2.2. Fuse Online 7.10 の新機能

Fuse Online 7.10 は以下の新機能を提供します。

  • Red Hat Managed Kafka への接続のサポート

    Red Hat Managed Kafka への接続をサポートするために、Kafka Message Broker コネクターには以下のフィールドが含まれています。

    • セキュリティープロトコル
    • SASL メカニズム
    • ユーザー名
    • Password
    • SASL ログインコールバックハンドラークラス
    • OAuth トークンエンドポイント URI

      詳細は、Fuse Online のアプリケーションおよびサービスへの接続第 15 章 Kafka への接続 を参照してください。

  • 統合ラベル

    統合を保存すると、1 つ以上のラベルを適用できます。ラベルは、後で OpenShift でフィルタリングおよび選択するために、統合 (または他の OpenShift リソース) に適用できるキーと値のペアのタグです。たとえば、OpenShift 管理者ユーザーは、実行中の Pod またはデプロイメントのリストをラベルでフィルタリングできます。

  • 統合環境変数

    任意で、インテグレーションを保存するときに、Fuse Online がインテグレーション Pod に適用する 1 つ以上の環境変数を設定できます。これらの環境変数を使用して Spring Boot 設定オプションを設定できます。たとえば、SERVER_MAX_HTTP_HEADER_SIZE などを設定できます。手動で設定される既存の環境変数は保持されます。

    インテグレーションを保存する際に、Fuse Online にこれらの環境変数を設定しても、たとえば、OpenShift Web コンソールインターフェイスなどを介して手動で設定された他の環境設定が変更されたり、影響を受けたりしないことに注意してください。

  • Maven ミラーの設定

    インテグレーションをビルドするときに Fuse Online が Maven アーティファクトにアクセスするために使用する Maven リポジトリーを指定できます。Syndesis カスタムリソースで、Maven リポジトリーを components:server:features:maven:mirror 設定の値として指定します。