1.2. Apache Karaf のアーキテクチャー

Apache Karaf は、以下の機能で OSGi レイヤーを拡張します。

  • コンソール - コンソールはサービスを管理し、アプリケーションとライブラリーをインストールして管理し、Fuse ランタイムと対話します。Fuse のインスタンスを管理するコンソールコマンドを提供します。Apache Karaf コンソールリファレンス を参照してください。
  • ロギング - ロギングサブシステムは、ログレベルを表示、閲覧、および変更するためのコンソールコマンドを提供します。
  • デプロイメント - bundle:install および bundle:start コマンドを使用した OSGi バンドルの手動デプロイメントと、アプリケーションのホットデプロイメントの両方をサポートします。「ホットデプロイメント」を参照してください。
  • プロビジョニング: アプリケーションとライブラリーをインストールするための複数のメカニズムを提供します。9章機能のデプロイを参照してください。
  • 設定 - InstallDir/etc フォルダーに保存されるプロパティーファイルは継続的に監視され、それらの変更は自動的に設定可能な間隔で関連するサービスに伝播されます。
  • Blueprint: OSGi コンテナーとの対話を簡素化する依存関係注入フレームワークです。たとえば、OSGi サービスのインポートおよびエクスポート用の標準 XML 要素を提供します。Blueprint 設定ファイルをホットデプロイメントフォルダーにコピーすると、Red Hat Fuse は OSGi バンドルを時に生成し、Blueprint コンテキストをインスタンス化します。