第4章 AMQ to REST API サンプルインテグレーションの実装
このサンプルインテグレーションは Red Hat AMQ ブローカーに接続し、仮の企業の商品配達記録を取得します。その後、インテグレーションは記録に対してカスタムステップを実行し、受領時に破損した商品を特定します。単純なデータマッピングの後に、インテグレーションは REST API に接続し、破損した商品の仕入先連絡先情報を取得します。
他のサンプルインテグレーションは Fuse Online に組み込まれているコネクターとデータオペレーションを使用します。このインテグレーションはこの他に、以下の手順で Fuse Online のカスタマイズおよび拡張を実行する指示も提供します。
- エクステンションをアップロードしてカスタムのデータオペレーションを追加。
- OpenAPI ドキュメントをアップロードして、カスタム REST API クライアントコネクターを追加。
Fuse Online はエクステンションファイルと OpenAPI ドキュメントを提供します。
前提条件
- Fuse Online にログインしている必要があります。
- 管理者が Fuse Online サンプルデータを追加した OpenShift Container Platform プロジェクトで実行されている Fuse Online 環境で作業しています。この環境では、インテグレーションが想定どおり動作することを確認するためのサンプル PostgresDB 接続、AMQ Broker、および To Do アプリケーションが提供されます。
AMQ to REST API サンプルインテグレーションを実装するための主なステップは次のとおりです。
4.1. AMQ コネクションの作成
AMQ to REST API サンプルインテグレーションは、OpenShift プロジェクトで提供される AMQ ブローカー (Red Hat AMQ) に接続して開始します。インテグレーション自体の作成を開始する前に、ブローカーを起動して、そのブローカーへのコネクションを作成する必要があります。
手順
ブローカーが起動していることを確認します。
- ブラウザーで OpenShift Web コンソールに移動します。
- コンソールで、Project をクリックします。
- Overview ページの Inventory セクションで Services をクリックします。
-
broker-amq-tcp をクリックした後、Pods をクリックします。Pod の状態は
Runningである必要があります。
AMQ コネクションを作成します。
- Fuse Online の左パネルで Connections をクリックし、利用可能なコネクションを表示します。
- Create Connection をクリックし、Fuse Online コネクターを表示します。
- Red Hat AMQ コネクターを表示します。
以下を入力してコネクションを設定します。
-
Broker URL フィールドに、データの取得元となる場所として
tcp://broker-amq-tcp:61616を入力します。 -
User name フィールドに、この AMQ ブローカーにアクセスするアカウントのユーザー名として
amqを入力します。 -
Password フィールドに、この AMQ ブローカーにアクセスするアカウントのパスワードとして
topSecretを入力します。 - 他のフィールドは空白のままにします。
-
Broker URL フィールドに、データの取得元となる場所として
- Validate をクリックします。Fuse Online では即座にコネクションの検証が試行され、バリデーションの成功または失敗を示すメッセージが表示されます。バリデーションに失敗した場合は、入力した値を確認して再度検証を行います。
- バリデーションに成功したら Next をクリックします。
-
Name フィールドに、このコネクションを別のコネクションと区別するために使用する名前を入力します。たとえば、
Red Hat AMQ Broker 1を入力します。 -
Description は任意のフィールドで、このコネクションに関する便利な情報を入力します。たとえば、
Connection to the provided Red Hat AMQ message brokerを入力します。 - Save をクリックし、作成したコネクションが利用可能になったことを確認します。上記の例の名前を入力した場合は、Red Hat AMQ Broker 1 が利用可能であることが確認できます。