって検出されるされるように openapi ドキュメントを生成するクイックスタートを更新

ENTESB-10270

camel-ipfs のサポートを追加

ENTESB-9480

Hawtio Console から MDC カスタムプロパティーのロギングを認識できない

ENTESB-10260

EAP 7.2 から Artemis/QPid/Proton ライブラリーをアップグレード

9.3. Fuse 7.3 で解決されたバグ

以下の表に Fuse 7.3 で解決されたバグを示します。

表9.3 Fuse 7.3 で解決されたバグ

問題説明

ENTESB-9249

camel-wildfly 例の fuse-bom の使用

ENTESB-9803

汎用の camel REST DSL テストのセットを作成

ENTESB-9758

Elytron での CXF RS エンドポイントのテスト

ENTESB-9747

fuse-eap-bom から冗長な依存関係の再定義を削除

ENTESB-9739

Fuse の Grafana ダッシュボードの作成

ENTESB-9722

cxf-jaxws-secure サンプルから未使用の CXF インターセプターを削除

ENTESB-9721

https://github.com/jboss-fuse/fuse-karaf/ から quickstarts dir を削除

ENTESB-9720

新たに再パッケージされた BOM org.jboss.redhat-fuse を使用するよう karaf-quickstarts を更新

ENTESB-9714

Elytron によってセキュア化される CXF RS サンプルを追加

ENTESB-9850

[camel-irc] camel 修正のチェリーピック

ENTESB-9834

テンプレート SIFT ロギング設定の提供

ENTESB-9573

REST DSL クイックスタート: サービス検出をサポートする製品化された FMP バージョンの更新

ENTESB-10126

camel-sjms テストリファクタリングのバックポート

ENTESB-10079

javax.annotation 1.2 および 1.3 との間で決定/調整

ENTESB-10055

CAMEL-13066 のバックポート

ENTESB-10057

CAMEL-13072 のバックポート

ENTESB-10056

CAMEL-13077 のバックポート

ENTESB-10043

EAP 7.2 から Hibernate と適合

ENTESB-10040

google-calendar-stream が Karaf で動作しない

ENTESB-10013

CAMEL-12498 のバックポート

ENTESB-10006

CAMEL-12980 を jboss-fuse/camel へバックポート

ENTESB-10004

CAMEL-13044 のバックポート

ENTESB-10000

CAMEL-13041 のバックポート

ENTESB-9973

QL コンポーネントを非推奨/削除

ENTESB-9947

CAMEL-12932 のバックポート

ENTESB-9946

CAMEL-12631 のバックポート

ENTESB-9928

FUSE 7.3 CXF ブランチのシステムテストが http-undertow トランスポートに対して実行されるようにする

ENTESB-9909

7.2 を示すよう Fuse Online のドキュメントリンクを更新

ENTESB-10169

Karaf/EAP の Fuse Console: PatternFly 4 への部分アップグレード

ENTESB-10262

Salesforce Maven プラグイン改良点のバックポート

ENTESB-10307

CAMEL-13284 のバックポート

ENTESB-10271

Karaf の exit コマンドが無効

ENTESB-9835

CAMEL-12774 のバックポート

ENTESB-9175

OpenShift Online Catalog には Fuse 7 エントリーのみが含まれるべきである

ENTESB-10035

Camel が無効な CXF ランタイムバージョン cxf-rt-ws-policy をリークする

ENTESB-10015

hibernate-jpa-2.1-api の依存関係を削除

ENTESB-9180

Spring-Boot - Narayana: 最新バージョンへのアップグレードおよび孤立検出の内部チェックの使用

ENTESB-10030

CAMEL-13012 のバックポート

ENTESB-10029

CAMEL-13008 のバックポート

ENTESB-10027

CAMEL-13005 のバックポート

ENTESB-10028

CAMEL-13006 のバックポート

ENTESB-10026

CAMEL-13063 のバックポート

ENTESB-10025

CAMEL-13061 のバックポート

ENTESB-10024

CAMEL-13059 のバックポート

ENTESB-10023

CAMEL-13058 のバックポート

ENTESB-10022

CAMEL-13054 のバックポート

ENTESB-9866

Fuse console operator

ENTESB-10197

activemq-client を 630377 に更新 (Fuse 6.3.R11)

ENTESB-10038

エンドポイントがオフラインのときにジオコーダーが失敗する

ENTESB-10065

CAMEL-13123 のバックポート

ENTESB-10021

CAMEL-13042 のバックポート

ENTESB-10205

AMQ 7.2.3 リリースへの適合

ENTESB-10311

Camel K Runtime によって使用されるユーティリティーメソッドのバックポート

ENTESB-10300

Fuse 7.3 の camel-jbpm のサポートを削除

ENTESB-9843

CXF 3.2 と動作するよう jboss-fuse/camel/2.21.x.redhat-7-x を調整

ENTESB-9730

EAP 7.2 から CXF 3.2 を使用した調査

ENTESB-9734

EAP 7.2 から Undertow 2 を使用した調査

ENTESB-9732

ENTESB-8088 の変更後に camel-linkedin クイックスタートを更新

ENTESB-10112

example-camel-distro アーティファクトを zip に変換

ENTESB-8162

キット (スタンドアロン) に camel-infinispan が同梱されるかどうか確認

ENTESB-10255

Syndesis integration-bom が製品化された atlasmap に適合しない

ENTESB-10280

CAMEL-13082 のバックポート

ENTESB-10281

CAMEL-13185 のバックポート

ENTESB-10070

CAMEL-13132 のバックポート

ENTESB-9510

camel-servlet を OSGI サービスとして公開

ENTESB-9481

EndpointValidation の失敗時に ValidationException がスローされない

ENTESB-9818

メトリクスラベルの値が 2 重引用符で 2 回囲まれる

ENTESB-9814

Hawtio: OSGi Features タブに 「Add repository」と「Remove repository」ボタンがなくなった

ENTESB-9765

org.osgi.service.http.port への変更が Fuse ブランディングに反映されていない

ENTESB-9757

BusDeploymentAspect が誤ったクラスローダーを使用して CXF DefaultBus を作成する

ENTESB-9750

karaf-camel-rest-sql で Swagger が動作しない

ENTESB-9748

Jetty 9.4.12 へのアップグレード後に CAMEL-12911 を修正

ENTESB-9719

[camel-salesforce] API による InvalidFormatException のスローを制限

ENTESB-9643

[camel-jcache] MBean が適切にアンデプロイされない

ENTESB-9885

Apicurito ウィザードの誤記

ENTESB-9869

[camel-rest, camel-swagger-java] swagger.json の誤ったプロトコル

ENTESB-9868

Camel rest DSL が SSL 設定および spring-boot の API ドキュメントと動作しない

ENTESB-9867

fabric8-quickstarts/karaf-cxf-rest のビルドが破損している

ENTESB-9851

7.3 で secure-soap クイックスタートが NPE をスローする

ENTESB-9848

2.21.xredhat-7-x ブランチの camel の CamelCxfClientImpl コンパイルエラーを修正

ENTESB-9845

camel ルート再起動後に ClassNotFoundException が発生

ENTESB-9837

外部 AMQ-7 に接続する JMS 上で CXF JAX-RS を使用すると断続的なエラーが発生

ENTESB-9829

「No tests found in org.apache.camel.impl.validator.ValidatorXmlSchemaTest」の修正

ENTESB-9828

失敗する CamelInfinispanTest のテストによって検出された問題を修正

ENTESB-9821

[camel-dropbox] DropboxAPIFacade.java の修正

ENTESB-9820

[camel-dropbox] put 操作の問題

ENTESB-10272

Camel-hl7 クイックスタートが新しい fuse-karaf でインストールできない

ENTESB-10124

[Hawtio EAP] 右側のアクションが含まれるドロップダウンメニューで無効化されたボタンを使用できる

ENTESB-10118

[karaf] karaf の展開が OSX で動作しない

ENTESB-10116

[FUSE-KARAF] ssh 接続が切断される

ENTESB-10114

cxf-wsn 機能をインストールできない

ENTESB-10093

Fuse 7 Karaf コンソールに暗号化コマンドが存在しない

ENTESB-10064

IllegalArgumentException により blueprint.xml ファイルがすべてデプロイできない。サポートされない http://javax.xml.XMLConstants/property/accessExternalDTD

ENTESB-10050

camel-telegram が spring-boot で動作しない

ENTESB-10044

CAMEL - 13093 を Red Hat Fuse 7.x および 6.3 にバックポート

ENTESB-10041

CAMEL-13098 のバックポート

ENTESB-9238

CVE-2018-1131 camel: infinispan: XML および JSON トランスコーダーのデータのデシリアライズ [fuse-6.3.0]

ENTESB-9237

CVE-2018-1131 camel: infinispan: XML および JSON トランスコーダーのデータのデシリアライズ [fuse-7.0.0]

ENTESB-10011

アップストリームからの IRC コネクター修正のバックポート

ENTESB-10008

Windows 10 の初期化中に Fuse 7.x がフリーズする

ENTESB-9998

[リグレッション] spring-boot で camel-servicenow を実行できない

ENTESB-9997

Camel-Salesforce Karaf 機能が動作しない

ENTESB-9984

application-templates に製品化された修正が含まれるべき

ENTESB-9983

application-templates が古いクイックスタートを参照する

ENTESB-9979

org.apache.camel.itest.karaf.CamelOptaplannerTest.test によって検出された問題の修正

ENTESB-9976

[Hawtio on Spring Boot] web ブラウザーで更新後またはクリックして戻った後に見つからないページ

ENTESB-9964

[Fuse_on_EAP] Camel FTPS が java.lang.NoClassDefFoundError: javax/net/ssl/SSLException をスロー

ENTESB-9962

karaf - ${karaf.home}/etc は etc 設定で ${karaf.etc} を使用すべき

ENTESB-9961

[Hawtio Springboot] Authentication for new connection doesn’t work (新しい接続の認証が動作しない)

ENTESB-9960

javax.ws.rs-api-version の適合

ENTESB-9955

spring-boot-camel-xa - 2 found in /deployments (expected 1)

ENTESB-9952

karaf-cxf-rest クイックスタートにプローブがない

ENTESB-9950

[Fuse Karaf] 7.3 dev ビルドにクイックスタートがない

ENTESB-9945

spring-boot-cxf-jaxrs クイックスタートが動作しない

ENTESB-9943

camel-linkedin: EAP で fields プロパティーの動作が異なる

ENTESB-9941

cxf-transport-jetty で null ポインター

ENTESB-9933

Fuse のメタスペースが ProxyClassLoader クラスで満たされる

ENTESB-9927

EAP の camel-irc にモジュール依存関係がない

ENTESB-10306

org.glassfish javax.el 3.x の置き換えが正しくない

ENTESB-10264

camel-sql が入れ子の簡単な式を解決できない

ENTESB-9289

CVE-2017-7656 jetty: range ヘッダーを使用した HTTP リクエストスマグリング [fuse-7.0.0]

ENTESB-9287

CVE-2017-7658 jetty: 不適切なヘッダー処理 [fuse-7.0.0]

ENTESB-9288

CVE-2017-7657 jetty: HTTP リクエストスマグリング [fuse-7.0.0]

ENTESB-10267

OSGi での Servlet API 解決エラー

ENTESB-10177

「Unable to initialize bean kc-cxf-endpoint-config」により Keycloak-cxf クイックスタートが失敗する

ENTESB-10287

keycloak-httpservice クイックスタートの問題

ENTESB-9852

CXF 3.2.x へのアップグレード後に keycloak-cxf クイックスタートが失敗する

ENTESB-10108

CXF JAX-RS 優先度が再び Karaf で動作しない

ENTESB-9830

テスト MllpTcpClientProducerConnectionErrorTest.testConnectionResetAndServerShutdownBeforeSendingHL7Message の失敗によって検出された問題の修正

ENTESB-10328

ccxf-parent-3.1.11.fuse-720057-redhat-00001.pom と Fuse 7.2 karaf コンテナー間での commons-lang アーティファクトバージョンのミスマッチ

ENTESB-9987

プラットフォーム間で異なるバージョンの Undertow

ENTESB-10297

karaf-camel-log: ClassNotFoundException: javax.servlet.Servlet

ENTESB-10007

javax.ws.rs-api は 2.1.1 であるべき

ENTESB-9528

restlet に patch メソッドがない

ENTESB-10198

Spring Boot BOM の適合されていないバージョンの Narayana

ENTESB-10357

プロファイルに fuse-extras-distro 製品ライセンスの変更を反映

ENTESB-10380

18 個の機能をインストールできない

ENTESB-10160

camel-linkedin - IllegalArgumentException: linkedin 認証中のアプリケーション承認エラー

ENTESB-10379

開始レベルが 50 未満でもマネージャーロールが setStartLevel を実行できる

ENTESB-10308

Fuse 7.2 に含まれる pax-jdbc-postgresql の誤ったアーティファクトバージョン

ENTESB-10161

[Fuse Online] view_log_on_openshift ボタンで誤ったページにリダイレクトされる

ENTESB-9965

org.apache.karaf.specs.timeoutを削除する必要がある

ENTESB-9174

camel yammer コンポーネントが存在しないページにアクセスする

ENTESB-10181

Undertow 2 へのアップグレード後に Camel Undertow テストに失敗する

ENTESB-10168

rest-swagger のパス解決にパス全体が含まれない

ENTESB-10075

ClassNotFoundException: com.sun.el.ExpressionFactoryImpl not found by org.hibernate.validator

ENTESB-9975

[Hawtio Spring Boot] Debug 属性が読み取り専用状態を変更

ENTESB-10121

Cxf-soap、keycloak-httpservice quickstart - サーブレットエイリアスの変更中、ログに java.io.FileNotFoundException が存在

ENTESB-9745

oc バージョンに別の oc の発生が含まれると Fuse Online のインストールが動作しない

ENTESB-10292

karaf 機能をインストールできない

ENTESB-9993

プラットフォーム間で異なるバージョンの Spring

ENTESB-10095

Karaf BOM に誤ったバージョンの javax.ws.rs-api 依存関係が含まれる

ENTESB-9990

プラットフォーム間で異なるバージョンの Narayana

ENTESB-9727

org.apache.servicemix.bundles.jasypt-1.9.3.redhat_3.jar を同梱または関連する修正を取得

ENTESB-10289

Camel-linkedin クイックスタートは jetty に依存するため、servlet-api < 4.0 に依存する

ENTESB-9629

Maven ラッパーは Windows のブースターで動作しない

ENTESB-10294

javassist を 3.24.0-GA にアップグレード

ENTESB-9992

プラットフォーム間で異なるバージョンの Hibernate

ENTESB-9766

narayana-spring-boot は Fuse バージョンの kubernetes-client と適合しない

ENTESB-10185

Hibernate のアップグレード後に Camel BAM テストに失敗する

ENTESB-10309

機能をインストールできない

ENTESB-10299

FMP がイメージストリーム 1.3 を想定する

ENTESB-10338

fuse karaf: ServletContainerInitializer の警告

ENTESB-10356

karaf-camel-amq、karaf-camel-rest-sql: 準備プローブが動作しない

ENTESB-9953

ffabric8-maven-plugin - マッチする RBAC ポリシーがない

ENTESB-10371

Spring Boot BOM が hibernate-core を定義しない

ENTESB-10361

camel-undertow: xnio-nio がインストールされない

ENTESB-9622

karaf イメージに誤った KARAF_FRAMEWORK_VERSION env がある

ENTESB-10422

org.apache.kafka:kafka-clients のライセンス情報がない

ENTESB-10419

Syndesis が Fuse ディストリビューションとは異なるバージョンの Spring boot を使用する

ENTESB-10352

Fuse 7.3 の拒否リストに登録された機能

ENTESB-10440

spring-camel-dozer: javax.el missmatch

ENTESB-10438

karaf-camel-rest-sql: タイプ org.apache.camel.spi.RestConsumerFactory のサーブレットのレジストリーに bean が見つからない

ENTESB-10439

karaf-camel-amq: ClassNotFoundException: io.netty.handler.ssl.OpenSslX509KeyManagerFactory not found by io.netty.handler

ENTESB-10017

CVE-2018-11788 karaf: XML 外部エンティティー処理 [fuse-7.2.0]

ENTESB-10396

Windows Server 2016 の Karaf Console の ReadConsoleInput エラー

ENTESB-10332

Hawtio: 汎用 Features からの機能のインストール中にエラー

ENTESB-10276

"Hawtio + Keycloak - 「logout」ボタン/リンクがない

ENTESB-9137

Hawtio: 一部機能のインストールによって Hawtio コンソールの接続が切断される

ENTESB-9453

Fuse Online サポートページのバージョンに「Ignite」が含まれる

ENTESB-9208

XA トランザクションが MSSQL データベースと動作しない

ENTESB-9736

org.apache.kafka:kafka_2.11:jar:2.0.0.redhat-00003 は Camel 向けにビルドされていない

ENTESB-9211

ネイティブライブラリー db2jcct2 のロードに失敗

ENTESB-10472

application-templates: 誤った spring-boot-camel-xa タグを示す

ENTESB-10078

Karaf に javax.annotation 1.3 バージョンがない

ENTESB-10086

camel-jsonpath 機能の依存関係の 1 つ json-smart-action が redhat-fuse-7.2.0-offline-manifest ファイルにリストされない

ENTESB-10444

アップストリーム jira https://issues.apache.org/jira/browse/CAMEL-12638 を Fuse 7.3 に追加

ENTESB-9926

誤ったラベル - Generate Fuse 7.1 Camel Project

ENTESB-10127

want および required 属性を両方 true に設定すると CXF http-undertow トランスポートが相互の SSL と動作しない

ENTESB-10429

syndesis の integration-bom で Camel バージョンが製品化されたバージョンに対して置き換えされない

ENTESB-10468

[Hawtio] 認証がなくても URL で直接 Hawtio にアクセスできる

ENTESB-10184

blueprint.core 1.10 へのアップグレード後に CxfEndpointBeansTest テストに失敗する

ENTESB-10533

istio ブースタードキュメントの問題

ENTESB-10393

Fuse 7.3 CR1 on EAP に製品化されたクイックスタートが含まれない

ENTESB-10249

rhba-features ファイルに Jackson バンドルがない

ENTESB-10576

クイックスタートが製品化されていない BOM を示している

ENTESB-10009

EAP 7.2 の Fusesource コンポーネントのリストア

ENTESB-10549

CVE-2018-11788 karaf: XML 外部エンティティー処理 [fuse-6.3.0]

ENTESB-10383

デプロイメントの設定で NPEの により EAR デプロイメントに失敗する

ENTESB-9191

CXF エンドポイントで WAR ごとに複数の Elytron セキュリティードメイン

ENTESB-9733

EAP 7.2 への更新

ENTESB-10512

デフォルトで Fuse Karaf の etc/key.properties 管理ロールに ssh ロールがない

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